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ばり【尿】🔗🔉

ばり【尿】 (「ゆばり(尿)」「いばり(尿)」の変化) 1 小便。にょう。いばり。また、小便をすること。 2 (小便くさい人の意か)少年や青年など、若い人をあざけったりののしったりしていう語。青二才。

ば‐り【罵詈】🔗🔉

ば‐り【罵詈】 (「罵」は、面と向かって悪口をいう意。「詈」は他の事にも及んで悪口をいう意)相手に向かって悪口をあびせること。ののしること。また、そのことば。「罵詈雑言(ばりぞうごん)」

ばり【張】🔗🔉

ばり【張】 〔接尾〕 1 人数をあらわす数詞について、弓の強さをあらわす。その人数をもってつるを張るような強さの弓の意。「五人張の弓」 2 名詞や人の名の下に付けて、それに似ていること、その流儀を真似ていることをあらわす。「団十郎ばりの美男」

はり‐あい【張合】(‥あひ)🔗🔉

はり‐あい【張合】(‥あひ) 1 張り合うこと。意地を出し合うこと。せりあい。競争。 2 努力しようとする気持に対して、てごたえがあること。かいがあること。「張合いがある」 3 その時のはずみ。

はりあい‐ぬけ【張合抜】(はりあひ‥)🔗🔉

はりあい‐ぬけ【張合抜】(はりあひ‥) 張り合う気持が抜けること。気の抜けること。がっかりすること。

はり‐あ・う【張り合う】(‥あふ)🔗🔉

はり‐あ・う【張り合う】(‥あふ) 〔自ワ五(ハ四)〕 1 互いに負けないよう競争し合う。対抗する。*曾我物語‐一「まけじ、おとらじと、手をはなちて、はりあひける」 2 好きな異性に対して恋を争う。*俗曲・妹背山縁苧環「お姫様と張りあふとは」 3 (撲合)なぐり合う。〔日葡辞書〕

はり‐あみ【張網】🔗🔉

はり‐あみ【張網】 1 漁網の一つ。一定の海面に支柱やいかりなどで固定させ、その間に張り渡して、回游する魚群などを捕えるようにした網。また、その漁法。定置網。 2 左右に支柱を立て、その間に網を張り渡して、鳥獣などを捕えるようにしたもの。霞網・兎網などがある。

バリアント🔗🔉

バリアント (英variant)一般に認められたテキストのものとは違った本文。異文。

はり‐あんま【鍼按摩・針按摩】🔗🔉

はり‐あんま【鍼按摩・針按摩】 鍼術の療治を行う按摩。

はり‐い【針藺】(‥ゐ)🔗🔉

はり‐い【針藺】(‥ゐ) カヤツリグサ科の一年草。東アジアに広く分布し、日本の各地の水田や湿地に生える。高さ一〇〜二〇センチメートル。稈は細く基部は暗赤色で群がって生え、葉はない。夏から秋にかけ、稈頂に淡紫色で長さ三〜八ミリメートルの卵形か楕円形の小穂を一個つける。

はり‐い【鍼医・針医】🔗🔉

はり‐い【鍼医・針医】 鍼術の療治を行う医者。鍼医者。しんい。

バリー🔗🔉

バリー (Sir James Matthew Barrie サー=ジェイムズ=マシュー―)イギリスの劇作家・小説家。都会的な機知と感傷、軽妙な風刺のいり交じる喜劇を書いた。代表作、戯曲「あっぱれクライトン」「ピーター=パン」など。(一八六〇〜一九三七)

はり‐いお【針魚】(‥いを)🔗🔉

はり‐いお【針魚】(‥いを) 「さより(細魚)」の異名。

はり‐いか【針烏賊】🔗🔉

はり‐いか【針烏賊】 「こういか(甲烏賊)」の異名。

はり‐いた【張板】🔗🔉

はり‐いた【張板】 洗って糊(のり)をつけた布や、すいた紙などを張ってかわかす厚い板。

はり‐うお【針魚】(‥うを)🔗🔉

はり‐うお【針魚】(‥うを) 「はりよ(針魚)」の異名。

はり‐うち【針打】🔗🔉

はり‐うち【針打】 1 針を刺すこと。 2 =かみうち(紙打)2 3 歌舞伎の鬘(かつら)の一つ。時代物で、色気ある二枚目の役に用いる。髷の先端の形からこの名が生じたという。

バリウム🔗🔉

バリウム (英barium)〈バリューム・バリオム〉アルカリ土類元素の一つ。元素記号 Ba 原子番号五六。原子量一三七・三四。銀白色の延性に富むやわらかい金属。水と激しく作用して水素を発生し、空気中で熱すると緑色の炎をあげて燃え酸化バリウムとなる。天然には毒重石、重晶石などとして産出。合金材料として用いられる。また、硫酸バリウムは水に溶けず腸管からの吸収が全くなく、X線を通さないので胃腸管のX線診断に際して造影剤に用いられる。

バリエーション🔗🔉

バリエーション (英variation) 1 変化。変型。 2 =へんそうきょく(変奏曲) 3 生物学で、変異。

バリエテ🔗🔉

バリエテ (フランスvarit)=バラエティー

はりお【針魚】(はりを)🔗🔉

はりお【針魚】(はりを) 「さより(細魚)」の異名。

はり‐おこな・う【張り行う】(‥おこなふ)🔗🔉

はり‐おこな・う【張り行う】(‥おこなふ) 〔他ハ四〕押し切って物事を行う。強引にする。また、勢力をほしいままにする。*平家‐八「木曾は宮こにはりおこなふ」

はり‐かえ【張替・貼替】(‥かへ)🔗🔉

はり‐かえ【張替・貼替】(‥かへ) (「はりがえ」とも) 1 はりかえること。古いものを張り直すこと。「障子の張替え」 2 衣服をほどいて、洗い張りすること。また、その衣服。 3 弦をかけかえて使うための予備の弓。かえ弓。「張替えの弓」

はり‐か・える【張り替える・貼り替える】(‥かへる)🔗🔉

はり‐か・える【張り替える・貼り替える】(‥かへる) 〔他ア下一(ハ下一)〕はりか・ふ〔他ハ下二〕古いものを取り去って、代わりに新しいものを張る。張り直す。「襖を張り替える」

はり‐かた【張形・張型】🔗🔉

はり‐かた【張形・張型】 陰茎の形につくったもの。淫具に用いる。

バリカン🔗🔉

バリカン (フランスの製造会社Barriquand et Marreから)鉄製で、二枚の櫛(くし)状の刃を重ね、一方を横にすべらせて毛髪を切るようにした理髪用具。

ば‐りき【馬力】🔗🔉

ば‐りき【馬力】 1 馬の力。特に、荷車を引く力をいい、転じて、荷物を積んで運ぶ馬車。「馬力を引く」 2 能力。精力。体力。「馬力がある」「馬力をかける」など。 3 (英horsepower の訳語。馬一頭の力に相当するものの意)仕事率の単位。ヤードポンド法(英馬力)では、一秒あたり五五〇フィートポンド、メートル法(仏馬力)では、一秒あたり七五キログラムメートルの仕事量を一馬力とする。日本では、仕事率の単位にワットが用いられており、前者は七四六・一ワット、後者は七三五・五ワットに相当。 ●馬力を掛(か)ける 一段と精を出して物事をする。

はり‐き・る【張り切る】🔗🔉

はり‐き・る【張り切る】 〔自ラ五(四)〕 1 ぴんと張る。十分に張る。「張り切った健康な肌」 2 元気がみなぎりあふれる。大いに意気ごむ。*伎・霊験曾我籬‐六幕「今日行きたいと張り切ってゐらるる」 3 緊張する。「張り切った気がゆるむ」 〔自ラ下二〕⇒はりきれる(張切) 〔他ラ五(四)〕強く張って切り裂く。引っぱって切る。*和泉式部集‐上「うへのきぬをはりきりて」

はり‐き・れる【張り切れる】🔗🔉

はり‐き・れる【張り切れる】 〔自ラ下一〕はりき・る〔自ラ下二〕 1 過度に張りふくれて切れる。 2 引っぱりすぎて切れる。

はり‐くすし【鍼医】🔗🔉

はり‐くすし【鍼医】 =はりい(鍼医)

はり‐くよう【針供養】(‥クヤウ)🔗🔉

はり‐くよう【針供養】(‥クヤウ) 毎年二月八日や一二月八日に女性が裁縫を休み、折れた針を集めて、豆腐や蒟蒻(こんにゃく)にさして川に流したり、神社に納めたりなどして供養すること。納め針。《季・春》

バリケード🔗🔉

バリケード (英barricade)市街戦などの際に、敵の侵入や攻撃を防ぐために、道路や建物を封鎖してつくる応急の防壁。

ばり‐けつ【尿結】🔗🔉

ばり‐けつ【尿結】 馬の病気で、小便の出なくなるもの(日葡辞書)。

バリケン🔗🔉

バリケン (オランダbergeende)ガンカモ科の鳥。南アメリカ産で、全長七〇〜八〇センチメートル、雄の方が大きく、アヒルに似る。体色は白・黒とそのまだらで、顔は裸出して黒い。くちばし基部のこぶ状突起から強いにおいを出すのでジャコウアヒルともいう。世界各地で飼育されているが、家禽化したものは顔が赤い。日本ではほとんど飼われていないが、台湾で多く飼育されている。肉は美味。たいわんあひる。

はり‐こうたく【玻璃光沢】(‥クヮウタク)🔗🔉

はり‐こうたく【玻璃光沢】(‥クヮウタク) ガラスに似た光沢。水晶、ざくろ石などに見られる。

はりこ‐かつら【張子鬘】🔗🔉

はりこ‐かつら【張子鬘】 (「はりこかづら」とも)紙を張り重ねて作った略式のかつら。俄(にわか)狂言や茶番に用い、子どもの玩具にもある。

はり‐こく・る【張りこくる】🔗🔉

はり‐こく・る【張りこくる】 〔他ラ四〕(「こくる」は接尾語)思いきりなぐる。はりとばす。なぐりとばす。*伎・色競かしく紅翅‐二「張(ハリ)こくるぞよ」

ハリコフ🔗🔉

ハリコフ (Har'kov)ウクライナの北東部にある工業都市。機械工業のほかに、大黒土地帯を控えて農産物加工業が盛ん。

はり‐こみ【張込】🔗🔉

はり‐こみ【張込】 1 (「貼込」とも)はりつけること。切りぬきなどをはること。また、そのもの。 2 奮発すること。大金を投ずること。 3 やりこめること。言い負かすこと。また、その文句。 4 見張ること。張り番をすること。特に警官が犯人の立回り先などに待機すること。

はり‐こ・む【張り込む】🔗🔉

はり‐こ・む【張り込む】 〔他マ下二〕 1 水などを順順にはっていっぱいにする。いっぱいに満たす。*拾遺‐三九五「池をはりこめたる水のおほかれば」 2 網などを広げて中に入れこめる。*班子女王歌合「春霞あみにはりこめ花散らば移ろひぬべし鶯とめよ」 〔他マ五(四)〕 1 いっぱいに入れる。水などを入れていっぱいにする。 2 (「貼込」とも)中にはって固定する。はりつける。 3 力を入れる。精出して努力する。意気ごんでする。*人情穴探意の裡外‐三「何ぼう仕事を張込んでも」 4 (自動詞的にも用いる)奮発して買う。おおいに散財する。奮発して大金を投ずる。おごる。*雑俳・折句大全「金弐両はり込む」 5 理屈を言って屈伏させる。文句を言ってねじこむ。やりこめる。*洒・浪花色八卦「客にもはりこむ事きびしく」 6 一定の場所に待機して見張番をする。見張る。「刑事が張り込んでいる」

はり‐ころ・す【張り殺す】🔗🔉

はり‐ころ・す【張り殺す】 〔他サ五(四)〕張って殺す。なぐり殺す。たたき殺す。「騒ぐと張り殺すぞ」

バリコン🔗🔉

バリコン (「バリアブルコンデンサー(英variable condenser)」の略)軸を回して極板の対向面積や距離を変えて静電容量を変えるようにしたコンデンサー。ラジオなどの同調回路に使用される。可変コンデンサー。

はり‐さ・く【張り裂く】🔗🔉

はり‐さ・く【張り裂く】 〔自カ四〕=はりさける(張裂)*日葡辞書「アタマガ farisacuyni(ハリサクヤウニ) イタイ」 〔自カ下二〕⇒はりさける(張裂)

はり‐さ・ける【張り裂ける】🔗🔉

はり‐さ・ける【張り裂ける】 〔自カ下一〕はりさ・く〔自カ下二〕 1 張りふくれて裂ける。ふくらみ過ぎて破れる。 2 悲しみ、憤り、苦痛などで胸が裂けるようである。また、そうした感情から大声が出る。*洒・青楼昼之世界錦之裏「くやしくってはりさけいす」

はり‐さし【針刺・針差】🔗🔉

はり‐さし【針刺・針差】 1 綿や毛髪などを布で包んで、裁縫用の針を刺しておくもの。はりやま。はりたて。はりぼうず。 2 厚紙などを折り、その中に針を並べて刺しておくもの。

はり‐しつ【玻璃質】🔗🔉

はり‐しつ【玻璃質】 ガラス状物質を多く含む岩石の組織形態をいう語。

はり‐す【鉤素】🔗🔉

はり‐す【鉤素】 釣り糸のうち、釣り針を直接結ぶ糸。

はりすい‐いし【針吸石】(はりすひ‥)🔗🔉

はりすい‐いし【針吸石】(はりすひ‥) 磁石の異称。

バリスカン‐ぞうざんうんどう【バリスカン造山運動】(‥ザウザンウンドウ)🔗🔉

バリスカン‐ぞうざんうんどう【バリスカン造山運動】(‥ザウザンウンドウ) (バリスカンはVariscan)古生代の後半、石炭紀から二畳紀にかけて現在の中部ヨーロッパを中心に起こった造山運動。ヘルシニア造山運動。

はり‐そ【張訴】🔗🔉

はり‐そ【張訴】 江戸時代、老中の邸宅や役所の門前などに、密かに訴状を張りつけたこと。また、その訴状。

はり‐た【墾田】🔗🔉

はり‐た【墾田】 新しく開墾した田。こんでん。

はり‐たお・す【張り倒す】(‥たふす)🔗🔉

はり‐たお・す【張り倒す】(‥たふす) 〔他サ五(四)〕なぐって倒す。なぐりたおす。また、力いっぱいなぐる。*滑・浮世床‐初「天窓を張倒(ハリタヲ)したり」

はり‐たけ【針茸】🔗🔉

はり‐たけ【針茸】 担子菌類ハリタケ科のきのこの総称。傘と柄との分化したもの、分化していないもの、塊状のものなど、形は種類によって異なる。傘またはきのこの下面に無数の針状またはいぼ状の突起があり、その表面に子実層をつくる。食用にされるがやや苦味がある。《季・秋》

はり‐たて【鍼立・針立】🔗🔉

はり‐たて【鍼立・針立】 1 鍼術(しんじゅつ)用の針をうって病気を治療すること。また、それをするもの。鍼医。 2 =はりさし(針刺)1

はり‐たましい【張魂】(‥たましひ)🔗🔉

はり‐たましい【張魂】(‥たましひ) (「はりだましい」とも)意地を張って一徹な気質。他に屈しない意志。*源平盛衰記‐三四「木曾は張魂(ハリタマシヒ)の男にて」

は‐りつ【破笠】🔗🔉

は‐りつ【破笠】 破れた笠。やぶれがさ。はりゅう。

はり‐つ・く【張り付く・貼り付く】🔗🔉

はり‐つ・く【張り付く・貼り付く】 〔自カ五(四)〕はりつけた状態になる。あるものにぴったりと付着する。ねばりつく。粘着する。「ぬれた額に髪がはりつく」 〔他カ下二〕⇒はりつける(張付)

ばり‐つ・く🔗🔉

ばり‐つ・く 〔自カ四〕(「ばり」は「ばりばり1」の意、「つく」は接尾語)非常に鋭い才能がある。威勢がよいさまである。*滑・浮世風呂‐三「あの人の若い時分ばりついた本書(ほんかき)に」

はり‐つ・ける【張り付ける・貼り付ける】🔗🔉

はり‐つ・ける【張り付ける・貼り付ける】 〔他カ下一〕はりつ・く〔他カ下二〕 1 布や紙などをひろげてくっつける。*仮・竹斎‐下「戸板にひたとはりつけ」 2 罪人を磔にする。*今昔‐二九・九「張付て射殺してけり」 3 なぐりつける。たたきつける。「顔をはりつける」

はりつつみ‐いす【張包椅子】🔗🔉

はりつつみ‐いす【張包椅子】 座・背・ひじかけの全体を布地で包み込んである椅子。

ばりっ‐と🔗🔉

ばりっ‐と 〔副〕 1 「ぱりっと1」よりやや勢いのよい感じを表す。 2 =ぱりっと2

はり‐つ・める【張り詰める】🔗🔉

はり‐つ・める【張り詰める】 〔他マ下一〕はりつ・む〔他マ下二〕 1 一面に残す所なくおおう。いっぱいに張る。自動詞的にも用いる。*日葡辞書「コヲリガ faritumete(ハリツメテ) アル」 2 気を十分に張る。気持を引き締める。緊張する。「はりつめていた気持がゆるむ」*浄・最明寺殿百人上‐道行「梓弓、やたけ心ははりつめて」 3 じゅうぶんにゆるみなく引き渡す。*日葡辞書「ユミヲ faritumete(ハリツメテ) ヲク」

はり‐て【張手】🔗🔉

はり‐て【張手】 1 襖、障子などを張る人。経師屋。 2 物事を張りこんでする人。物事をはでにする人。交際の広い、はでな人。 3 張り合う人。対抗する人。 4 洗張りや染色のとき、布の両端を押えて引き伸ばす道具。蝶番のついた二本の角材の内側に歯のように小さい釘が打ってあり、上下からかみつくようになっている。 5 相撲で、相手の顔または首の側面を平手で張ること。

バリ‐とう【バリ島】(‥タウ)🔗🔉

バリ‐とう【バリ島】(‥タウ) (バリはBali)インドネシア中部、ジャワ島の東方、小スンダ列島の最西端にある島。インドネシア唯一のヒンドゥー文化を残す島で、独特の音楽・踊りを伝える。主都シンガラジャ。

はり‐とお・す【張り通す】(‥とほす)🔗🔉

はり‐とお・す【張り通す】(‥とほす) 〔他サ五(四)〕(主張、意志、意地などを)最後までつらぬく。

バリトン🔗🔉

バリトン (ドイツBariton)〈バリトーン〉 1 男声のうち、テノールより低く、バスより高い音域の声。また、その音域をもつ歌手。 2 管楽器でバスに次ぐ低音のもの。

バリトン‐サックス🔗🔉

バリトン‐サックス (英baritone sax)サキソホンのうち、テナーサックスとバスサックスとの間の中低音の音域を出すもの。変ホ‐サックスの一つ。

はり‐ぬき【張抜】🔗🔉

はり‐ぬき【張抜】 =はりこ(張子)

はり‐ぬ・く【張り抜く】🔗🔉

はり‐ぬ・く【張り抜く】 〔他カ四〕 1 張抜きに作る。*咄・鹿の子餅‐上り兜「美しいきれではりぬいた上り兜」 2 中身のない張子同様に扱う。*談・艶道通鑑‐一「主を空形(ハリヌク)手代もなく」

はり‐の‐き【榛の木】🔗🔉

はり‐の‐き【榛の木】 「はんのき(榛木)」の異名。

はり‐はら【榛原】🔗🔉

はり‐はら【榛原】 榛の生えている原。*万葉‐三四三五「伊香保ろの沿ひの波里波良(ハリハラ)」

はり‐はり🔗🔉

はり‐はり (噛むとはりはりと音がするところから) 1 切干大根をいう女房詞。 2 大根を細かくきざんで、酢・醤油に漬けたもの。

ばり‐ばり🔗🔉

ばり‐ばり 〔副〕 具体的な状態にいう。 1 こわばった物が触れあう音やこわばっているさまを表す語。*滑・膝栗毛‐初「ばりばりする強飯(こわめし)」 2 かたい物をかみ砕く音やそのさまを表す語。「たくあんをばりばりかじる」 3 石や弾丸などが勢いよく発射されたり当たったりする音やそのさまを表す語。 4 凍ってかたくなるさまを表す語。 5 紙や布などを引き裂いたり引きはがしたりする音やそのさまを表す語。 6 物が勢いよく燃える音やそのさまを表す語。 抽象的な状態にいう。 1 威勢よく活動的であるさまを表す語。*伎・宿無団七時雨傘‐二「ばりばりする程売った間は」 2 景気がよく羽振りのよいさまを表す語。*人情・春告鳥‐一五「ばりばりする唄女(げいしゃ)になりおふせた」 3 物事を精力的にするさまを表す語。「ばりばり働く」 〔形動〕こわばっているさま。手ざわりがごつごつしているさま。「ばりばりに凍った洗濯物」

ばりばり‐の‐き【ばりばりの木】🔗🔉

ばりばり‐の‐き【ばりばりの木】 クスノキ科の常緑高木。本州の関東以南・四国・九州・沖縄の暖地の山に生える。高さ一三メートルに達する。枝はなめらかで太く、まばらに分枝する。葉は互生し柄があり、披針形で先は尾状にとがり、長さ二〇センチメートル内外、薄い革質。雌雄異株。秋、淡黄緑色の花が葉腋の短軸上に小球状に密集してつく。実は楕円形で、冬を越してから黒熟する。硬質の葉がふれあう時の音に基づく名という。あおがし。

はり‐ひとえ【張単】(‥ひとへ)🔗🔉

はり‐ひとえ【張単】(‥ひとへ) 板引きにしてこわく張った単衣(ひとえ)。

はり‐ひねり【針捻】🔗🔉

はり‐ひねり【針捻】 =はりし(針師)1

はり‐まくら【張枕】🔗🔉

はり‐まくら【張枕】 張子の枕。

はり‐ますい【鍼麻酔・針麻酔】🔗🔉

はり‐ますい【鍼麻酔・針麻酔】 鍼術(しんじゅつ)用の針を刺し、これに通電したり、こまかい振動を与えたりして行う麻酔法。

はり‐まち【🔗🔉

はり‐まち【 「はまち()」の古名。〔十巻本和名抄‐八〕

はりま‐へいや【播磨平野】🔗🔉

はりま‐へいや【播磨平野】 兵庫県西南部の平野。播磨灘に面する。古来穀倉地帯として知られたが、第二次世界大戦後は臨海部に工業地域が形成された。姫路平野。播州平野。

はりま‐もの【播磨物】🔗🔉

はりま‐もの【播磨物】 播磨国の刀工、安頼一門が鍛えた刀の称。

はりま‐や【播磨屋】🔗🔉

はりま‐や【播磨屋】 歌舞伎俳優の屋号。初世中村歌六が名乗り、その子孫の中村吉右衛門、中村時蔵らが用いる。

はり‐まわ・す【張り回す】(‥まはす)🔗🔉

はり‐まわ・す【張り回す】(‥まはす) 〔他サ五(四)〕 1 一面に張りめぐらす。「座敷に幕を張り回す」 2 所きらわずなぐる。*狂言記・文相撲「はってはり廻す」

はり‐みせ【張見世・張店】🔗🔉

はり‐みせ【張見世・張店】 遊郭で遊女が客を招くために、格子をめぐらした店先にならんで客を待つこと。また、その店先。⇔陰見世

はり‐むしろ【張筵】🔗🔉

はり‐むしろ【張筵】 1 雨天の際、牛車にそそぐ雨水を防ぐために、車の箱をおおう筵。 2 臨時の障屏具。内外を遮断するために張り設けた筵の壁代。

はり‐もの【張物】🔗🔉

はり‐もの【張物】 1 布地を洗って糊をつけ、板や(しんし)に張ってしわを伸ばし、乾かすこと。また、その布地。「張物屋」 2 芝居の道具の一つ。木の骨に紙や布を張って、岩石、樹木などに模したもの。 3 外見を立派に見せかけること。体裁をつくろうこと。また、そのもの。 4 大道商いをする商人。

はり‐もみ【針樅】🔗🔉

はり‐もみ【針樅】 マツ科の常緑高木。本州の福島県以西から九州にかけて生え、庭木にもする。高さ三五メートル、径一メートルに達し密な樹冠になる。樹皮は灰褐色で鱗片状にはげ落ちる。葉は針形でやや湾曲し長さ約二〜二・五センチメートル、小枝に、らせん状に密生する。五月頃、小枝の先に雄花と雌花をつける。毬果は長さ六〜一二センチメートルの卵状楕円形で褐色に熟す。種鱗は倒卵形で縁にふぞろいな歯がある。種子は長さ約六ミリメートルの倒卵形で大きな翼がある。材は建築・器具・パルプ用。ばらもみ。とらのおもみ。しろもみ。

はり‐もん【貼紋】🔗🔉

はり‐もん【貼紋】 貼りつけた紋。切付紋。

はり‐やま【針山】🔗🔉

はり‐やま【針山】 =はりさし(針刺)1

はり‐や・る【張り破る】🔗🔉

はり‐や・る【張り破る】 〔他ラ四〕強く張って破る。張りのばしすぎて破る。*伊勢‐四一「うへのきぬのかたをはりやりてけり」 〔自ラ下二〕強く張って破れる。張り裂ける。*仮・よだれかけ‐一「ばん袋にはりやるるばかりのたくはへも」

バリュー🔗🔉

バリュー (英value) 1 価値。値うち。また、評価。多く他の外来語と複合して用いる。「ネームバリュー」 2 西洋画で、色の明暗や変化。また、その度合。色価。 3 音楽で、音符の長さ。

はり‐ゆき【梁行】🔗🔉

はり‐ゆき【梁行】 建物の梁に平行な方向。

はり‐ゆみ【張弓】🔗🔉

はり‐ゆみ【張弓】 1 弦をかけて張った弓。また、その形をしたもの。 2 弓のように竹を張って野獣をとるわな。

はりよ【針魚】🔗🔉

はりよ【針魚】 1 「さより(細魚)」の異名。 2 トゲウオ科イトヨ属の淡水魚。全長約六センチメートル。背上に三個の刺があり、体側の頭部の直後にだけ二〜七個の板状の鱗がある。琵琶湖東岸、岐阜・三重県の湧水を水源とする細流にすむ。はりうお。

ば‐りょう【馬料】(‥レウ)🔗🔉

ば‐りょう【馬料】(‥レウ) 馬の飼料。

ば‐りょう【馬糧】(‥リャウ)🔗🔉

ば‐りょう【馬糧】(‥リャウ) 馬の食糧。

ば‐りょう【馬鬣】(‥レフ)🔗🔉

ば‐りょう【馬鬣】(‥レフ) 馬のたてがみ。

はり‐わく【張枠】🔗🔉

はり‐わく【張枠】 画布や刺繍用の布を張る枠。

はり‐わた・す【張り渡す】🔗🔉

はり‐わた・す【張り渡す】 〔他サ五(四)〕一方から他方に引き張る。「綱を張り渡す」

はり‐わら【榛原】(‥はら)🔗🔉

はり‐わら【榛原】(‥はら) ⇒はりはら(榛原)

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