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こが‐くぼう【古河公方】‥バウ🔗🔉

こが‐くぼう古河公方‥バウ 永享の乱で滅んだ鎌倉公方足利持氏の遺子成氏しげうじ以下5代の称。成氏はいったん鎌倉公方となったが、関東管領上杉憲忠を殺したため内乱となり、1455年(康正1)下総(茨城県)古河に走り、政氏・高基・晴氏・義氏とあいついで同地にあった。

こ‐がく・る【木隠る】🔗🔉

こ‐がく・る木隠る】 〔自下二〕 木のかげに隠れる。古今和歌集「君が代にあふさか山の岩清水―・れたりと思ひけるかな」

こ‐がくれ【木隠れ】🔗🔉

こ‐がくれ木隠れ】 木のかげに隠れること。また、木のかげ。宇津保物語藤原君「秋の色も露をも今や女郎花―にのみおくとこそ見れ」

こ‐かげ【小陰・小蔭】🔗🔉

こ‐かげ小陰・小蔭】 ちょっとしたものかげ。尾崎紅葉、不言不語「遠慮して姑しばらく―に忍びたり」

こ‐かげ【木陰・木蔭】🔗🔉

こ‐かげ木陰・木蔭】 木の下の日光や雨のあたらない所。樹木のかげ。樹陰じゅいん。大唐西域記長寛点「樹陰コカゲに仮寐うたたねせり」。「―で涼む」 ⇒木陰に臥す者は枝を手折らず ○木陰に臥す者は枝を手折らずこかげにふすものはえだをたおらず [韓詩外伝2「其の樹を蔭とする者は其の枝を折らず」]恩をかけてくれた者に対しては、害を与えないのが人情であることのたとえ。 ⇒こ‐かげ【木陰・木蔭】

コカ‐コーラ【Coca-Cola】🔗🔉

コカ‐コーラCoca-Cola】 コーラ飲料の一つ。コーク。商標名。

こ‐かさがけ【小笠懸】🔗🔉

こ‐かさがけ小笠懸】 笠懸の一種。串くしに挟んだ方4寸の板を的とし、距離は遠笠懸とおかさがけよりも近く、小形の笠懸蟇目かさがけひきめの矢で射るもの。→笠懸

こかし🔗🔉

こかし (動詞コカスの連用形から) ①人のために心を尽くしているように見せかけること。おためごかし。好色一代女1「いかなる粋も、いやとはいはぬ―なり」→ごかし。 ②「山こかし」の略。

こかじ【小鍛冶】‥カヂ🔗🔉

こかじ小鍛冶‥カヂ ①京都三条の刀工、宗近むねちかの異称。三条小鍛冶。 ②能。小鍛冶宗近が稲荷明神の通力に助けられて宝剣小狐丸を作る。 ③能を歌舞伎舞踊化したもの数種の通称。長唄に多く、また義太夫節景事けいごと物の一つ。

広辞苑 ページ 6896