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じっ‐と🔗🔉

じっ‐と 〔副〕 (「ぢっと」とも書いた) ①動かず何もしないさま。「―座って待つ」 ②目を凝らすさま。「―見つめる」 ③その事だけに神経を集中させているさま。「―こらえる」 ④力をこめるさま。日葡辞書「テニジットニギル」

じっ‐とく【十徳】🔗🔉

じっ‐とく十徳】 ①10種の徳。多くの徳。 ②(僧服の「直綴じきとつ」の転という)衣服の名。素襖すおうに似て脇を縫いつけたもの。武士は葛布くずふで白または黒、胸紐あり、中間ちゅうげん・小者・輿舁こしかきなどは布を用い胸紐がなく、四幅袴よのばかまを用いる。鎌倉末期に始まり、室町時代には旅行服とした。江戸時代には儒者・医師・絵師などの外出に用い、絽・紗などで作り、黒色無文、共切れ平絎ひらぐけの短い紐をつけ、腰から下に襞ひだをつけて袴を略した。 十徳 ⇒じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】

じっとく【拾得】🔗🔉

じっとく拾得】 唐代の僧。天台山の近くに寒山とともに住み、奇行が多く、豊干ぶかんに師事したと伝える。その詩は「寒山詩」中に収載。普賢の化身と称せられ、画題にされる。生没年未詳。→寒山

じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】🔗🔉

じっとく‐よのばかま十徳四幅袴】 十徳を着て四幅袴をつけた服装。犬追物の矢取・犬牽、馬の口取、轅輿ながえこしを舁く者などが用いた。 ⇒じっ‐とく【十徳】

じっとり🔗🔉

じっとり かなりの量の汗や血がにじみ出てくるさま。ひどく湿っているさま。「肌が―する」「―と汗ばむ」

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