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隠れ道】🔗🔉

隠れ道】 ①ぬけみち。うらみち。間道。 ②外部から見えないようにつくった通路。 ⇒かくれ【隠れ】 かくれ‐みの

隠れ蓑】🔗🔉

隠れ蓑】 ①それを着ると身を隠すことができるという、みの。転じて、真相を隠す手段。 ②〔植〕ウコギ科の常緑小高木。山地に自生、また庭木。高さ約6メートル。葉は卵形で厚く、光沢あり、若い葉は深く5裂。夏、緑色の小花を付け、楕円形の小果が黒熟。樹皮を傷つけて出る白汁を黄漆といい、家具塗料に用いる。ミツナカシワ。 ⇒かくれ【隠れ】 ○隠れも無いかくれもない 世間に知れ渡っている。有名である。狂言、入間川「東国に―大名です」 ⇒かくれ【隠れ】 かく・れる

隠れる】🔗🔉

隠れる】 〔自下一〕[文]かく・る(下二) (古くは四段にも活用。古事記「青山に日が―・らば」) ①ものの陰になって見えないようになる。万葉集14「筑波山―・れぬ程に袖ば振りてな」。古今和歌集「あかなくにまだきも月の―・るるか山の端にげていれずもあらなむ」 ②ひそむ。身を隠す。万葉集11「―・れて君が言こと待つわれぞ」。「人ごみに―・れる」 ③隠遁する。古今和歌集「あしひきの山のまにまに―・れなむうき世の中はあるかひもなし」 ④官職につかずに野にいる。崇神紀「官おおやけに廃れたる事なく、下に―・るる民無し」。「―・れた逸材」 ⑤(周囲の状況などで)物事の存在が感じられなくなる。外に現れない。古今和歌集「この歌は―・れたる所なむなき」。源氏物語帚木「人の品高く生まれぬれば、人にもてかしづかれて―・るる事も多く」。「―・れたベストセラー」 ⑥恩恵をこうむる。源氏物語関屋「かうぶりなど得しまで、この御徳に―・れたりしを」 ⑦高貴な人が死ぬ。おなくなりになる。源氏物語若紫「かの按察あぜち―・れて後世を背きて侍るが」 ⇒隠れたるより見わるるは莫し ⇒隠れての信は、顕われての徳 かく‐れんじ

角櫺子】🔗🔉

角櫺子】 菱形または方形の棒をわたした櫺子。 がくれん‐じけん

広辞苑 ページ 3570