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ふみ‐こし【踏越し】🔗🔉

ふみ‐こし踏越し】 相撲で、思わず足を土俵の外に出すこと。→勇み足⇒ふみこし‐はいだて【踏越脛楯】

ふみこし‐はいだて【踏越脛楯】🔗🔉

ふみこし‐はいだて踏越脛楯】 脛楯の一種。膝の上を鎖で編み、所々に桴金いかだがねをつけて下を細くつぼめたもの。 ⇒ふみ‐こし【踏越し】

ふみ‐こた・える【踏み堪える】‥コタヘル🔗🔉

ふみ‐こた・える踏み堪える‥コタヘル 〔自下一〕[文]ふみこた・ふ(下二) ①足をふんばってこらえる。「土俵際で―・える」 ②必死に頑張って苦難をしのぐ。「苦境を―・える」

ふみ‐ことば【文言葉】🔗🔉

ふみ‐ことば文言葉】 手紙に用いる言葉。枕草子262「―なめき人こそいとにくけれ」

ふみ‐ごほめか・す【踏みごほめかす】🔗🔉

ふみ‐ごほめか・す踏みごほめかす】 〔他四〕 踏んでごとごと音を立てる。枕草子56「蔵人のいみじく高く―・して」

ふみ‐こみ【踏込み】🔗🔉

ふみ‐こみ踏込み】 ①ふみこむこと。「内容への―が足りない」 ②歌舞伎舞踊で、左右の足をとんとんと拍子をとって踏みつづけること。 ③家の玄関などで履物をぬいでおく所。 ⇒ふみこみ‐だたみ【踏込畳】 ⇒ふみこみ‐どこ【踏込床】 ⇒ふみこみ‐ろ【踏込炉】

ふみこみ‐だたみ【踏込畳】🔗🔉

ふみこみ‐だたみ踏込畳】 茶室において、茶道口から入る時踏み込む畳の称。踏入畳。→茶室(図)⇒ふみ‐こみ【踏込み】

ふみこみ‐どこ【踏込床】🔗🔉

ふみこみ‐どこ踏込床】 床框とこがまちを用いず、座敷の畳面と同じ高さにした床の間。 ⇒ふみ‐こみ【踏込み】

ふみこみ‐ろ【踏込炉】🔗🔉

ふみこみ‐ろ踏込炉】 ①土間に設けた炉。 ②床の土間に面した1辺をコの字形にあけて設けた炉。 ⇒ふみ‐こみ【踏込み】

ふみ‐こ・む【踏み込む】🔗🔉

ふみ‐こ・む踏み込む】 [一]〔自五〕 ①ふんで落ちこむ。大鏡忠平「いと悪しき泥を―・みて候つれば」 ②勢いよく足を踏み入れる。伍太力菩薩「―・み―・み薙ぎ立てられ」 ③無断で入りこむ。案内なく、無理に入りこむ。人情本、春色辰巳園「私とおまへが対さしでゐる処とこへ、―・んで来たればこそ」。「警官が―・む」 ④気張ってする。思いきってする。歌舞伎、勧善懲悪覗機関「一分三朱と申しまするは、―・んで買ひました」 ⑤問題に深く立ち入る。「もう一歩―・んだ議論が必要だ」 [二]〔他五〕 ①足を中に入れる。無事志有意「娘のあたつている中へ足を―・み」 ②自分を深入りさせる。

広辞苑 ページ 17357