複数辞典一括検索+

めつき‐しば【目突柴】🔗🔉

めつき‐しば目突柴】 (鬼の目を突く意)節分の夜に鰯いわしの頭、柊ひいらぎの葉などを刺し、家の戸口・窓などに挿す木の枝。近畿地方でいう。鬼の目刺し。焼刺。

めっき‐しゃっき【滅鬼積鬼】‥シヤク‥🔗🔉

めっき‐しゃっき滅鬼積鬼‥シヤク‥ ①地獄の鬼の名。 ②責め問い質ただすこと。浄瑠璃、新版歌祭文「今月は後家に逢うて―。嫁入の延びるもほうずがある」

めつき‐まい【芽付米】🔗🔉

めつき‐まい芽付米】 胚芽米。

めっき‐めっき🔗🔉

めっき‐めっき 目立って成長・進歩の早いさま。めきめき。狂言、三人長者「それより頻りに菩提を弔ひしかば、―と仕合はせ直り」

めっ‐きゃく【滅却】🔗🔉

めっ‐きゃく滅却】 ①ほろびること。ほろぼすこと。つぶれること。つぶすこと。狂言、附子ぶす「あの方の吹く風に当つてさへそのまま―するほどの大毒な物ぢや」 ②はらいのけてなくすこと。→心頭を滅却すれば火もまた凉し(「心頭」成句)

めっきら🔗🔉

めっきら 〔副〕 (→)「めっきり」に同じ。傾城禁短気「いかさま此の大臣が退いたらば、―と淋しうなるべし」

めっきり🔗🔉

めっきり 〔副〕 変化の度合が目立って大きいさま。浄瑠璃、長町女腹切「彼岸過ぎたりや―と日が短い」。「―と涼しくなった」「父も―弱った」 ○鍍金をさすめっきをさす 鍍金をほどこす。〈日葡辞書〉 ⇒めっ‐き【鍍金・滅金】

めっ‐きん【滅菌】🔗🔉

めっ‐きん滅菌】 熱・薬品などによって、無菌状態を作り出すこと。「高温で―する」→殺菌

め‐つけ【目付】🔗🔉

め‐つけ目付】 ①室町時代以降、武家の職名。非違を検察し、主君に報告した監察官。江戸時代には、老中に直属して大名を監視する者を大目付、若年寄に直属して旗本などを監察する者を単に目付と称した。また、諸大名もこれを置いた。横目。 ②まわしもの。密偵。日葡辞書「メツケヲヤル」 ③めじるし。めあて。醒睡笑「屋根の上に鳶の二つ有りしを―にしたりしが」 ⇒めつけ‐え【目付絵】 ⇒めつけ‐ばしら【目付柱】 ⇒めつけ‐もん【目付紋】 ⇒めつけ‐やく【目付役】

広辞苑 ページ 19352