複数辞典一括検索+

みぞ‐びつ【御衣櫃】🔗🔉

みぞ‐びつ御衣櫃】 御衣を入れておく櫃。ころもばこ。みぞばこ。宇津保物語蔵開下「―に女の装束一具」

みそひと‐もじ【三十一文字】🔗🔉

みそひと‐もじ三十一文字】 (1首が31文字から成るところから)短歌の異称。源氏物語行幸「―の中にこともじは少なくそへたる」

みぞ‐ひめ【御衣姫】🔗🔉

みぞ‐ひめ御衣姫】 (ミソヒメとも)御衣につけるひめ糊。枕草子141「とり所なきもの…―の塗りたる」

みぞ‐ぶた【溝蓋】🔗🔉

みぞ‐ぶた溝蓋】 溝をおおうふた。

みそ‐べや【味噌部屋】🔗🔉

みそ‐べや味噌部屋】 味噌を貯えておく部屋。

み‐そぼらし・い🔗🔉

み‐そぼらし・い 〔形〕 ミスボラシイの転。

みそ‐まめ【味噌豆】🔗🔉

みそ‐まめ味噌豆】 ①味噌をつくる原料として煮た大豆。 ②大豆の異称。味噌の原料とするのでいう。

みそ‐みそ🔗🔉

みそ‐みそ ①(味噌のような状態になることによるか)破れくずれたさま。沙石集7「あらゆる蛇一口づつ噛みて、―と噛みなして」 ②静かなさま。ひっそりとしたさま。愚管抄6「―としてさてやみにけり」

みそ‐みそ【味噌味噌】🔗🔉

みそ‐みそ味噌味噌】 (女房詞)あえもの。

みぞ‐むぐら【溝葎】🔗🔉

みぞ‐むぐら溝葎(→)「やえむぐら」1に同じ。

み‐そ・める【見初める】🔗🔉

み‐そ・める見初める】 〔他下一〕[文]みそ・む(下二) ①初めて見る。はじめて会う。源氏物語胡蝶「―・め奉りしは、いとかうしもおぼえ給はずと思ひしを」 ②初めて男女の契りを結ぶ。源氏物語少女「殿の御心おきてを見るに、―・め給ひてん人を御心とは忘れ給ふまじきにこそ」 ③初めて見た異性に恋心を抱く。一目見て恋いしたうようになる。「お茶の会で―・める」 ○味噌も糞も一緒みそもくそもいっしょ 清いものも汚れたものも同じに扱うこと。また、善悪・優劣の区別をしないこと。めちゃくちゃであること。みそくそ。「糞も味噌も一緒」とも。 ⇒みそ【味噌】

広辞苑 ページ 18854