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ほそ【細】🔗🔉

ほそ】 ①ほそいこと。ほそいもの。万葉集9「腰―」 ②魚釣りで、本流につながる細い川のこと。 ③細糸・細引・細上布の略。

ほ‐そ【圃蔬】🔗🔉

ほ‐そ圃蔬】 はたけに植える蔬菜。

ほ‐そ【逋租】🔗🔉

ほ‐そ逋租】 未だ納めていない税金。逋税。

ほぞ【枘】🔗🔉

ほぞ】 (古くは清音。臍ほぞと同源)木材・石材・鉄材など二つの部材を接合するとき、一方の材端につくる突起。他方の材にこの突起を差し込むほぞ穴をうがって、両者を合わせる。〈日葡辞書〉 枘 ⇒枘を付ける

ほぞ【蔕】🔗🔉

ほぞ】 (古くは清音。臍ほぞと同源)瓜や果実のへた。〈倭名類聚鈔17⇒蔕を固うす

ほぞ【臍】🔗🔉

ほぞ】 (古くは清音) ①へそ。神代紀「裳帯もひもを―の下に抑おしたれて」。〈倭名類聚鈔3〉。日葡辞書「ホソ。カミ(上)ではヘソ」 ②櫓・石臼などについている突起物。 ③(「たくみのほぞ」の略)計画。計略。 ④決心。本心。 ⇒臍堪え難し ⇒臍を固める ⇒臍を噬む

ほぞ‐あな【枘穴・枘孔】🔗🔉

ほぞ‐あな枘穴・枘孔】 枘をはめこむ穴。

ほそ‐い【細藺】‥ヰ🔗🔉

ほそ‐い細藺‥ヰ イグサ科の多年草。茎は緑色糸状で円く、高さ30〜50センチメートルに及ぶ。下部に褐色の鱗片葉を有し、通常の葉を欠く。花は淡緑色。

ほそ・い【細い】🔗🔉

ほそ・い細い】 〔形〕[文]ほそ・し(ク) ①(丈たけに比べて)周囲が小さい。万葉集19「にほひたるおもわの内に青柳の―・き眉根をゑみまがり」。源氏物語胡蝶「―・き枝をくひて飛びちがふ鴛鴦おし」。「―・い糸」 ②やせている。源氏物語真木柱「みづからは萎えたる御ぞどもにうちとけたる御姿いとど―・うか弱げなり」。「―・い体」 ③幅が広くない。狭い。枕草子23「戸口の前なる―・き板じきに居給ひて」。源氏物語蜻蛉「障子の―・く明きたるより」。「―・い道」 ④低く小さい。宇津保物語楼上下「四人のわらはべ―・く柔らかなる声の面白き出だして」 ⑤量が少ない。わずかである。後拾遺和歌集誹諧「めのとせむとて、まうで来たりける女の、乳の―・く侍りければ」。「食が―・い」 ⑥力が弱い。かすかである。源氏物語明石「あやしき風―・く吹きて」。「ガスの火を―・くする」 ⑦射芸で、張弓の弦と弓との間の距離が狭い。ひくし。 ⇒細う長う成る ⇒細く長く

広辞苑 ページ 18133