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広辞苑の検索結果 (5)

じっ‐と🔗🔉

じっ‐と 〔副〕 (「ぢっと」とも書いた) ①動かず何もしないさま。「―座って待つ」 ②目を凝らすさま。「―見つめる」 ③その事だけに神経を集中させているさま。「―こらえる」 ④力をこめるさま。日葡辞書「テニジットニギル」

じっ‐とく【十徳】🔗🔉

じっ‐とく十徳】 ①10種の徳。多くの徳。 ②(僧服の「直綴じきとつ」の転という)衣服の名。素襖すおうに似て脇を縫いつけたもの。武士は葛布くずふで白または黒、胸紐あり、中間ちゅうげん・小者・輿舁こしかきなどは布を用い胸紐がなく、四幅袴よのばかまを用いる。鎌倉末期に始まり、室町時代には旅行服とした。江戸時代には儒者・医師・絵師などの外出に用い、絽・紗などで作り、黒色無文、共切れ平絎ひらぐけの短い紐をつけ、腰から下に襞ひだをつけて袴を略した。 十徳 ⇒じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】

じっとく【拾得】🔗🔉

じっとく拾得】 唐代の僧。天台山の近くに寒山とともに住み、奇行が多く、豊干ぶかんに師事したと伝える。その詩は「寒山詩」中に収載。普賢の化身と称せられ、画題にされる。生没年未詳。→寒山

じっとく‐よのばかま【十徳四幅袴】🔗🔉

じっとく‐よのばかま十徳四幅袴】 十徳を着て四幅袴をつけた服装。犬追物の矢取・犬牽、馬の口取、轅輿ながえこしを舁く者などが用いた。 ⇒じっ‐とく【十徳】

じっとり🔗🔉

じっとり かなりの量の汗や血がにじみ出てくるさま。ひどく湿っているさま。「肌が―する」「―と汗ばむ」

大辞林の検索結果 (6)

じっ-と🔗🔉

じっ-と [0] (副)スル (1)凝視するさま。つくづく。「―見まもる」 (2)我慢するさま。耐えるさま。「―痛さをこらえる」 (3)動かずにいるさま。「―立っている」 (4)力をこめるさま。ぎゅっと。「昆陽野(コヤノ)の宿の遊女が,袖を―控いて/狂言・茶ぐり(天正本)」

じっ-とく【十徳】🔗🔉

じっ-とく [0][4] 【十徳】 (1)一〇種の徳。 (2)〔「直綴(ジキトツ)」の転か〕 男子の上着の一。丈は短く,羽織に似る。武家のものは素襖(スオウ)に似ていて胸紐(ヒモ)がある。鎌倉末期から用いられ,中間(チユウゲン)や小者は四幅袴(ヨノバカマ)の上に着た。江戸時代には医師・儒者・茶人などの礼服となった。 十徳(2) [図]

じっとく-よのばかま【十徳四幅袴】🔗🔉

じっとく-よのばかま [7] 【十徳四幅袴】 十徳と四幅袴を着けたいでたち。武家の小者などの服装。十徳四布(シフ)袴。

じっとく【拾得】🔗🔉

じっとく 【拾得】 中国,唐代の伝説的な僧。天台山国清寺の豊干(ブカン)に師事したという。脱俗の風格をもって知られ,寒山・拾得と並称された。 →寒山

じっとり🔗🔉

じっとり [3] (副)スル (1)しめりけを多く含んでいるさま。また,汗ばんださま。「ひたいに―(と)汗をかく」「―(と)するような暑さ」 (2)しとやかで落ち着いたさま。「あまりはすはでない―とした女子(オナゴ)があつたら,世話してくだんせ/滑稽本・浮世風呂 4」

じっと(和英)🔗🔉

じっと quietly;→英和 still;→英和 fixedly;firmly;intently;→英和 patiently.→英和 〜している keep quiet;stand still.〜見つめる look intently.

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