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かもめ【鴎】🔗⭐🔉
かもめ【鴎】
(一説に、メは鳥を意味する語)チドリ目カモメ亜科の鳥の総称。主として沿岸海域にすみ、飛翔力強く、海面や海岸で死魚や動物の死体などを拾って食う。世界に約50種。ゴメ。また、その一種であるカモメは、大きさカラスほどで、体は白色、背と翼とは青灰色。幼鳥には褐色の小斑がある。夏、カムチャツカ・シベリア・カナダなどの海岸に繁殖。冬は日本に現れ全国の海上に群棲。土佐日記「今し―群れゐて遊ぶところあり」
シロカモメ
撮影:小宮輝之
ギンカモメ
撮影:小宮輝之
マゼランカモメ
撮影:小宮輝之
⇒かもめ‐じり【鴎尻】
⇒かもめ‐づと【鴎髱】
⇒かもめ‐づる【鴎蔓】
ギンカモメ
撮影:小宮輝之
マゼランカモメ
撮影:小宮輝之
⇒かもめ‐じり【鴎尻】
⇒かもめ‐づと【鴎髱】
⇒かもめ‐づる【鴎蔓】
かもめ🔗⭐🔉
かもめ
(Chaika ロシア)チェーホフ作の戯曲。1896年初演。作家志望の主人公トレープレフに作者の芸術観が見られる。
かもめ‐じり【鴎尻】🔗⭐🔉
かもめ‐じり【鴎尻】
(カモメの尾羽の上にはねた形に似るからいう)
①太刀鞘の尻を上に反りあがるように帯びること。義経記5「黒漆の太刀を―にぞ帯はきなしたり」
②秤竿はかりざおの端が上方にはねるほど秤目を十分にすること。浮世草子、好色産毛「てんぽ五匁すててもみんと―にかけてやり」
③(→)鴎髱かもめづとに同じ。
⇒かもめ【鴎】
かもめ‐づと【鴎髱】🔗⭐🔉
かもめ‐づと【鴎髱】
カモメの尾のように後方へ長く出したたぼ。享保(1716〜1736)の頃、若衆や遊女の間に流行。かもめじり。
⇒かもめ【鴎】
かもめ‐づる【鴎蔓】🔗⭐🔉
かもめ‐づる【鴎蔓】
ガガイモ科の蔓性多年草。オオカモメヅル・コカモメヅルの2種がある。葉は対生、長楕円状卵形、全縁で頂端が尖る。夏、葉腋に黒紫色の小花を集散花序につけ、花後、細長い蒴果さくかを結ぶ。
⇒かもめ【鴎】
かもめのジョナサン【鴎のジョナサン】🔗⭐🔉
かもめのジョナサン【鴎のジョナサン】
(Jonathan Livingston Seagull)アメリカの小説家バック(R. Bach1936〜)作の寓話詩的な小説。1970年刊。
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