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む‐けつ【無血】🔗🔉

む‐けつ無血】 ①血がないこと。 ②流血を見ないこと。多くの死傷者を出さないこと。 ⇒むけつ‐かくめい【無血革命】 ⇒むけつ‐ちゅう【無血虫】

む‐げつ【無月】🔗🔉

む‐げつ無月】 空が曇って月が見えないこと。特に、陰暦八月十五夜の名月が見えないこと。〈[季]秋〉。「中秋―」

むけつ‐かくめい【無血革命】🔗🔉

むけつ‐かくめい無血革命】 流血をみないで、平和な手段によって行う革命。 ⇒む‐けつ【無血】

むげつけ‐な・い🔗🔉

むげつけ‐な・い 〔形〕 残忍である。むごい。むげちない。〈日葡辞書〉

むけつ‐ちゅう【無血虫】🔗🔉

むけつ‐ちゅう無血虫】 冷酷な人をののしっていう語。 ⇒む‐けつ【無血】

むげ‐な・い🔗🔉

むげ‐な・い 〔形〕 一途いちずである。かたくなである。また、思いやりがない。冷酷である。好色二代男「明石屋のうるさ、丹波屋の―・い、藤屋のてんと」

むけ‐なお・す【向け直す】‥ナホス🔗🔉

むけ‐なお・す向け直す‥ナホス 〔他五〕 向きをかえる。向きをもとの方向、または正しい方向にする。向けかえる。

むげ‐に【無下に】🔗🔉

むげ‐に無下に】 〔副〕 ①全く。ひたすら。源氏物語帚木「余り―うちゆるべ見放ちたるも」 ②容赦なく。ひどく。徒然草「望深きを見て、―思ひくたすは」 ③一概に。通りいっぺんに。「―断るわけにもいかない」 ○無下にするむげにする 捨てて顧みない。空しくする。むだにする。無にする。「厚意を―」 ⇒む‐げ【無下】

むけり🔗🔉

むけり むかむかするさま。狂言、菊の花「そこで私も―と腹が立ちまして」

む・ける【向ける】🔗🔉

む・ける向ける】 〔他下一〕[文]む・く(下二) ①対象が正面にあるようにまわす。万葉集19「鵜川たて取らさむ鮎の其が鰭はたは我にかき―・け思ひし思はば」。日葡辞書「ヲモテ、また、ウシロヲムクル」。「顔を―・ける」「銃を―・ける」 ②その方向を指すようにする。向かわせる。万葉集20「朝凪に舳―・け漕がむと」。日葡辞書「ドチヘムケテイクカ」。「進路を北へ―・ける」「関心を他に―・ける」「大会に―・けて練習する」 ③従え向ける。服従させる。平定する。万葉集5「韓国を―・け平らげて」 ④たむける。ささげる。万葉集1「わたなかに幣とり―・けてはや帰り来ね」。日葡辞書「マウジャ(亡者)ニミヅヲムクル」 ⑤ふりあてる。「輸出に―・ける」 ⑥派遣する。さしつかわす。「使いを―・ける」

広辞苑 ページ 19119