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もろ‐め【諸目】🔗🔉

もろ‐め諸目】 二つの目。両眼。

もろ‐めい【諸銘】🔗🔉

もろ‐めい諸銘】 二つの銘を持つこと。狂言、粟田口「―は上作たるべし」

もろ‐もち【諸持】🔗🔉

もろ‐もち諸持】 他の人と共に持つこと。共同してすること。土佐日記「かく別れ難くいひてかの人々の口網も―にて」

もろ‐もろ【諸・諸々】🔗🔉

もろ‐もろ諸・諸々】 多くのもの。すべてのもの。皆。藤原宮址出土木簡「諸もろもろ聞食きこしめさへと詔る」。万葉集20「―は幸さけくと申まおす」。「―の出来事」「その他―」

もろ‐や【諸矢】🔗🔉

もろ‐や諸矢】 ①甲矢はやと乙矢おとや。ひとてや。拾遺和歌集雑春「今ぞ嬉しき―しつれば」↔片矢。 ②矢で的まとを射てみな当てること。為忠百首「今日やさは雲の上人―して」

もろ‐や【諸屋】🔗🔉

もろ‐や諸屋】 大嘗会を行う悠紀ゆき・主基すきの両殿。金槐集「今つくる黒木の―」

もろ‐やしろ【諸社】🔗🔉

もろ‐やしろ諸社】 もろもろのやしろ。多くの神社。

もろより‐いと【諸撚糸】🔗🔉

もろより‐いと諸撚糸】 2本の片撚かたより糸を、その撚りと反対の方向に撚り合わせて作った糸。諸糸。

もろ‐わざ【諸業】🔗🔉

もろ‐わざ諸業】 多くのわざ。すべての事物。万事。

もろ‐わな【諸羂】🔗🔉

もろ‐わな諸羂】 蝶結びのこと。

もろ‐わり【諸割り】🔗🔉

もろ‐わり諸割り】 もろともに割ること。等分に割ること。狂言、附子ぶす「今度は両人して―にせう」

もん【物】🔗🔉

もん】 モノの音便。浮世風呂3「白玉と金鍔焼をひとつ竹の皮に包んだ―だらう」

もん【者】🔗🔉

もん】 モノの音便。「若い―」

もん【文】🔗🔉

もん】 (呉音) ①模様。あや。紋。「唐草―」 ②字。字で書いたもの。また、呪文じゅもん・経文きょうもんの略。太平記24「目を眠り口に―を呪したるに」 ③銭ぜにを数える語。江戸時代には、寛永通宝1枚を1文とした。 ④(もと、一文銭を並べて数えたところから)足袋の底の長さを計るのにいう語。転じて、靴のサイズを示すのにも用いた。1文は約2.4センチメートル。「十―半」 →ぶん(文)

広辞苑 ページ 19643