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ふな‐のりこみ【船乗込み】🔗🔉

ふな‐のりこみ船乗込み】 船による乗込み。特に、歌舞伎の名優が大坂に初めて乗り込む時、あるいは大坂の俳優が久しぶりに江戸から帰った時、歓迎のために行われた儀式。俳優や関係者などが主な川筋を航行し、道頓堀へ着き劇場に入る。

ふな‐ば【船場】🔗🔉

ふな‐ば船場】 船の出入りする所。ふなつき。はとば。浄瑠璃、博多小女郎波枕「女郎衆は駕籠で―まで」

ふなはし【舟橋】🔗🔉

ふなはし舟橋】 姓氏の一つ。 ⇒ふなはし‐せいいち【舟橋聖一】

ふな‐はし【船橋】🔗🔉

ふな‐はし船橋】 多くの船を並べ繋ぎ、その上に板を渡して橋としたもの。うきはし。万葉集14「かみつけの佐野の―取り放し親は離くれど吾は離さかるがへ」

ふなばし【船橋】🔗🔉

ふなばし船橋】 千葉県北西部、東京湾北岸の市。臨海部は京葉工業地帯の一部を形成する。内陸の台地上は住宅開発が進行。東京の衛星都市として人口が急増。人口57万。

ふなばし【船橋】🔗🔉

ふなばし船橋】 能。古作を世阿弥が改作。上野国佐野で相愛の男女が会おうとして船橋から落とされて死んだという説話を脚色、その死後の妄執を描く。

ふな‐ばしご【船梯子】🔗🔉

ふな‐ばしご船梯子】 船の乗り降りに用いるはしご。舷梯。タラップ。

ふなはし‐せいいち【舟橋聖一】🔗🔉

ふなはし‐せいいち舟橋聖一】 小説家。東京生れ。東大卒。行動主義・能動精神を謳った「ダイヴィング」で注目され、戦中に長編「悉皆屋康吉」を書く。戦後は官能的作品に本領を示す。作「雪夫人絵図」「ある女の遠景」など。(1904〜1976) 舟橋聖一 撮影:石井幸之助 ⇒ふなはし【舟橋】

ふな‐ばた【船端・舷】🔗🔉

ふな‐ばた船端・舷】 船のへり。船の側面。ふなべり。宇治拾遺物語3「―にゐて、うつぶして海を見れば」 ⇒船端に刻む ○船端に刻むふなばたにきざむ (→)刻舟こくしゅうに同じ。 ⇒ふな‐ばた【船端・舷】

ふな‐はて【船泊て】🔗🔉

ふな‐はて船泊て】 船が碇泊すること。ふなどまり。ふながかり。万葉集1「いづくにか―すらむ」

広辞苑 ページ 17328