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○無になるむになる🔗⭐🔉
○無になるむになる
(→)「無に帰する」に同じ。
⇒む【無・无】
むにねん‐うちはらいれい【無二念打払令】‥ハラヒ‥
異国船打払令のこと。
むに‐むさん【無二無三】
(ムニムザンとも)
①〔仏〕法華経に説く、成仏の道はただ一乗であって、二乗も三乗もないこと。無二亦無三むにやくむさん。
②ただ一つだけで他に類のないこと。唯一無二。
③脇目もふらず、ひたすらなさま。しゃにむに。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「朱に染んだ体をば、―に引ずり出し」
むにゃ‐むにゃ
不明瞭に口の中でものを言うさま。「―と呪文を唱える」
む‐にょう【無尿】‥ネウ
腎臓の機能停止または尿管の閉鎖などの原因で、排尿がない病状。
む‐にん【無人】
①人が住んでないこと。むじん。「―の境きょう」
②人手がないこと。
⇒むにん‐あおがんぴ【無人青雁皮】
⇒むにん‐しま【無人島】
⇒むにん‐つつじ【無人躑躅】
⇒むにん‐とう【無人島】
⇒むにん‐のぼたん【無人野牡丹】
⇒むにん‐ふともも【無人蒲桃】
むにん‐あおがんぴ【無人青雁皮】‥アヲ‥
小笠原諸島に固有のジンチョウゲ科の落葉低木。黄緑色の筒型の小花を葉腋に付ける。
⇒む‐にん【無人】
むにんか‐きょうさい【無認可共済】
一定の地域または職域に属する者が共同の基金を形成し一定の給付を行う共済のうち、法律上の根拠を持たないもの。
むにん‐しま【無人島】
小笠原諸島の旧名。英語名のBonin Islandsのもととなった。同諸島に固有の動植物名にムニンを冠するものが多い。
⇒む‐にん【無人】
む‐にんじょう【無人声】‥ジヤウ
人声がないこと。平家物語10「郷里を離れて―」
むにんしょ‐だいじん【無任所大臣】
各省大臣として行政事務を分担管理しない国務大臣の俗称。
むにん‐つつじ【無人躑躅】
小笠原諸島父島に産するツツジの一種。花は春に咲き、径4センチメートルほどで白い。絶滅寸前で、人工増殖で植え戻されている。オガサワラツツジ。
⇒む‐にん【無人】
むにん‐とう【無人島】‥タウ
⇒むじんとう。
⇒む‐にん【無人】
むにん‐のぼたん【無人野牡丹】
小笠原諸島の父島に産するノボタン科の低木。淡紅色4弁の美花をつける。一時絶滅とされたが、人工増殖された。
⇒む‐にん【無人】
むにん‐ふともも【無人蒲桃】
小笠原諸島に固有のフトモモ科の常緑高木。赤色の雄しべの目立つ花を付ける。絶滅危惧種。
⇒む‐にん【無人】
む‐にんべつ【無人別】
人別帳に記入のないこと。
むね【宗・旨】
①主とすること。中心とすること。また、そのもの。栄華物語根合「歌を―としたる事に、など悪きものに書かすべき」。「質素を―とする」
②《旨》事のおもむき。趣意。三蔵法師伝延久点「其の有らゆる深き致ムネ、亦一に十を斯に尽しつ」。源氏物語蛍「方等経の中におほかれど、いひもてゆけば一つ―にありて」。「その―お伝え下さい」
むね【胸】
①体の前面、首と腹との間。また、そこに収まっている内臓。ときに乳房をさす。古事記上「沫雪の若やる―を」。「空気を―一杯に吸う」「―がどきどきする」「―が大きい」
②胸の病。(また胃の病とも)枕草子188「病は。―、もののけ、あしのけ」
③心。思い。心中。万葉集15「吾あが―痛し恋の繁きに」。「―に秘める」「―のうちを明かす」
④衣服の胸にあたる所。えもん。
⇒胸開く
⇒胸が熱くなる
⇒胸が痛む
⇒胸が一杯になる
⇒胸が躍る
⇒胸が焦がる
⇒胸が裂ける
⇒胸が騒ぐ
⇒胸がすく
⇒胸が狭い
⇒胸がつかえる
⇒胸が潰れる
⇒胸がつまる
⇒胸がとどろく
⇒胸が煮える
⇒胸が晴れる
⇒胸が塞がる
⇒胸が焼ける
⇒胸が悪い
⇒胸に当たる
⇒胸に余る
⇒胸に一物
⇒胸に納める
⇒胸に聞く
⇒胸に刻む
⇒胸に釘打つ
⇒胸に応える
⇒胸に据えかねる
⇒胸に迫る
⇒胸に畳む
⇒胸に手を置く
⇒胸に鑢を掛く
⇒胸の痞えが下りる
⇒胸の隙あく
⇒胸走る
⇒胸拉ぐ
⇒胸を痛める
⇒胸を打つ
⇒胸を躍らせる
⇒胸を借りる
⇒胸を焦がす
⇒胸を叩く
⇒胸を突く
⇒胸を撫で下ろす
⇒胸を張る
⇒胸を冷やす
⇒胸をふくらませる
⇒胸を割る
むね【棟】
①〔建〕
㋐屋根の最も高い水平部分。二つの屋根面の相交わる部分。位置と構造とによって大棟・隅棟・箱棟などがある。〈倭名類聚鈔10〉
㋑棟木むなぎ。
②牛車ぎっしゃの屋形の上の中央部に前後に渡した木。→牛車(図)。
③家屋を棟ごとに指していう語。また、家屋の数を数える語。「隣の―」「3―全焼」
④(「刀背」「
」とも書く)刀のみね。→刀(図)

広辞苑 ページ 19204。