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うわさ【噂】ウハサ🔗⭐🔉
うわさ【噂】ウハサ
①ある人の身の上や物事についてかげで話すこと。また、その話。「何かと―される人」「お―はうかがっております」
②世間で根拠もなく言いふらす話。風説。世評。「―が立つ」「―に聞く釣名人」「人の―も七十五日」
⇒うわさ‐ばなし【噂話】
⇒噂をすれば影がさす
うわさ‐ばなし【噂話】ウハサ‥🔗⭐🔉
うわさ‐ばなし【噂話】ウハサ‥
噂に類するよもやまの話。世間話。
⇒うわさ【噂】
○噂をすれば影がさすうわさをすればかげがさす🔗⭐🔉
○噂をすれば影がさすうわさをすればかげがさす
ある人の噂をすると当人がそこに現れるものだ。略して「噂をすれば影」とも。東海道中膝栗毛発端「噂をいへば影がさすと、ソレ旦那がお帰りだ」
⇒うわさ【噂】
うわ‐ざん【上桟】ウハ‥
雨戸などの横に渡した桟のうち、最上端にあるもの。かみざん。
うわ‐しき【上敷】ウハ‥
①物の上に敷くもの。うすべり・敷布の類。
②鞍敷くらしき。〈倭名類聚鈔15〉
うわじま【宇和島】
愛媛県南西部の市。もと伊達氏10万石の城下町。豊後水道に臨む伊予いよ南部の中心都市。段々畑とミカン栽培が有名。人口8万9千。
うわ‐しら・む【上白む】ウハ‥
〔自四〕
表面の色がさめて白っぽくなる。源氏物語末摘花「ゆるし色のわりなう―・みたる一かさね」
うわ‐しる【上汁】ウハ‥
①うわずみの汁。
②他人の利益の一部分。うわまえ。「―を吸う」
うわ‐すだれ【上簾】ウハ‥
牛車ぎっしゃの屋形の前後にかける簾。↔下簾
うわ‐すべり【上滑り】ウハ‥
①表面のすべすべしていること。
②表面だけしか見ないで、軽々しく振る舞うこと。かるはずみなこと。また、皮相的で本質に至らないこと。「―な行動」「―の知識」「議論が―する」
うわ‐ずみ【上澄み】ウハ‥
①液体の中の溶解しない物質が下に沈んで上方にできる澄んだ部分。
②濁酒の糟かすを沈殿させて上方の澄んだ部分を汲み取ったもの。
うわ‐ず・む【上澄む】ウハ‥
〔自四〕
液体の上層が澄む。和歌では、うわべをすましていることにかける。夫木和歌抄24「利根川の下は濁りて―・みてありけるものを」
うわ‐ずり【上摺り】ウハ‥
着物の表面を摺って色をつけること。拾玉集7「山吹を分け行く人の衣手や春のかたみの露の―」
うわ‐ず・る【上擦る】ウハ‥
〔自五〕
①表面がなめらかでよく滑る。うわすべりする。
②興奮・緊張などで、落ち着かず高ぶる。「気持が―・る」
③落ち着かない、高い調子になる。「―・った声をあげる」「投球が―・る」
うわ‐ずんべり【上滑り】ウハ‥
ウワスベリの転。浄瑠璃、大塔宮曦鎧「当分御意に入らむため―の軽薄」
うわ‐ぜい【上背・上脊】ウハ‥
身長。身丈みたけ。「―のある男」
うわ‐ぞうり【上草履】ウハザウ‥
屋内で用いる草履。
うわ‐ぞめ【上染め】ウハ‥
下染めの上に更に他の染料で染めること。うわかけ。
うわ‐だな【上枻・上棚】ウハ‥
和船の舷側最上部の板。→和船(図)
うわ‐ちどり【上千鳥】ウハ‥
ユリカモメの異称。
うわ‐ちょうし【上調子】ウハテウ‥
①⇒うわぢょうし。
②言語・動作のうわついておちつかないこと。おっちょこちょい。うわっちょうし。浄瑠璃、津国女夫池「ことばてんでん―」。「―な男」
③株の相場が上昇する傾向にあること。
うわ‐ぢょうし【上調子】ウハデウ‥
①1オクターブ上の音。甲かん。
②本来の旋律よりも1オクターブ上の音で演奏する三味線。浄瑠璃や長唄で2挺以上の三味線を用いる際に、彩りとして1挺だけを上調子とすることが多い。長唄では上調子の三味線が替手かえでを奏することも多い。→枷かせ2
うわ‐つ・く【浮つく】ウハ‥
〔自五〕
(「上付く」の意)気がうきうきしておちつかない。また、軽薄な感じがする。「―・いた気持」「―・いた風潮」
うわ‐つ‐くに【上つ国】ウハ‥
上方にある国。黄泉国よみのくにに対して現世、海底の国に対しては地上の国を指していう。古事記上「今、天津日高あまつひこの御子、虚空津日高そらつひこ、―にいでまさむとしたまふ」
うわ‐づけ【上付】ウハ‥
(→)上書うわがきに同じ。和泉式部続集「ふみ箱の―の心もとなさに」
うわ‐つち【上土】ウハ‥
表面の土。うわち。
⇒うわつち‐けん【上土権】
⇒うわつち‐もち【上土持】
うわつち‐けん【上土権】ウハ‥
耕作地の表土の所有権。本来の土地所有権とは別に、このような権利が開墾地などについて慣行上各地で認められ、独立して売買される。土地所有権者には一定の年貢を納めるが、永小作権ではない。
⇒うわ‐つち【上土】
うわつち‐もち【上土持】ウハ‥
上土権の権利者の称。↔底土持
⇒うわ‐つち【上土】
うわづつのお‐の‐みこと【表筒男命】ウハ‥ヲ‥
「住吉神すみのえのかみ」参照。
うわ‐づつみ【上包み】ウハ‥
物の表側を包むもの。書物の帙ちつ、書状を包む紙など。包紙。
うわっ‐つら【上っ面】ウハ‥
ウワツラの促音化。
うわっ‐ぱり【上っ張り】ウハ‥
衣服の汚れを防ぐためなどに、上にはおって着るもの。うわばり。スモック。
うわ‐づみ【上積み】ウハ‥
①積荷の上の方に荷を積むこと。また、その荷。
②船で、甲板に積んだ荷物。
③更にその上に積み加えること。上乗せ。「5万円を―する」
うわ‐つゆ【上露】ウハ‥
草木などの葉の上にある露。源氏物語夕顔「光ありと見し夕顔の―は」↔下露
うわ‐つら【上面】ウハ‥
うわべ。表面。外面。うわっつら。「―をなでただけの評」
うわ‐て【上手】ウハ‥
①上の方。かみて。平家物語4「強き馬をば―に立てよ」
②犬追物いぬおうもので、自分の馬の前に立った射手。
③石帯せきたいの左の一端についている革帯。夫木和歌抄33「わが身沈める石の帯の―に人をかけてみんとは」
④相撲で、四つに組んだとき相手の差し手の外側からまわしを取ること。また、その手。「―をとる」
⑤技能・学力などが他よりすぐれていること。また、そういう人。優位。竹斎「―くすしと我をなさせよ」。「一枚―だ」「―な物言いをする」
↔下手したて。
⇒うわて‐かじ【上手舵】
⇒うわて‐だしなげ【上手出し投げ】
⇒うわて‐なげ【上手投げ】
⇒うわて‐ひねり【上手捻り】
⇒うわて‐まわし【上手回し】
⇒上手に出る
⇒上手を行く
うわて‐かじ【上手舵】ウハ‥カヂ
舵の柄を風上の方に寄せること。
⇒うわ‐て【上手】
うわて‐だしなげ【上手出し投げ】ウハ‥
相撲の手の一つ。上手で相手のまわしを引き、体を開きながら引きずるように倒すもの。引きずり投げ。
⇒うわ‐て【上手】
うわて‐なげ【上手投げ】ウハ‥
①相撲の手の一つ。上手で相手のまわしを引きつけ、腰を入れて相手の体に横から力を加えて倒すもの。
②オーバー‐スローの訳語。↔下手投げ。
⇒うわ‐て【上手】
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