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かた‐わき【片脇】🔗🔉

かた‐わき片脇】 ①からだの片方の脇。 ②傍かたわら。かたすみ。

かた‐わく【片枠】🔗🔉

かた‐わく片枠】 護岸用の一方の開いた枠。丸太・雑木で作り、開いた側を河岸にあて、中に石をつめて、河岸の決壊を防ぐ。

かた‐わく【型枠】🔗🔉

かた‐わく型枠】 コンクリートを打ちこみ成形するための枠組。仮枠。

かた‐わ・く【方分く】🔗🔉

かた‐わ・く方分く】 〔他四〕 ①(下二段にも活用)競べ馬・相撲すもう・歌合うたあわせなどで、左右の組に分ける。相手方と自分の方とに分ける。宇津保物語祭使「かんだちめ、みこたち、―・きてくらべ給ふ」。浄瑠璃、国性爺合戦「梅と桜の造り枝、百人づつ―・けて振りかたげ」 ②区別する。差別する。栄華物語殿上花見「かくみ心少しづつは―・かせ給へれど」

かたわ‐ぐるま【片輪車】🔗🔉

かたわ‐ぐるま片輪車】 ①一輪車。 ②車の輪が波間に流れるさまを描いた文様。「―螺鈿らでん蒔絵手箱」 ⇒かた‐わ【片輪】

かたわ・し【片端し】‥ハ‥🔗🔉

かたわ・し片端し‥ハ‥ 〔形シク〕 不完全である。欠陥がある。沙石集2「但し形醜く―・しきをば、律の中には、戸帳をかけよといへり」 ⇒かた‐わ【片端】

かた‐わら【傍ら】カタハラ🔗🔉

かた‐わら傍らカタハラ (「かた」は片、「は」は端、「ら」は接尾語) ①ものの側面。脇。横腹。枕草子99「卯の花の…車の簾、―などにさしあまりて」 ②物や人のわきの方。そば。源氏物語夕顔「女君はさながら臥して、右近は―にうつぶし臥したり」 ③そばの人。まわりの人。紫式部日記「―のため見えにくきさませずだになりぬれば」 ④あることをする一方。あいま。「仕事の―」 ⑤(転じて副詞的に)その一方では。かたがた。「役人勤めの―小説を書く」 ⇒かたわら‐おとり【傍ら劣り】 ⇒かたわら‐がお【傍ら顔】 ⇒かたわら‐ざま【傍ら方】 ⇒かたわら‐ぶし【傍ら臥し】 ⇒かたわら‐ぼね【傍ら骨】 ⇒かたわら‐み【傍ら見】 ⇒かたわら‐め【傍ら目】 ⇒傍らに人無きが若し

広辞苑 ページ 3856