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より‐も【寄り藻】🔗🔉

より‐も寄り藻】 波風などに吹き寄せられた藻。

より‐もどし【縒り戻し】🔗🔉

より‐もどし縒り戻し】 釣具の仕掛けの一種。道糸みちいとにかかる縒りの直しや、道糸と鉤素はりすの接続に使う細い金属環。猿環さるかん

より‐もの【寄物】🔗🔉

より‐もの寄物】 波によって浜辺に打ち寄せられたもの。

より‐もの【選り物】🔗🔉

より‐もの選り物】 江戸時代に大坂で、堺や尼崎あたりから夕方売りにくる小魚。また、魚を売る人。昼網。えりもの。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「―こう―、車海老」

よ‐りゅう【余流】‥リウ🔗🔉

よ‐りゅう余流‥リウ 本流から分かれた流れ。支流。分流。

よりゅうど【寄人】ヨリウド🔗🔉

よりゅうど寄人ヨリウド ⇒よりうど

よ‐りょく【余力】🔗🔉

よ‐りょく余力】 ある事を終えたのちになおあまっている力。ゆとり。「―を残す」

より‐より【度度】🔗🔉

より‐より度度】 〔副〕 時々。折々。三蔵法師伝承徳点「時ヨリヨリ聖慮を傷いたましむ」。ひとりごと「連歌などの事をもたがひにかたらひ侍事、―也」

より‐わ・ける【選り分ける】🔗🔉

より‐わ・ける選り分ける】 〔他下一〕[文]よりわ・く(下二) 選んで区別する。えりわける。「種子を―・ける」 ○縒りを戻すよりをもどす もと通りにする。転じて、別れた男女がまた一緒になるのにいう。 ⇒より【縒り】

よる【夜】🔗🔉

よる】 日没から日の出までの時間。太陽が没して暗い間。夜。夜間。万葉集15「あかねさす昼は物思ひぬばたまの―はすがらに哭のみし泣かゆ」 ⇒夜の帳が下りる ⇒夜を昼になす

よ・る🔗🔉

よ・る 〔自下二〕 つかれる。疲労する。謡曲、鉢木「―・れに―・れたる痩馬なれば」

よ・る【因る・由る・拠る・依る】🔗🔉

よ・る因る・由る・拠る・依る】 〔自五〕 ➊そのことに基づく。 ①原因する。万葉集17「君に―・り吾が名はすでに竜田山」。竹取物語「いささかなる功徳を翁作りけるに―・りて」。「漏電に―・る火災」 ②事物の性質・内容いかんに関する。応じる。大鏡伊尹「験もしなに―・ることなれば」。平家物語(延慶本)「仏神も事に―・り、時に随ふ事なれば」。狂言、宗論「夫れは其の時の様に―・らう」。「見方に―・る」「時と場合に―・る」「所に―・って一時雨」 ③たよる。手段とする。「文筆に―・って生計をたてる」「書物に―・って知識をひろめる」「武力に―・る解決」「木と紙に―・ってできた家」 ➋拠り所とする。 ①根拠地として立てこもる。継体紀「磐井、火豊二国に掩ひ―・りて」。「堅城に―・る」 ②根拠とする。のっとる。平家物語(延慶本)「心地観経の第八巻に―・らば」。「4月1日現在の調査に―・る」「法に―・る決定」 ◇一般には仮名書きが多い。漢字の場合は、➊1に「因」「由」、2・3に「依」、➋には「拠」がしばしば使われる。 ⇒由らしむべし、知らしむべからず

広辞苑 ページ 20378