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こん‐りょう【今良】‥リヤウ🔗🔉

こん‐りょう今良‥リヤウ 官戸かんこ・官奴婢かんぬひが解放されて良民となったもの。主殿寮とのもりょうに属して、諸官司で掃除・水汲みなどの雑役をつかさどった。こんら。ごんろう。いままいり。

こん‐りょう【袞竜】🔗🔉

こん‐りょう袞竜】 ①天子の礼服につける竜の刺繍。 ②袞竜の御衣ぎょい⇒こんりょう‐の‐ぎょい【袞竜の御衣】 ⇒こんりょう‐の‐そで【袞竜の袖】 ⇒袞竜の袖に隠る

こんりょう‐の‐ぎょい【袞竜の御衣】🔗🔉

こんりょう‐の‐ぎょい袞竜の御衣】 天皇が用いた礼服。衣と裳とから成る。唐制にならい、赤地の綾に日・月・星辰・竜・山・華虫(雉)・火・宗彝(酒樽)などの繍ぬいとりを置いたもの。即位・朝賀などの儀式に用いられた。のち即位の大礼のみとなり、孝明天皇即位まで行われた。袞衣。 袞竜の御衣 ⇒こん‐りょう【袞竜】

こんりょう‐の‐そで【袞竜の袖】🔗🔉

こんりょう‐の‐そで袞竜の袖】 天子の御衣の袖。転じて、天子の威徳の下。 ⇒こん‐りょう【袞竜】 ○袞竜の袖に隠るこんりょうのそでにかくる 天子の威徳の下に隠れて自分勝手なことをすること。 ⇒こん‐りょう【袞竜】

こん‐りん【金輪】🔗🔉

こん‐りん金輪】 〔仏〕 ①三輪・四輪の一つ。仏教の宇宙観で、須弥山しゅみせん世界を支えているとされる最上層。 ②金輪王こんりんおうの略。 ⇒こんりん‐おう【金輪王】 ⇒こんりん‐ざい【金輪際】 ⇒こんりん‐ならく【金輪奈落】

こんりん‐おう【金輪王】‥ワウ🔗🔉

こんりん‐おう金輪王‥ワウ 転輪王の一つ。金の輪宝を感得し、須弥山しゅみせん四方の四洲を統領するとされる聖王をいう。理想の帝王。金輪聖王じょうおう⇒こん‐りん【金輪】

ごんりん‐おう【銀輪王】‥ワウ🔗🔉

ごんりん‐おう銀輪王‥ワウ 〔仏〕転輪王の一つ。銀の輪宝を感得し、須弥山しゅみせん四方の四洲のうち三洲を統領するとされる。十善行を教え、仁徳によって人民を治めるという。神皇正統記「六万歳の時、―出でて」

広辞苑 ページ 7623