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ばり🔗🔉

ばり 金属やプラスチックを加工する際、その縁へりなどにはみ出た余分な部分。「―を取る」

ばり【尿】🔗🔉

ばり尿】 (「ゆばり」の略。室町時代から江戸時代にかけての語)動物の小便。また、下賤な用語として人の小便をも指した。東海道名所記「―をつきて、参り申さう」

ば‐り【罵詈】🔗🔉

ば‐り罵詈】 (「罵」も「詈」も悪口を言う意)ののしること。悪口をあびせること。嘲罵。「―雑言ぞうごん

ばり【張り】🔗🔉

ばり張り】 〔接尾〕 ①(人数を表す語につけて)弓の強弱を表す語。「二人―の弓」 ②まねること。気取ること。「ピカソ―の絵」

バリア【barrier】🔗🔉

バリアbarrier】 (バリアーとも)防壁。障壁。 ⇒バリア‐フリー【barrier free】

バリア‐フリー【barrier free】🔗🔉

バリア‐フリーbarrier free】 身体障害者や高齢者が生活を営むうえで支障がないように商品を作ったり建物を設計したりすること。また、そのように作られたもの。 ⇒バリア【barrier】

バリアント【variant】🔗🔉

バリアントvariant】 ①異なった形。別形。変型。 ②ある原文の異文。また、異本・異版。

バリー【James M. Barrie】🔗🔉

バリーJames M. Barrie】 イギリスの劇作家・小説家。笑いと空想豊かな作風で知られる。小説「ピーター=パンとウェンディー」、戯曲「あっぱれクライトン」など。(1860〜1937)

バリー【Antoine-Louis Barye】🔗🔉

バリーAntoine-Louis Barye】 フランスの彫刻家・画家。グロ(A.-J. Gros1771〜1835)に絵画を、ボジオ(F.-J. Bosio1768〜1845)に彫刻を学ぶ。主に猛獣を主題に動物彫刻を作る。オルセー美術館前庭、テュイルリー公園などパリ各所に作品がある。(1795〜1875)

バリウム【barium】🔗🔉

バリウムbarium】 ①(ギリシア語で「重い」意のbarysに因む。その鉱物が重いため)アルカリ土類金属元素の一種。元素記号Ba 原子番号56。原子量137.3。銀白色の軟らかい金属。空気中では酸化されやすく、常温で水を分解する。同族のカルシウム・ストロンチウムより反応性に富む。炎色反応は黄緑色。主要鉱物は重晶石・毒重石。 ②X線造影剤の硫酸バリウムの俗称。

バリェ‐インクラン【Ramón María del Valle-Inclán】🔗🔉

バリェ‐インクランRamón María del Valle-Inclán】 スペインの小説家・劇作家。「九八年の世代」の一人。四部作の長編散文詩「ソナタ」など。(1866〜1936)

バリエーション【variation】🔗🔉

バリエーションvariation】 ①変化。変異。変種。変形。「―をつける」 ②変奏曲。 ⇒バリエーション‐ルート【variation route】

バリエーション‐ルート【variation route】🔗🔉

バリエーション‐ルートvariation route】 登山で、一般ルートとは別の、より困難な登路。 ⇒バリエーション【variation】

バリエテ【variété フランス】🔗🔉

バリエテvariété フランス(→)バラエティー3に同じ。

バリオン【baryon】🔗🔉

バリオンbaryon】 (ギリシア語の「重い」に由来)ハドロンの一種。核子および核子より重いスピン半整数の素粒子。陽子を除いたバリオンはすべて不安定。これらの粒子はバリオン数1を持つという。重粒子。→ハドロン→中間子

バリカン【Bariquand フランス】🔗🔉

バリカンBariquand フランス】 (その製作所名Bariquand et Marreに基づく)髪を刈る金属製の器具。伊藤左千夫、奈々子「頭つむりをくりくりとバリガンで刈つて終うた」

ば‐りき【馬力】🔗🔉

ば‐りき馬力】 ①(horsepower)動力(仕事率)の実用単位。1秒当り75重量キログラム‐メートルの仕事率を1仏馬力といい、735.5ワットに相当する。記号PS 1秒当り550フート‐ポンドを1英馬力(746ワット)という。記号HP,㏋,hp 日本では1962年以来仏馬力だけが特殊用途にかぎって法的に認められている。 ②(転じて)精力的な力。活力。体力。「―のある人」 ③荷馬車。 ⇒馬力を掛ける

○馬力を掛けるばりきをかける🔗🔉

○馬力を掛けるばりきをかける 精出して仕事をする。馬力を出す。 ⇒ば‐りき【馬力】 はり‐くすし鍼医師(→)鍼医はりいに同じ。 はり‐ぐち針口】 天秤てんびんの中央にあって、針の平均を示す所。ここを小さい槌つちでたたいて、針の動きを調節した。また、平均を示す針のついた天秤。 はり‐くよう針供養‥ヤウ 2月8日または12月8日に、針仕事を休み、折れた針を集めて豆腐やこんにゃくに刺して供養すること。淡島神社に納めるなどする。〈[季]春〉〈[季]冬〉→淡島3 針供養 撮影:関戸 勇 はり‐ぐら張鞍(→)張革はりかわに同じ。狂言、文蔵「ひやうの皮の―に」 パリ‐クラブ (Club de Paris フランス)債権国会議の通称。 はり‐ぐわ針桑・柘‥グハ クワ科の落葉低木。中国原産。高さ3メートル。枝は角ばって鋭いとげがあり、葉は卵形、雌雄異株。花は頭状花序に配列。花後、球形の集合果を結ぶ。葉は桑の代用として蚕の飼料とする。 バリケードbarricade】 市街戦などで、相手側の攻撃や侵入を防ぐため木材・土嚢どのうなどで急造した柵。牆壁しょうへき。防塞。 ハリケーンhurricane】 カリブ海・メキシコ湾・北大西洋西部・北太平洋東部に発生する発達した熱帯低気圧。暴風雨を伴い、厳密には最大風速毎秒32.7メートル以上のものを指す。 はり‐げだい貼外題・張外題(→)題簽だいせんに同じ。 ばり‐けつ溲結】 馬の小便の出なくなる病気。〈日葡辞書〉 バリケンbergeende オランダ】 カモの一種。目の回りの皮膚が裸出し、雄には肉粒がある。中南米産のノバリケンが家禽かきん化されたもの。日本では少ないが、公園などで飼われる。台湾鶩あひる。広東鶩。 バリケン 撮影:小宮輝之 はり‐こ針子】 仕立屋に雇われて裁縫をする娘。おはりこ。 はり‐こ張子】 ①木型に紙を重ね貼り、乾いてから型を抜き取って作ったもの。はりぬき。また、木・竹などを組んだ上に紙や布を貼って作ったもの。「―のおもちゃ」 お化け金太(熊本) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子の虎(茨城) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子(島根) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子(福島) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子(香川) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 松川だるま(宮城) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 犬張子 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 起上り小法師(千葉) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 起上り小法師(沖縄) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 鯛車(香川) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ②外見だけが立派な人やもの。 ③(→)張形はりかたに同じ。 ⇒はりこ‐がい【張子貝】 ⇒はりこ‐かずら【張子鬘】 ⇒はりこ‐がみ【張子紙】 ⇒はりこ‐にんぎょう【張子人形】 ⇒はりこ‐の‐とら【張子の虎】 はり‐こうたく玻璃光沢‥クワウ‥ ガラスに似た光沢。水晶・ざくろ石などに見られるもの。 パリ‐こうわかいぎパリ講和会議‥カウ‥クワイ‥ 1919年、第一次大戦の講和を議した国際会議。英・米・仏3国が主導権を握り、パリで1月から5月まで行われ、ドイツとの間では6月28日、ヴェルサイユ宮殿で講和条約の調印が行われた。→ヴェルサイユ条約 はりこ‐がい張子貝‥ガヒ 張子で貝の形に作り、香などを入れるもの。 ⇒はり‐こ【張子】 はりこ‐かずら張子鬘‥カヅラ 紙を張りかさねて作った略式のかずら。俄にわか狂言や茶番に用い、子供の玩具にもある。 ⇒はり‐こ【張子】 はりこ‐がみ張子紙】 反故ほごや新聞紙を主原料として溜漉ためずきした粗質の紙。張子細工のほか達磨だるま張りに用いる。達磨紙。 ⇒はり‐こ【張子】 はり‐こく・る張りこくる】 〔他四〕 思い切りなぐる。 はり‐ごし張輿】 屋形と左右両側に畳表を張り、押縁おしぶちを打った略式の輿。保元物語「左大臣殿…あやしげなる―にやつれ給ひて」 張輿 はり‐ごち針鯒】 ハリゴチ科の海産の硬骨魚。全長約25センチメートル。コチに似、体に小さいとげが多い。体は灰色。南日本産。蒲鉾かまぼこの材料となる。ヤスリゴチ。ノコギリゴチ。広義にはハリゴチ科の総称。 はり‐ごと張言】 互いに意地をはって言う言葉。 はりこ‐にんぎょう張子人形‥ギヤウ 張子でつくった人形。 ⇒はり‐こ【張子】 はりこ‐の‐とら張子の虎】 張子で虎の形に作り、首が動くようにした玩具。転じて、首をふり動かす癖のある人や虚勢をはる人をあざけっていう語。 張子の虎(宮城) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子の虎(島根) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子の虎(茨城) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) 張子の虎(静岡) 撮影:薗部 澄(JCII蔵) ⇒はり‐こ【張子】 ハリコフKhar'kov】 ウクライナ北東部にある工業都市。ドネツ炭田、鉱山をひかえ、機械工業が盛ん。人口145万(2001)。 はり‐こみ張込み】 ①大金を投ずること。また、おごること。ごちそう。浄瑠璃、鎌倉三代記「あの昼飯は藤三が―じやの」 ②やりこめること。悪口。東海道中膝栗毛7「さまざまにいひわけし、又―いつて見ても、いつこうききいれず」 ③見張りのためにある場所に待機すること。 ④紙片や写真をはること。また、そのもの。貼込み。 パリ‐コミューン (Commune de Paris フランス)1871年3月18日〜5月28日の72日間にわたり、パリに樹立された革命的自治政権。普仏戦争にフランスが敗れた際、パリで小市民・労働者が民衆軍を結成し、臨時政府・議会に対抗して組織。敵国プロイセンの支援を受けた政府軍の攻撃により「血の一週間」の戦闘後壊滅。マルクスが高く評価し、その後の社会主義運動・理論に影響を与えた。 はり‐こ・む張り込む】 [一]〔他五〕 ①やりこめる。へこます。言いまかす。浮世床2「縫ひ物がひとつ出来ねへ癖に、といつぱいに―・まれて」 ②大金を投ずる。奮発して散財する。おごる。「お祝いを―・む」 ③紙片や写真などを張って固定する。貼り込む。 [二]〔自五〕 ①力を入れる。力をこめる。 ②張り番をする。見張りのためにある場所に待機する。「アジトに―・む」 パリ‐コレクションParis Collection】 1年に2回、フランスのパリで開かれるファッション‐ショー。高級服店のデザイナーが新作を発表する。パリ‐コレ。 はり‐ころ・す張り殺す・撲り殺す】 〔他五〕 なぐり殺す。 バリ‐コン (バリアブル‐コンデンサーの略)(→)可変コンデンサーのこと。 パリ‐さい巴里祭】 日本で、7月14日のフランス革命記念日の呼称。ルネ=クレール監督の映画“Quatorze Juillet”(7月14日)の邦訳名による。 パリサイ‐はパリサイ派⇒ファリサイは はり‐さ・ける張り裂ける】 〔自下一〕[文]はりさ・く(下二) ①張りふくれて裂ける。 ②悲嘆・憤怒・苦痛などにたえきれないたとえにいう。「胸が―・ける思い」 はり‐さし針刺し】 裁縫用具の一つ。綿・毛髪などを布で包んで作り、それに針を刺しておくもの。針山。針坊主。 はり‐さし張り差し】 相撲で、立ち上がった途端に相手の顔面を張り、相手がひるむ隙に有利な差し手をすること。

バリケード【barricade】🔗🔉

バリケードbarricade】 市街戦などで、相手側の攻撃や侵入を防ぐため木材・土嚢どのうなどで急造した柵。牆壁しょうへき。防塞。

ばり‐けつ【溲結】🔗🔉

ばり‐けつ溲結】 馬の小便の出なくなる病気。〈日葡辞書〉

バリケン【bergeende オランダ】🔗🔉

バリケンbergeende オランダ】 カモの一種。目の回りの皮膚が裸出し、雄には肉粒がある。中南米産のノバリケンが家禽かきん化されたもの。日本では少ないが、公園などで飼われる。台湾鶩あひる。広東鶩。 バリケン 撮影:小宮輝之

バリ‐コン🔗🔉

バリ‐コン (バリアブル‐コンデンサーの略)(→)可変コンデンサーのこと。

ばり‐ざんぼう【罵詈讒謗】‥バウ🔗🔉

ばり‐ざんぼう罵詈讒謗‥バウ 悪口をあびせ、口ぎたなく相手をののしること。「―を浴びせる」

バリスカン‐ぞうざん‐うんどう【バリスカン造山運動】‥ザウ‥🔗🔉

バリスカン‐ぞうざん‐うんどうバリスカン造山運動‥ザウ‥ (ドイツの古代民族Varisci ラテンの名に因む)古生代の終り頃に北大西洋岸で起こった造山運動。これにより、ヨーロッパではイギリス南端からフランス・ドイツにかけて褶曲しゅうきょく山脈ができた。

バリスター【varistor】🔗🔉

バリスターvaristor】 電圧が増すと急速に抵抗が減少する半導体抵抗素子。

ばり‐ぞうごん【罵詈雑言】‥ザフ‥🔗🔉

ばり‐ぞうごん罵詈雑言‥ザフ‥ 口ぎたない、ののしりの言葉。「―を浴びせる」

ばり‐つ・く🔗🔉

ばり‐つ・く 〔自四〕 威勢よくふるまう。幅をきかす。浮世風呂3「あの人の若い時分―・いた本書ほんかきに」

ばりっ‐と🔗🔉

ばりっ‐と 〔副〕 ①押出しがよく立派なさま。「―した人」 ②固い物を強い力で打ち割る音の形容。

バリ‐とう【バリ島】‥タウ🔗🔉

バリ‐とうバリ島‥タウ (Bali)ジャワ島の東に隣接する小火山島。イスラム文化圏にあるインドネシア共和国の中でヒンドゥー教を信仰する唯一の島。古典舞踊やガムラン音楽で有名。観光地。 バリ島の舞踊(1) 撮影:小松義夫 バリ島の舞踊(2) 撮影:小松義夫

バリトン【barytone】🔗🔉

バリトンbarytone】 ①テノールとバスとの中間の男声音域。次低音。また、その音域の歌手。 ②次低音の音域をもつ楽器(弦楽器、チューバ系の金管楽器)の名称。また他の楽器名に付加して次低音音域の楽器であることを示す。

バリニャーノ【A. Valignano】🔗🔉

バリニャーノA. Valignano⇒ヴァリニャーノ

ばり‐ばり🔗🔉

ばり‐ばり ①薄くて固いものが砕けたり、裂けたり、はがれたりする連続音。「せんべいを―食べる」「池の氷を―と割る」 ②布などの糊づけが強かったり、凍ったりしてこわばっているさま。「―したシーツ」 ③勢力的に仕事に取り組むさま。「―と仕事をこなす」

バリュー【value】🔗🔉

バリューvalue】 ①ねうち。価値。「ネーム‐―」「ニュース‐―」 ②音符が示す音の長さ。音価。 ③絵画の明暗の効果。

ば‐りょう【馬料】‥レウ🔗🔉

ば‐りょう馬料‥レウ 馬の飼料。

ば‐りょう【馬糧】‥リヤウ🔗🔉

ば‐りょう馬糧‥リヤウ 馬の食糧。

ば‐りょう【馬鬣】‥レフ🔗🔉

ば‐りょう馬鬣‥レフ 馬のたてがみ。

バリローチェ【Bariloche】🔗🔉

バリローチェBariloche】 アルゼンチン南西部、アンデス山脈の麓の保養地。国立公園。正式名サン‐カルロス‐デ‐バリローチェ。

ば‐りん【馬藺】🔗🔉

ば‐りん馬藺】 ネジアヤメの別称。また、その根で作った小さな刷毛で、茶の湯の釜をこすり洗うのに使うもの。〈日葡辞書〉

バリン【valine】🔗🔉

バリンvaline】 必須アミノ酸の一つ。蛋白質に多く含まれ、クエン酸回路に関与する。

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