複数辞典一括検索+

もと‐の‐え【元のえ】🔗🔉

もと‐の‐え元のえ】 (「衣」の草仮名「え」が漢字の「元」に似ているのでいう)平仮名の「え」の字。↔末のゑ

もと‐の‐くに【本の国】🔗🔉

もと‐の‐くに本の国】 ほんごく。万葉集6「急すむやけく還したまはね―へに」

もと‐の‐こころ【本の心】🔗🔉

もと‐の‐こころ本の心】 ①はじめのころの心。古今和歌集「―は忘られなくに」 ②初志。今昔物語集11「修行に罷り出でむと思ふ―有り」 ③本心。正気。枕草子一本23「ふるひ出でぬれば―失せて」 ○元の鞘へ収まるもとのさやへおさまる いったん離縁した者または仲違いをした者が、再び元の仲にもどる。 ⇒もと【元・旧・故】

○元の鞘へ収まるもとのさやへおさまる🔗🔉

○元の鞘へ収まるもとのさやへおさまる いったん離縁した者または仲違いをした者が、再び元の仲にもどる。 ⇒もと【元・旧・故】 もと‐の‐ちかい本の誓い‥チカヒ (「本誓ほんぜい」の訓読)本願ほんがん。源氏物語若菜下「不動尊の御―あり」 もとのぶ元信⇒かのうもとのぶ(狩野元信) もと‐の‐みかど本の御門】 本国。万葉集19「率て帰りませ―に」 もと‐の‐め元の妻】 前の妻。旧妻。もとつめ。蜻蛉日記「―をぬすみとりてなん」

もと‐の‐ちかい【本の誓い】‥チカヒ🔗🔉

もと‐の‐ちかい本の誓い‥チカヒ (「本誓ほんぜい」の訓読)本願ほんがん。源氏物語若菜下「不動尊の御―あり」

もと‐の‐みかど【本の御門】🔗🔉

もと‐の‐みかど本の御門】 本国。万葉集19「率て帰りませ―に」

もと‐の‐め【元の妻】🔗🔉

もと‐の‐め元の妻】 前の妻。旧妻。もとつめ。蜻蛉日記「―をぬすみとりてなん」 ○元の木阿弥もとのもくあみ (戦国時代、筒井順昭が病死したとき、声の似ていた盲人木阿弥を順昭が病気で寝ているようにみせかけ、嗣子順慶が長ずるに及んで初めて順昭の死を公にし、木阿弥はもとの市人となったという故事から)いったん良い状態になったものが、再びもとのつまらないさまにかえること。苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態にもどってしまうこと。 ⇒もと【元・旧・故】

○元の木阿弥もとのもくあみ🔗🔉

○元の木阿弥もとのもくあみ (戦国時代、筒井順昭が病死したとき、声の似ていた盲人木阿弥を順昭が病気で寝ているようにみせかけ、嗣子順慶が長ずるに及んで初めて順昭の死を公にし、木阿弥はもとの市人となったという故事から)いったん良い状態になったものが、再びもとのつまらないさまにかえること。苦心や努力も水泡に帰して、もとの状態にもどってしまうこと。 ⇒もと【元・旧・故】 もと‐の‐もくあみ元の木阿弥⇒もと(元)(成句) もと‐の‐もくあみ元木網】 江戸後期の狂歌師。通称、喜三郎。屋号、大野屋。落栗庵と号す。天明狂歌壇で活躍し、後輩を指導した。編著「新古今狂歌集」。(1724〜1811) もと‐は本葉】 植物の茎または幹の本の方にある葉。もとつは。万葉集10「秋萩の―の黄葉もみち散らまく惜しも」↔末葉うらば もと‐はぎ本矧】 矢羽の下の茎を巻いた所。↔末矧うらはぎ→矢(図) もとはこね元箱根】 神奈川県箱根町の一部。芦ノ湖の湖頭に発達した集落。箱根神社や関所跡がある。 もと‐はず本弭・本筈】 弓の下の弭。↔末弭うらはず もと‐はやり元流行】 元値が高いこと。もとっぱやり。 もとばらい‐うんちん元払い運賃‥バラヒ‥ 荷物の発送地で発送人の支払う運賃。 もと‐びょうし本拍子‥ビヤウ‥ 宮廷の神楽で本方もとかたの主唱者。↔末拍子 もと‐ふね元船】 同じ漁場で同じ漁業を行う船のうち、一番先に漁場に到着し、または一番先に漁労を行なって、他の漁船操業の基準となる船。 もと‐ぶね本船】 ①小船を従えている大船。おやぶね。〈日葡辞書〉↔枝船えだふね。 ②沖にあって、艀はしけで陸上と交通する大船。 ⇒もとぶね‐わたし【本船渡し】 もとぶね‐わたし本船渡し】 〔経〕(→)エフ‐オー‐ビー(FOB)に同じ。 ⇒もと‐ぶね【本船】 もと‐へ元へ】 〔感〕 (元の状態に戻る意) ①体操などでやり直しをする時にかける言葉。 ②言い直しをする時に発する言葉。もとい。 もと‐へ本方・本辺】 ①(樹木などの)根もとの方。下の方。仁徳紀「―は君を思ひ出」 ②山の麓の方。万葉集13「―は馬酔木あしび花咲き」 ↔すえへ もと‐ほととぎす本時鳥】 去年来たホトトギス。ふるなじみのホトトギス。万葉集17「―鳴かずあらなくに」 もとま・る求まる】 〔自五〕 (「求める」の可能形)数学などで、答えが導き出される。求めた答えが得られる。「Xが―」 もと‐みや本宮】 主たる神社。本社。↔枝宮えだみや もとみや本宮】 福島県中央部、阿武隈高地西縁から郡山盆地北端に位置する市。盆地部には工業団地が広がる。人口3万1千。 もと・む求む】 〔他下二〕 ⇒もとめる(下一) もと‐むら本村】 昔からの村。 もとめ求め】 ①求めること。 ②請うこと。望むこと。請求。注文。浮世草子、好色万金丹「よろづ―に応じ心に叶はぬといふ事なく」 ③買うこと。「お―の品」 もとめご求子】 東遊あずまあそび中の歌曲の一曲。求子歌。また、それに合わせる舞。枕草子216「舞は駿河舞、―、いとをかし」 もとめ‐づか求女塚】 「おとめづか(処女塚)」の訛。 もとめづか求塚・求女塚】 能。観阿弥作。処女塚おとめづかの伝説を脚色、処女の死後の妄執を描く。→処女塚 もとめ‐て求めて】 〔副〕 みずから進んで。すき好んで。わざわざ。「―禍を招く」

もと‐の‐もくあみ【元の木阿弥】🔗🔉

もと‐の‐もくあみ元の木阿弥⇒もと(元)(成句)

もと‐の‐もくあみ【元木網】🔗🔉

もと‐の‐もくあみ元木網】 江戸後期の狂歌師。通称、喜三郎。屋号、大野屋。落栗庵と号す。天明狂歌壇で活躍し、後輩を指導した。編著「新古今狂歌集」。(1724〜1811)

広辞苑もとので始まるの検索結果 1-11