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さら‐さら【更更】🔗🔉

さら‐さら更更】 〔副〕 ①今あらたに。今さら。万葉集10「神かむびにし我や―恋に逢ひにける」 ②更に更に。あらたにあらたに。万葉集14「多摩川に曝す手作り―に何そこの児のここだかなしき」 ③(打消や禁止の語を伴って)決して。少しも。絶えて。古今和歌集大歌所御歌「美作みまさかや久米の皿山―に我が名は立てじ万世までに」。「別れる気は―ない」

ざら‐ざら🔗🔉

ざら‐ざら ①大量の粒状のものがこすれ合って発する連続音。また、そのさま。「豆が―とこぼれる」 ②手触り・舌触り・見た感じが粗く滑らかでないさま。「―した手」「砂で―の廊下」 ③声が耳障りで不快なさま。「―した声」 ④物事が滑らかに行われるさま。すらすら。さっさ。好色五人女3「―と筆をあゆませ」

サラザル【António de Oliveira Salazar】🔗🔉

サラザルAntónio de Oliveira Salazar】 ポルトガルの政治家。1932年首相となり、33年新憲法を起草。事実上の独裁者となり、68年まで政権の座に君臨。(1889〜1970)

さらし【晒し・曝し】🔗🔉

さらし晒し・曝し】 ①さらして白くした綿布または麻布。現今では白木綿に限る。吸湿性・通気性に富み、多く夏に用いる。晒布。〈[季]夏〉。「―に巻く」 ②江戸時代の刑の一つ。縛った罪人または斬罪者の首を路傍にさらし、その罪をひろく世人に示したもの。 ③磯の岩に波が当たり白い泡が広がっているさま。 ⇒さらし‐あめ【晒し飴】 ⇒さらし‐あん【晒し餡】 ⇒さらし‐い【晒井】 ⇒さらし‐うり【晒売り】 ⇒さらし‐かか【晒嬶】 ⇒さらし‐くじら【晒し鯨】 ⇒さらし‐くび【晒し首】 ⇒さらし‐こ【晒し粉】 ⇒さらし‐つき【晒搗き】 ⇒さらし‐ぬの【晒し布】 ⇒さらし‐ねぎ【晒し葱】 ⇒さらし‐ば【晒し場】 ⇒さらし‐もの【晒し物】 ⇒さらし‐もの【晒し者】 ⇒さらし‐もめん【晒木綿】 ⇒さらし‐や【晒屋】 ⇒さらし‐やね【晒屋根・曝屋根】 ⇒さらし‐ろう【晒し蝋】

広辞苑 ページ 8091