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○息を凝らすいきをこらす🔗🔉

○息を凝らすいきをこらす 息をとめ、緊張している。 ⇒いき【息】

○息を殺すいきをころす🔗🔉

○息を殺すいきをころす 息をおさえて音をたてないようにする。「息を殺してじっと隠れている」 ⇒いき【息】

○息を吐くいきをつく🔗🔉

○息を吐くいきをつく ①ためていた息を吐いて大きく呼吸する。 ②ほっとする。徳冨蘆花、不如帰「縁談整ひて輿入れ済みし時は、浪子も息をつき」 ⇒いき【息】

○息を継ぐいきをつぐ🔗🔉

○息を継ぐいきをつぐ ①息つぎをする。尾崎紅葉、紫「息も継がずに聞かされる」 ②一休みする。 ⇒いき【息】

○息を詰めるいきをつめる🔗🔉

○息を詰めるいきをつめる 息をしないようにして、じっとしている。また、息もできず、じっとしている。浄瑠璃、心中天の網島「治兵衛も息を詰め」 ⇒いき【息】

○息を抜くいきをぬく🔗🔉

○息を抜くいきをぬく 事の途中で一休みする。気分転換のため休息をとる。「たまには息を抜こう」 ⇒いき【息】

○息を延ぶいきをのぶ🔗🔉

○息を延ぶいきをのぶ ほっと息をつく。安心して気が楽になる。源氏物語夕顔「この人に息を延べ給ひてぞ」 ⇒いき【息】

○息を呑むいきをのむ🔗🔉

○息を呑むいきをのむ はっと驚いて息をとめる。「思いがけない発言に―」 ⇒いき【息】

○息をはかりにいきをはかりに🔗🔉

○息をはかりにいきをはかりに 息のつづく限り。浄瑠璃、夏祭浪花鑑「舅の跡を九郎兵衛は―追ひかくる」 ⇒いき【息】

○息を弾ませるいきをはずませる🔗🔉

○息を弾ませるいきをはずませる 激しい運動や大きな興奮から、激しい息づかいをする。「合格の知らせに―」 ⇒いき【息】

○息を張るいきをはる🔗🔉

○息を張るいきをはる 深く呼吸して息を腹にこめる。 ⇒いき【息】

○息を引き取るいきをひきとる🔗🔉

○息を引き取るいきをひきとる 息が絶える。死ぬ。 ⇒いき【息】

○息を潜めるいきをひそめる🔗🔉

○息を潜めるいきをひそめる 存在を気づかれないよう、息づかいをおさえて、じっとしている。 ⇒いき【息】

○息を吹き返すいきをふきかえす🔗🔉

○息を吹き返すいきをふきかえす 生きかえる。 ⇒いき【息】 い‐きん衣衾】 衣ころもと衾ふすま。着物と夜具。 い‐きん遺金ヰ‥ ①のこされた金。主として、軍用金のために延べ棒や馬蹄形などにして残したもの。「慶長―」 ②おとした金。 いきん‐の‐えい衣錦の栄】 [欧陽修、昼錦堂記]立身出世し、富貴になって、錦衣を着て故郷に帰る栄誉。 い‐く畏懼ヰ‥ おそれること。恐懼きょうくい‐く偉躯ヰ‥ 大きな身体。 い・く生く・活く】 [一]〔自上二〕 ⇒いきる(上一)。 [二]〔他下二〕 ⇒いける(下一) い・く行く】 〔自五〕 (奈良・平安時代から「ゆく」と併存。平安・鎌倉時代の漢文訓読では、ほとんど「ゆく」を使い、「いく」の例は極めて稀。助詞「て」の下では「いく」が多い)「ゆく」に同じ。万葉集14「いで吾あれは―・かな」。伊勢物語「伊勢の国にゐて―・きてあらむ」。土佐日記「幣ぬさには御心の―・かねば、み船もゆかぬなり」。世間胸算用1「すこしづつ徳の―・くやうにして返す物ぢや」。「納得が―・く」 いく】 〔接頭〕 生気がある意。「―井」「―大刀」 いく】 〔接頭〕 ①数量・程度のわからぬ意をあらわす。「―たび」 ②数の多い意をあらわす。「―千夜」 イグアスIguazú スペイン・Iguaçu ポルトガル】 (グアラニー語で「大きな水」の意)ブラジルとアルゼンチンとの国境を流れるイグアス川の大瀑布。幅約4000メートル、高さ約70メートル。世界遺産。 イグアス 提供:JTBフォト イグアス 提供:NHK イグアナiguana】 イグアナ科のトカゲ類の総称。主にアメリカ大陸にすみ、バシリスク・アノールトカゲ・ウミイグアナなど約700種。また、その一種であるイグアナは、熱帯アメリカ・トリニダード島産で全長1.8メートル。背中にとげ状の突起がたてがみのように列生。植食性。 イグアナ イグアナ 提供:東京動物園協会 イグアノドンIguanodon ラテン】 白亜紀前期に生息した恐竜で、鳥脚類の一つ。ベルギー産の化石は特に有名で、体長約10メートル、前肢は5指、後肢は3指、普通は後肢のみの二足歩行で、時に四足歩行したと想像される。植物食性。 イグアノドン いくいイクヒ (動詞イクフの連用形から)弓をひいて矢を放つこと。孝徳紀「朝庭みかどに―す」 い‐くい斎杙・斎杭‥クヒ いみきよめた杭。神祭に幣物などをかける。古事記「初瀬の川の上つ瀬に―を打ち」 いく‐い生井‥ヰ 生気のある井の意。永久に水のかれない井戸・泉。神として祭る。祝詞、祈年祭「―・栄く井・つ長井…と御名は白まおして」 いぐい井杭・居杭ヰグヒ 狂言。井杭という少年が目をかけてくれる男によく頭をはられるので、隠れ頭巾を持って姿を消し、男と易者をなぶる。 いぐい伊具比イグヒ 川魚の名。ウグイの古称という。出雲風土記「年魚あゆ、―あり」 い‐ぐい居食いヰグヒ ①働かずに手持ちの財産を処分しながら暮らすこと。座食。徒食。「―の生活を続ける」 ②魚が釣りの餌えさを食いながら、ほとんど動かないこと。 い‐ぐい堰杙ヰグヒ 井堰いせきに打ち並べるくい。 いく‐いく郁郁】 ①文物の盛んなさま。文章の格調の高いさま。 ②香気の盛んなさま。「―たる梅花」 いく‐いく幾幾】 〔副〕 いくつもいくつも。宇治拾遺物語2「白米十石をおものにして…―と置きて食はせさせ給ひければ」 いく・う射ふイクフ 〔他四〕 射る。射かわす。天武紀「西の門みかどの庭おおばに―・ふ」 いく‐え幾重‥ヘ 幾つかのかさなり。多くのかさなり。いくじゅう。 ⇒いくえ‐にも【幾重にも】 いく‐えい育英】 [孟子尽心上「天下の英才を得て之を教育するは三楽也」] ①英才を教育すること。転じて、教育。 ②学徒に学資を給与または貸与し人材を育成すること。「―事業」→日本育英会 いくえ‐にも幾重にも‥ヘ‥ 〔副〕 (相手に対し、ひたすら願う気持を表す)くりかえし。かえすがえすも。ひたすら。「―お詫び申し上げます」 ⇒いく‐え【幾重】 いくおう‐ざん育王山‥ワウ‥ 阿育王山の略。 いく‐か幾日】 いくにち。 いく‐かえり幾返り‥カヘリ いくたび。いくへん。源氏物語松風「―行きかふ秋をすぐしつつ」 いく‐きゅう育休‥キウ 「育児休業」「育児休暇」の略。 いく‐くすり生薬】 ①起死回生の薬。また、不老長生の薬。いきぐすり。拾遺和歌集「亀山に―のみありければ」 ②(「幾薬」に転じ誤る)いくらかの薬。好色一代男7「俄かに腹痛むと悩めば、…―か与へけるを」 いくくにたま‐じんじゃ生国魂神社】 大阪市天王寺区生玉町にある元官幣大社。祭神は生島神・足島たるしま神。生玉神社。 生国魂神社 撮影:的場 啓 いくさ軍・戦・兵】 ①つわもの。兵士。兵隊。軍勢。軍隊。万葉集6「千万ちよろずの―なりとも言挙ことあげせず取りて来ぬべき男おのことそ思ふ」 ②軍隊と軍隊とが戦うこと。戦い。戦争。合戦。平家物語4「橋の上の―、火出づる程ぞ戦ひける」。「―を起こす」 →いくさ(射)⇒いくさ‐おきて【軍掟】 ⇒いくさ‐かどで【軍門出】 ⇒いくさ‐がみ【軍神】 ⇒いくさ‐ぎみ【軍将】 ⇒いくさ‐ごっこ【軍ごっこ】 ⇒いくさ‐だいしょう【軍大将】 ⇒いくさ‐だち【軍立ち】 ⇒いくさ‐だて【軍立て】 ⇒いくさ‐ないだん【軍内談】 ⇒いくさ‐ならし【軍馴らし】 ⇒いくさ‐の‐うかがい【軍の窺い】 ⇒いくさ‐の‐きみ【軍の君】 ⇒いくさ‐の‐さんぶぎょう【軍の三奉行】 ⇒いくさ‐の‐その【軍の園】 ⇒いくさ‐の‐にわ【軍の庭】 ⇒いくさ‐の‐のり【軍の法】 ⇒いくさ‐ば【軍場】 ⇒いくさ‐はじめ【軍始め】 ⇒いくさ‐びと【軍人】 ⇒いくさ‐ひょうじょう【軍評定】 ⇒いくさ‐ぶぎょう【軍奉行】 ⇒いくさ‐ぶね【軍船】 ⇒いくさ‐ぼし【軍星】 ⇒いくさ‐まつり【軍祭】 ⇒いくさ‐ものがたり【軍物語】 ⇒いくさ‐もよい【軍催い】 ⇒いくさ‐よばい【軍喚い】 ⇒いくさ‐よほろ【軍丁】 ⇒軍に花を散らす ⇒軍を見て矢を矧ぐ いくさ】 (「いくさ(軍)」の原義)矢を射ること。射術。弓術。持統紀「―習ふ所を築かしむ」 い‐ぐさ藺草ヰ‥ イ(藺)のこと。〈[季]夏〉 ⇒いぐさ‐か【藺草科】 いくさ‐おきて軍掟】 陣中の命令。軍令。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いぐさ‐か藺草科ヰ‥クワ 単子葉植物の一科。多くは湿生の多年草。地下茎が発達し、葉は小さい。世界に約30種。花は両性、子房上位。イ・コウガイゼキショウ・スズメノヤリなどを含む。 ⇒い‐ぐさ【藺草】 いくさ‐かどで軍門出】 戦場に出発すること。いくさのかどで。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐がみ軍神】 いくさの守護神。武運を守る神。経津主ふつぬし・武甕槌たけみかずちの2神、または八幡神など。兵家では、北斗七星、また、摩利支天・勝軍地蔵・不動明王などを祭る。弓矢の神。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いく‐さき行先(→)「ゆくさき」に同じ。 いくさ‐ぎみ軍将(→)「いくさのきみ」に同じ。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐ごっこ軍ごっこ】 戦争のまねをして遊ぶ子供の遊戯。戦争ごっこ。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐だいしょう軍大将‥シヤウ 主将から委任されて、軍の駆け引きを指揮する人。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐だち軍立ち】 ①(→)「いくさかどで」に同じ。崇神紀「那羅山に登りて―す」 ②いくさ。合戦。戦争。〈伊呂波字類抄〉 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐だて軍立て】 軍勢の配置。陣立。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐ないだん軍内談(→)「いくさひょうじょう」に同じ。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】 いくさ‐ならし軍馴らし】 軍事の練習。調練。 ⇒いくさ【軍・戦・兵】

広辞苑 ページ 956