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ふところ‐つごう【懐都合】‥ガフ🔗🔉

ふところ‐つごう懐都合‥ガフ (→)「ふところぐあい」に同じ。 ⇒ふところ【懐】

ふところ‐で【懐手】🔗🔉

ふところ‐で懐手】 ①手をふところへ入れていること。〈[季]冬〉。源氏物語初音「―ひきなほしつつ」 ②人にまかせて自分は何もしないこと。浄瑠璃、栬狩剣本地「ぬつくりと―で見てゐようと思ふか」。「―でもうける」 ⇒ふところ【懐】

ふところ‐てじょう【懐手錠】‥ヂヤウ🔗🔉

ふところ‐てじょう懐手錠‥ヂヤウ 江戸時代の刑罰の一つ。両手を内懐に入れて縛り、縛り目に封印をする。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「これ見てたもと市松が肌を脱がせば―」 ⇒ふところ【懐】

ふところ‐でっぽう【懐鉄砲】‥パウ🔗🔉

ふところ‐でっぽう懐鉄砲‥パウ 拳銃けんじゅう。ピストル。浄瑠璃、近江源氏先陣館「和田兵衛秀盛が南蛮流の―受けて見よ」 ⇒ふところ【懐】

ふところ‐どけい【懐時計】🔗🔉

ふところ‐どけい懐時計(→)懐中時計に同じ。 ⇒ふところ【懐】 ○懐にするふところにする 携行する。懐中する。また、手に入れる。「大金を―」 ⇒ふところ【懐】 ○懐を痛めるふところをいためる 自分の所持金を使う。自腹を切る。 ⇒ふところ【懐】 ○懐を肥やすふところをこやす 不当の利を得る。腹を肥やす。私腹を肥やす。 ⇒ふところ【懐】

ふと‐ざい【太材】🔗🔉

ふと‐ざい太材】 太い木材。

ふと‐ざお【太棹】‥ザヲ🔗🔉

ふと‐ざお太棹‥ザヲ ①細棹・中棹に比して、棹が太く胴も大きい三味線。また、その棹。義太夫節のほか津軽三味線などに用いる。ふと。 ②義太夫節の異称。

ふと・し【太し】🔗🔉

ふと・し太し】 〔形ク〕 ⇒ふとい

ふと‐じ【太字】🔗🔉

ふと‐じ太字】 線の太い字。「―用のペン」

ふどし【褌】🔗🔉

ふどし】 ふんどし。好色一代男1「―も人を頼まず、帯も手づから前に結び」

ふと‐し・く【太敷く】🔗🔉

ふと‐し・く太敷く】 〔他四〕 ①柱などをいかめしく建てる。宮殿を立派につくる。広敷く。広知る。太知る。太高敷く。万葉集1「秋津の野辺に宮柱―・きませば」 ②立派に天の下を治める。万葉集2「瑞穂の国を神ながら―・きまして」

広辞苑 ページ 17315