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かも‐の‐ちょうめい【鴨長明】‥チヤウ‥🔗🔉

かも‐の‐ちょうめい鴨長明‥チヤウ‥ 鎌倉前期の歌人。菊大夫と称。下鴨神社の祢宜ねぎの家に生まれ、管弦の道にも通じた。和歌を俊恵しゅんえに学び、1201年(建仁1)和歌所寄人よりうどに補任、04年出家、法名、蓮胤。大原山に隠れ、のち日野の外山とやまに方丈の庵を結び著作に従った。著「方丈記」「発心集」「無名抄」など。かものながあきら。(1155?〜1216) →作品:『方丈記』 ⇒かも【鴨】

かも‐の‐はぎ【鴨の脛】🔗🔉

かも‐の‐はぎ鴨の脛】 短いもののたとえ。

かも‐の‐はし【鴨嘴】🔗🔉

かも‐の‐はし鴨嘴】 ①(英名duckbillの訳語)カモノハシ目(単孔類)の哺乳類。頭胴長約40センチメートル、尾長12センチメートル、鴨に似た嘴くちばしを持つ。趾あしゆびには蹼みずかきがあり、水中の小動物を捕食。オーストラリア東部とタスマニア島に生息。卵生。普通2卵を産み、孵化した子は母乳で育つ。鴨嘴獣。 かものはし カモノハシ 提供:東京動物園協会 ②海浜に生ずるイネ科の多年草。高さ数十センチメートル。葉は線状披針形。夏、3センチメートル余の穂を出し、穂が叉状に分岐した形が鴨の嘴に似る。開花時には紫色の柱頭を穎えい外に突出して美麗。 ⇒かものはし‐りゅう【鴨嘴竜】

かものはし‐りゅう【鴨嘴竜】🔗🔉

かものはし‐りゅう鴨嘴竜】 (duck-billed dinosaurs)先端部が横に広がった吻を持つ恐竜(ハドロサウルス科)の俗称。この吻部がカモの嘴くちばしに似ているので、この名がある。頭の上に多様な形の骨の「とさか」を持つものがある。白亜紀後期の北アメリカとアジアに生息。カモハシ竜。 ⇒かも‐の‐はし【鴨嘴】

かも‐の‐まつり【賀茂の祭】🔗🔉

かも‐の‐まつり賀茂の祭(→)葵祭あおいまつりのこと。かもまつり。〈[季]夏〉

広辞苑 ページ 4157