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ぶんしち【文七】🔗🔉

ぶんしち文七】 ①(→)文七元結2の略。また、それを作る人。 ②文楽人形の首かしらの一つ。「菅原伝授手習鑑」の松王丸など、主役に使う。大坂の侠客雁金文七の人形に用いたことからいう。 ⇒ぶんしち‐もっとい【文七元結】

ぶんしち‐もっとい【文七元結】🔗🔉

ぶんしち‐もっとい文七元結】 ①人情噺。左官長兵衛が、娘を売った金で文七という身投男を救い、娘と祝言させる話。歌舞伎にも脚色。 ②信濃国飯田の晒紙さらしがみで作った元結。桜井文七が製したことからの名。 ⇒ぶんしち【文七】

ふん‐しつ【紛失】🔗🔉

ふん‐しつ紛失】 (フンジツとも) ①物がまぎれて所在が分からなくなること。また、なくすこと。「書類が―する」「財布を―する」 ②人が姿を消すこと。ぬけ出して逃げること。歌舞伎、与話情浮名横櫛「その嶋を―してくればこそおれが育つた土地へも足ぶみならず」 ⇒ふんしつ‐じょう【紛失状】

ぶん‐しつ【分室】🔗🔉

ぶん‐しつ分室】 ①小さく分かれた部屋。 ②官庁・会社などで、本部から分かれて別の場所に設けた事務機関。

ぶん‐しつ【文質】🔗🔉

ぶん‐しつ文質】 外見の美と実質。かざりとなかみ。 ⇒ぶんしつ‐ひんぴん【文質彬彬】

ぶんしつうぎ【文史通義】🔗🔉

ぶんしつうぎ文史通義】 中国の歴史理論の書。清の章学誠の主著。内篇5巻・外篇3巻。没後の1832年刊。

ふんしつ‐じょう【紛失状】‥ジヤウ🔗🔉

ふんしつ‐じょう紛失状‥ジヤウ 古代・中世、文書が紛失したときに、その文書を無効とし、代わって効力を持たせた新たな文書。ふんしちじょう。 ⇒ふん‐しつ【紛失】

ぶんしつ‐ひんぴん【文質彬彬】🔗🔉

ぶんしつ‐ひんぴん文質彬彬】 [論語雍也]外見の美と実質とがよく調和しているさま。君子たる条件をいう。 ⇒ぶん‐しつ【文質】

ぶんし‐どけい【分子時計】🔗🔉

ぶんし‐どけい分子時計】 生体中の蛋白質分子を構成するアミノ酸が、動物の種類や環境にかかわりなく、ほぼ一定の速度で変化するという考えから、アミノ酸の変化率を時間をはかる道具とみなす概念。生物種間の類縁関係や分岐年代を調べるのに利用される。 ⇒ぶん‐し【分子】

広辞苑 ページ 17576