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きざ【刻】🔗⭐🔉
きざ【刻】
きざみ目。きざみ。歌舞伎、韓人漢文手管始「―の付いた股ぐら、歩きよいので足の早いお傾城」
き‐ざ【危坐・危座】🔗⭐🔉
き‐ざ【危坐・危座】
(「危」は高い意)正しくすわること。正座。端座。
き‐ざ【気障】🔗⭐🔉
き‐ざ【気障】
(「きざわり」の略)
①心にかかり、苦になること。心配。誹風柳多留5「あたらしい通ひに―な引き残り」
②服装・態度・行動などが気取っていて、人に不快や反感を感じさせること。いやみ。「―な奴」
き‐ざ【起坐・起座】🔗⭐🔉
き‐ざ【起坐・起座】
①起きあがって、すわること。起きなおること。
②座を立つこと。
き‐ざ【帰座】🔗⭐🔉
き‐ざ【帰座】
もとの座席・位置に帰ること。神霊が、もとの座所に鎮座すること。
き‐ざ【跪坐・跪座】🔗⭐🔉
き‐ざ【跪坐・跪座】
ひざまずいて、すわること。
き‐ざい【木材】🔗⭐🔉
き‐ざい【木材】
もくざい。材木。
き‐ざい【基材】🔗⭐🔉
き‐ざい【基材】
製品や加工品の基となる材料。
き‐ざい【器材】🔗⭐🔉
き‐ざい【器材】
器具の材料。また、器具や材料。「観測用―」
き‐ざい【器財】🔗⭐🔉
き‐ざい【器財】
うつわ。器物。道具。
き‐ざい【機材】🔗⭐🔉
き‐ざい【機材】
機械の材料。また、機械や材料。
き‐ざかい【気逆い】‥ザカヒ🔗⭐🔉
き‐ざかい【気逆い】‥ザカヒ
不快なこと。天草本伊曾保物語「少しも―のことがあれば」
きざ‐がき【きざ柿】🔗⭐🔉
きざ‐がき【きざ柿】
(→)木醂きざわしに同じ。
き‐ざかり【気離り】🔗⭐🔉
き‐ざかり【気離り】
気の弱いこと。無気力なこと。毛詩抄「僖公きこうはちと―な人であつた」
きざ‐が・る【気障がる】🔗⭐🔉
きざ‐が・る【気障がる】
〔他四〕
きざだと思う。いやがる。浮世風呂3「人を―・らせて面白がるのだが、悪い洒落さ」
きざき‐こ【木崎湖】🔗⭐🔉
きざき‐こ【木崎湖】
長野県北西部、大町市にある湖。糸魚川‐静岡構造線の断層活動と関連してできた堰止湖。仁科三湖の一つ。観光地化が進む。
きざ‐きざ【刻刻・段段】🔗⭐🔉
きざ‐きざ【刻刻・段段】
①(→)「ぎざぎざ」に同じ。
②ずたずたに切るさま。
き‐ざくら【黄桜】🔗⭐🔉
き‐ざくら【黄桜】
サトザクラの園芸品種。花は八重で、樺茶または鬱金うこん色。
き‐ざけ【生酒】🔗⭐🔉
き‐ざけ【生酒】
まぜもののない純粋の酒。醇酒。
きざ‐こきゅう【起座呼吸】‥キフ🔗⭐🔉
きざ‐こきゅう【起座呼吸】‥キフ
左心不全や肺の疾患で呼吸困難がある場合、それを和らげるため上半身を起こしてものに寄りかかる姿勢をとること。臥位がいでは右心への静脈還流が増し、肺の鬱血うっけつが増強して呼吸困難の度が強くなる。
きざし【兆し・萌し】🔗⭐🔉
きざし【兆し・萌し】
①草木が芽を出すこと。芽生え。
②物事の起ころうとする前ぶれ。兆候。法華義疏長保点「預あらかじめ疑謗の萌キサシを杜ふさぎ」。「病気回復の―」
き‐ざし【気ざし】🔗⭐🔉
き‐ざし【気ざし】
気持。こころざし。傾城禁短気「是非に今日は貰ふ―ぢや」
きざ・す【兆す・萌す】🔗⭐🔉
きざ・す【兆す・萌す】
〔自五〕
①草木の芽がわずかに出る。芽生える。芽ぐむ。「若芽が―・す」
②物事が起ころうとする気配がある。また、気持が生ずる。源氏物語梅枝「このおとどの、おぼし召し―・すさまのいと殊なれば」。「復調が―・す」「疑念が―・す」
きざっ‐たらし・い【気障ったらしい】🔗⭐🔉
きざっ‐たらし・い【気障ったらしい】
〔形〕
いかにもきざな様子である。「―・い仕草」
きざっ‐ぽ・い【気障っぽい】🔗⭐🔉
きざっ‐ぽ・い【気障っぽい】
〔形〕
きざな感じだ。きざな様子である。
きざ‐はし【階】🔗⭐🔉
きざ‐はし【階】
昇降するために造った段。階段。きだはし。平家物語4「御前の―を半なからばかり降りさせ給へるところに」
きざみ【刻み】🔗⭐🔉
きざみ【刻み】
①物を刻むこと。また、刻んでできた跡。「―のある貨幣」
②階級。等級。きだ。源氏物語帚木「下しもの―といふきはになれば殊に耳立たずかし」
③時がたってゆくそのひと区切り。また、折。時。場合。源氏物語帚木「とあらん折もかからん―をも見過したらん中こそ」。「1分―に測る」
④(→)「刻み煙草」に同じ。
⑤打楽器や拍子木を細かく続けて打つこと。
⇒きざみ‐あし【刻み足】
⇒きざみ‐あらめ【刻み荒布】
⇒きざみ‐いなずま【刻み稲妻】
⇒きざみ‐うり【刻み売り】
⇒きざみ‐がね【刻み金】
⇒きざみ‐こんぶ【刻み昆布】
⇒きざみ‐ざや【刻み鞘】
⇒きざみ‐タバコ【刻み煙草】
⇒きざみ‐づけ【刻み漬】
⇒きざみ‐ども【刻み供】
⇒きざみ‐ばし【刻み階】
⇒きざみ‐ひうち【刻み燧】
⇒きざみ‐びょうし【刻み拍子】
⇒きざみ‐め【刻み目】
きざみ‐あし【刻み足】🔗⭐🔉
きざみ‐あし【刻み足】
足の運びを細かく、急いで歩くこと。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐あらめ【刻み荒布】🔗⭐🔉
きざみ‐あらめ【刻み荒布】
アラメを淡水で煮て日乾しにし、強く圧して小口から鉋かんなで削ったもの。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐いなずま【刻み稲妻】‥イナヅマ🔗⭐🔉
きざみ‐いなずま【刻み稲妻】‥イナヅマ
稲妻形のきざみを細かくした模様。好色一代女3「黄唐茶に―の中形身せばに仕立て」
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐うり【刻み売り】🔗⭐🔉
きざみ‐うり【刻み売り】
少しずつ分けて売ること。切り売り。小売り。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐がね【刻み金】🔗⭐🔉
きざみ‐がね【刻み金】
渡すべき金銭を少しずつ分割して渡すこと。また、その金銭。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐こ・む【刻み込む】🔗⭐🔉
きざみ‐こ・む【刻み込む】
〔他五〕
①しっかりと刻む。彫りつける。「額に―・まれた年輪」
②深く心に留める。「師のことばを胸に―・む」
きざみ‐こんぶ【刻み昆布】🔗⭐🔉
きざみ‐こんぶ【刻み昆布】
コンブを乾かし、細かく刻んだもの。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐ざや【刻み鞘】🔗⭐🔉
きざみ‐ざや【刻み鞘】
刻み目のある刀の鞘。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐タバコ【刻み煙草】🔗⭐🔉
きざみ‐タバコ【刻み煙草】
細かく刻んだ葉煙草。キセルにつめて吸う。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐づけ【刻み漬】🔗⭐🔉
きざみ‐づけ【刻み漬】
ダイコン・ウリ・ナスなどを細かく刻んで塩漬にしたもの。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐つ・ける【刻み付ける】🔗⭐🔉
きざみ‐つ・ける【刻み付ける】
〔他下一〕[文]きざみつ・く(下二)
①形を細かに彫りつける。「名前を木に―・ける」
②記憶に深くとどめる。「心に―・ける」
きざみ‐ども【刻み供】🔗⭐🔉
きざみ‐ども【刻み供】
江戸時代、大名行列の供勢の歩調の一種。刻み足で供をすること。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐ばし【刻み階】🔗⭐🔉
きざみ‐ばし【刻み階】
階段。きざはし。源平盛衰記16「殿上の―に」
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐ひうち【刻み燧】🔗⭐🔉
きざみ‐ひうち【刻み燧】
船で用いる燧。焔硝えんしょう・竜脳・樟脳しょうのうなどを焼酎で煎じて練り固めたもの。小刀で削ると発火する。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐びょうし【刻み拍子】‥ビヤウ‥🔗⭐🔉
きざみ‐びょうし【刻み拍子】‥ビヤウ‥
能や狂言の足拍子の一つ。拍を刻むものと、間まをつめるものとがある。
⇒きざみ【刻み】
きざみ‐め【刻み目】🔗⭐🔉
きざみ‐め【刻み目】
刻みをつけた跡。また、その跡の残っている箇所。
⇒きざみ【刻み】
きざ・む【刻む】🔗⭐🔉
きざ・む【刻む】
〔他五〕
①切って細かくする。伊勢物語「青き苔を―・みて」
②彫刻する。彫りつける。比喩的に、記憶にとどめる。古本説話集下「やうやう仏のみかたに―・みたてまつるあひだ」。「心に―・む」
③入れ墨をする。雄略紀「面おもてを―・みて」
④切って跡をつける。切れ目を入れる。「木の幹を―・む」
⑤細かく区切るようにして進行する。「時を―・む」
⑥責め苦しめる。さいなむ。万葉集の文反古「わが身を只今までいろいろに―・まれ」
き‐ざら【木皿】🔗⭐🔉
き‐ざら【木皿】
木製の皿。
き‐ざる【生猿】🔗⭐🔉
き‐ざる【生猿】
まだ飼い馴らされない猿。野生の猿。
き‐ざわし【木醂・木淡】‥ザハシ🔗⭐🔉
き‐ざわし【木醂・木淡】‥ザハシ
木についたままで甘くなる柿。木練こねり。きざがき。きざらし。〈饅頭屋本節用集〉
き‐ざわり【気障り】‥ザハリ🔗⭐🔉
き‐ざわり【気障り】‥ザハリ
気になること。特に、相手の服装・態度・行動などに不快を感ずること。また、そういう感じを与える、いやみのあるさま。きざ。洒落本、辰巳婦言「爰の比よく紋を見ねエ、すこし―だの」。「―な物言い」
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