複数辞典一括検索+

あやほか‐ど【危ほかど】🔗🔉

あやほか‐ど危ほかど】 (「あやふけど」にあたる上代東国方言)あやういけれども。万葉集14「崩岸あずの上に駒をつなぎて―」

あや‐まき【綾巻】🔗🔉

あや‐まき綾巻】 砧きぬたで布を打つ時、その布を巻きつける棒。

あやまち【過ち】🔗🔉

あやまち過ち】 ①失敗。しくじり。過失。万葉集15「家人の斎いわひ待たねか正身ただみかも―しけむ」。「―をくりかえす」「ふとした―から事故を起こす」 ②男女の間に不義の関係が結ばれること。源氏物語帚木「すきたわめらむ女には心おかせ給へ。―して、見む人のかたくななる名をも立てつべきものなり」。「若いころの―」 ③けが。平家物語4「近う寄つて―すな」 ⇒あやまち‐りょう【過料】 ⇒過ちを改めざる、これを過ちという ⇒過ちを文る ⇒過ちを観て斯に仁を知る ○過ちては則ち改むるに憚ること勿れあやまちてはすなわちあらたむるにはばかることなかれ [論語学而]過ちを犯した時は、躊躇ちゅうちょすることなく速やかに改めよ。 ⇒あやま・つ【過つ・誤つ】

あやまち‐りょう【過料】‥レウ🔗🔉

あやまち‐りょう過料‥レウ (同音の科料かりょうと区別するためにいう) ⇒かりょう(過料) ⇒あやまち【過ち】 ○過ちを改めざる、これを過ちというあやまちをあらためざるこれをあやまちという [論語衛霊公]過失を犯したことに気づきながら、それを改めようとしないことこそ、真の過失である。 ⇒あやまち【過ち】 ○過ちを文るあやまちをかざる [論語子張]小人は過ちを犯すと必ずよいようにつくろってごまかそうとする。 ⇒あやまち【過ち】 ○過ちを観て斯に仁を知るあやまちをみてここにじんをしる [論語里仁]人の過ちをみると、その人が仁者かどうかがわかる。 ⇒あやまち【過ち】

広辞苑 ページ 631