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よい【宵】ヨヒ🔗🔉

よいヨヒ 日が暮れてからまだ間もない時。また、ゆうべと夜中の間。初夜。初更。また、よる。夜間。允恭紀「わがせこが来べき―なり」。万葉集10「遠けども―さらず見む妹いもが当りは」。「―のうち」「―っぱり」

よい【酔い】ヨヒ🔗🔉

よい酔いヨヒ (酒などに)ようこと。えい。「―が回る」「船ふな―」

よ‐い【夜居】‥ヰ🔗🔉

よ‐い夜居‥ヰ 夜間詰めていること。特に、加持・祈祷などのために僧が夜分、傍に詰めていること。源氏物語総角「阿闍梨も―にさぶらひてねぶりたる、うちおどろきて陀羅尼だらに読む」

よ‐い【夜寝】🔗🔉

よ‐い夜寝】 夜、寝ること。万葉集5「―も寝なくに」

よ‐い【余威】‥ヰ🔗🔉

よ‐い余威‥ヰ ある事を成し遂げ、そのあとになお余った勢い。また、後々まで残っている先人の威光。

よ‐い【余意】🔗🔉

よ‐い余意】 言外の意味。

よ・い【良い・善い・好い・佳い】🔗🔉

よ・い良い・善い・好い・佳い】 〔形〕[文]よ・し(ク) (口語の終止・連体形は多く「いい」を用いる) ➊物事が質的に他よりすぐれまさっている。 ①すぐれている。上等である。宇津保物語梅花笠「―・き馬二つ、牛二つ」。「品質が―・い」 ②地位・身分が高い。とうとい。けだかい。古今和歌集「古へのしづのをだまきいやしきも―・きも盛りはありしものなり」。「家柄が―・い」 ③教養がある。徒然草「―・き人は、知りたることとてさのみ知り顔にやは言ふ」 ④能力がすぐれている。じょうずである。うまい。土佐日記「此の歌―・しとにはあらねど、げにと思ひて人々忘れず」。源氏物語空蝉「たびたびの御方違へにことつけ給ひしさまをいと―・ういひなし給ふ」。「腕が―・い」「目が―・い」 ⑤うつくしい。優美である。万葉集14「あに来やしづしその顔―・きに」。古今和歌集「あき人の―・き衣きぬきたらむが如し」。「月の―・い晩」「器量が―・い」 ⑥賢い。さとい。仏足石歌「―・き人のまさ目に見けむみあとすらを我はえ見ずて」。「頭が―・い」 ⑦効果がある。万葉集16「石麻呂に吾物申す夏痩に―・しといふものそむなぎ取り召せ」。「睡眠はからだに―・い」 ⑧快い。楽しい。万葉集19「やかた尾のま白の鷹を屋戸に据ゑかき撫で見つつ飼はくし―・しも」。伊勢物語「この女気色いと―・し」。「気分が―・い」 ⑨むつまじい。親しい。枕草子161「―・き中なれば聞かせてけり」。狂言、水汲新発意「いちやと身共とは日比ひごろ人知らず―・い中でござるによつて」 ⑩利益になる。得とくである。狂言、鬮罪人「此の様な―・い鬮に取りあたるといふは仕合せな事ぢや」。「割の―・い商売だ」 ⑪値が高い。高値である。「値段が―・い」 ➋《善》正しい。正当である。善である。万葉集18「吾ご大君の諸人をいざなひ給ひ―・き事を始め給ひて」。十訓抄「―・き方をば是れを勧め、あしき筋をば是れを誡めつつ」。「―・い行い」 ➌適している。 ①適当である。ころあいである。相応である。孝徳紀「山川に鴛鴦おし二つ居てたぐひ―・くたぐへる妹を誰か率にけむ」。「―・い相手だ」「―・い例」 ②好都合である。便宜である。謡曲、高砂「―・き次ついでなれば、播州高砂の浦をも一見せばやと存じ候」。「―・い折だ」 ③十分である。狂言、宗論「事むつかしい事を願はうよりも、南無阿弥陀仏とさへ申すれば―・いに」。「―・く似ている」「準備は―・いか」 ➍同意・承認できる有様である。 ①差しつかえない。万葉集5「青柳梅との花を折りかざし飲みての後は散りぬとも―・し」。狂言、地蔵舞「成らぬといふに。それならば―・うござる」。「帰っても―・い」 ②然るべきである。竹取物語「そのおはすらむ人々に申し給へといふ、―・きことなりとうけつ」。「忠告は受け入れるが―・い」 ➎幸いである。吉きちである。運がよい。めでたい。宇津保物語国譲上「明日―・き日なるを」。「―・いめぐりあわせ」「日柄も―・い」 ➏手前勝手だ。虫がよい。浄瑠璃、天神記「拾ひ子と言うたらば宥免せうと思うてか、―・い手な事は言ふまい」 ➐(動詞に付いて)その動作を良い気分ですることができる。むずかしくない。たやすい。万葉集6「山高く河の瀬清し住み―・しと人はいへども」。「書き―・いペン」 ⇒よい肝を潰す ⇒よい仲には垣 ⇒よい分別は雪隠で出る ⇒善き意志 ⇒よき分別は老人に問え ⇒よく泳ぐ者は溺れ、よく騎る者は堕つ ⇒良くしたもの ⇒よく学びよく遊べ

よい‐あかつき‐の‐こえ【宵暁の声】ヨヒ‥コヱ🔗🔉

よい‐あかつき‐の‐こえ宵暁の声ヨヒ‥コヱ 宵稽古の声と朝稽古の声。暁にはひかえめに使い、宵には十分に出す。風姿花伝「―を使ひ心中には願力を起して」

よい‐い【宵居】ヨヒヰ🔗🔉

よい‐い宵居ヨヒヰ 宵に長く起きていること。源氏物語末摘花「うちとけたる―のほど、やをらいり給ひて」

よい‐かげん【好い加減】🔗🔉

よい‐かげん好い加減⇒いいかげん

よい‐かな【善哉】🔗🔉

よい‐かな善哉】 (ヨキカナの音便形)ほめる言葉。よいことであるよ。ぜんざい。類聚名義抄「善哉、ヨイカナ・ヨイカナヤ」 ○よい肝を潰すよいきもをつぶす たいそう驚く。狂言、麻生「打擲するかと思うて、よい肝を潰いた」 ⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】

○よい肝を潰すよいきもをつぶす🔗🔉

○よい肝を潰すよいきもをつぶす たいそう驚く。狂言、麻生「打擲するかと思うて、よい肝を潰いた」 ⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】 よ‐いくさ夜軍】 夜間の戦争。夜戦やせんよい‐こうしん宵庚申ヨヒカウ‥ (ヨイゴウシンとも)庚申待こうしんまちの前夜。庚申青面しょうめんに参詣する。浄瑠璃、心中宵庚申「今日は五日―甲子きのえねが近い」 よい‐ごこち酔心地ヨヒ‥ 酒に酔ったときの心地いい気分。えいごこち。 よい‐ごし宵越しヨヒ‥ 一夜を経ること。また、その経たもの。「―の豆麩とうふ明りになく蚊哉」(一茶) ⇒宵越しの銭は持たぬ

よ‐いくさ【夜軍】🔗🔉

よ‐いくさ夜軍】 夜間の戦争。夜戦やせん

よい‐こうしん【宵庚申】ヨヒカウ‥🔗🔉

よい‐こうしん宵庚申ヨヒカウ‥ (ヨイゴウシンとも)庚申待こうしんまちの前夜。庚申青面しょうめんに参詣する。浄瑠璃、心中宵庚申「今日は五日―甲子きのえねが近い」

よい‐ごこち【酔心地】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ごこち酔心地ヨヒ‥ 酒に酔ったときの心地いい気分。えいごこち。

よい‐ごし【宵越し】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ごし宵越しヨヒ‥ 一夜を経ること。また、その経たもの。「―の豆麩とうふ明りになく蚊哉」(一茶) ⇒宵越しの銭は持たぬ ○宵越しの銭は持たぬよいごしのぜにはもたぬ その日に得た収入はその日のうちに使いはたす。将来のことをくよくよ考えない、さっぱりとした江戸っ子の気風を表すことば。「江戸っ子は―」 ⇒よい‐ごし【宵越し】

○宵越しの銭は持たぬよいごしのぜにはもたぬ🔗🔉

○宵越しの銭は持たぬよいごしのぜにはもたぬ その日に得た収入はその日のうちに使いはたす。将来のことをくよくよ考えない、さっぱりとした江戸っ子の気風を表すことば。「江戸っ子は―」 ⇒よい‐ごし【宵越し】 よい‐ごめ宵込めヨヒ‥ 宵に敵に攻めかかること。 よい‐さ 〔感〕 ①小唄などの囃子はやしの声。よいやさ。よいしょ。 ②力をいれる時、重い物を引く時、物を受け渡しする時などの掛け声。よいしょ。 よい‐さつき宵皐月ヨヒ‥ (→)庭田植にわたうえに同じ。 よい‐ざまし酔い醒ましヨヒ‥ 酒の酔いをさますこと。また、酔いをさますてだて。 よい‐ざめ酔い醒めヨヒ‥ ①酒の酔いのさめること。えいざめ。「―の水」 ②酔った後の眠りから目がさめること。 ⇒酔い醒めの水は甘露の味

よい‐ごめ【宵込め】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ごめ宵込めヨヒ‥ 宵に敵に攻めかかること。

よい‐さ🔗🔉

よい‐さ 〔感〕 ①小唄などの囃子はやしの声。よいやさ。よいしょ。 ②力をいれる時、重い物を引く時、物を受け渡しする時などの掛け声。よいしょ。

よい‐さつき【宵皐月】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐さつき宵皐月ヨヒ‥ (→)庭田植にわたうえに同じ。

よい‐ざまし【酔い醒まし】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ざまし酔い醒ましヨヒ‥ 酒の酔いをさますこと。また、酔いをさますてだて。

よい‐ざめ【酔い醒め】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ざめ酔い醒めヨヒ‥ ①酒の酔いのさめること。えいざめ。「―の水」 ②酔った後の眠りから目がさめること。 ⇒酔い醒めの水は甘露の味 ○酔い醒めの水は甘露の味よいざめのみずはかんろのあじ 酔いざめの渇きに飲む水の味のうまいことをいう。酔い醒めの水下戸げこ知らず。 ⇒よい‐ざめ【酔い醒め】

○酔い醒めの水は甘露の味よいざめのみずはかんろのあじ🔗🔉

○酔い醒めの水は甘露の味よいざめのみずはかんろのあじ 酔いざめの渇きに飲む水の味のうまいことをいう。酔い醒めの水下戸げこ知らず。 ⇒よい‐ざめ【酔い醒め】 よい‐しゅう好い衆・善い衆】 身分または身代のよい人々。狂言、石神「こちの太郎はあたりの―とばかり付き合うて歌の連歌のと申して」 よい‐しょ [一]〔感〕 重い物を持ち上げるなど、力を入れる時の掛け声。よいさ。 [二]〔名〕 相手の機嫌をとって、おだて上げること。「上役に―する」 よい‐し・れる酔い痴れるヨヒ‥ 〔自下一〕 ①過度に酔って正気を失う。 ②ある事に夢中になってうっとりする。「幸福に―・れる」 よい‐たお・れる酔い倒れるヨヒタフレル 〔自下一〕[文]よひたふ・る(下二) 酒に酔って倒れる。酔って横になってしまう。 よい‐だち宵立ちヨヒ‥ 宵のうちに出立すること。 よ‐いち世一】 当世第一。日本一。天下一。無類。平家物語9「生食いけずきといふ―の馬には乗つたりけり」 よ‐いち夜市】 夜立つ市。よみせ。世間胸算用5「つまりての―」 よいち与市】 (「忠臣蔵」で、山崎街道の与市兵衛が持っていることから)縞の財布のこと。 よいち余市】 北海道西部、後志しりべし支庁北部の町。積丹しゃこたん半島北東側基部にあり、石狩湾に臨む。果樹栽培・ウィスキー製造で知られる。 よい‐づき宵月ヨヒ‥ 宵の間だけ見える月。陰暦の10日ぐらいまでの月。〈[季]秋〉。為忠集「夏なれど影こそ涼し―の」 ⇒よいづき‐よ【宵月夜】 よいづき‐よ宵月夜ヨヒ‥ 宵の間だけ月のある夜。〈[季]秋〉 ⇒よい‐づき【宵月】 よいっ‐ぱり宵っ張りヨヒツ‥ 夜遅くまで起きていること。また、その習慣のある人。よふかし。 ⇒宵っ張りの朝寝坊

よい‐しゅう【好い衆・善い衆】🔗🔉

よい‐しゅう好い衆・善い衆】 身分または身代のよい人々。狂言、石神「こちの太郎はあたりの―とばかり付き合うて歌の連歌のと申して」

よい‐しょ🔗🔉

よい‐しょ [一]〔感〕 重い物を持ち上げるなど、力を入れる時の掛け声。よいさ。 [二]〔名〕 相手の機嫌をとって、おだて上げること。「上役に―する」

よい‐し・れる【酔い痴れる】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐し・れる酔い痴れるヨヒ‥ 〔自下一〕 ①過度に酔って正気を失う。 ②ある事に夢中になってうっとりする。「幸福に―・れる」

よい‐たお・れる【酔い倒れる】ヨヒタフレル🔗🔉

よい‐たお・れる酔い倒れるヨヒタフレル 〔自下一〕[文]よひたふ・る(下二) 酒に酔って倒れる。酔って横になってしまう。

よい‐だち【宵立ち】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐だち宵立ちヨヒ‥ 宵のうちに出立すること。

よ‐いち【世一】🔗🔉

よ‐いち世一】 当世第一。日本一。天下一。無類。平家物語9「生食いけずきといふ―の馬には乗つたりけり」

よ‐いち【夜市】🔗🔉

よ‐いち夜市】 夜立つ市。よみせ。世間胸算用5「つまりての―」

よいち【与市】🔗🔉

よいち与市】 (「忠臣蔵」で、山崎街道の与市兵衛が持っていることから)縞の財布のこと。

よいち【余市】🔗🔉

よいち余市】 北海道西部、後志しりべし支庁北部の町。積丹しゃこたん半島北東側基部にあり、石狩湾に臨む。果樹栽培・ウィスキー製造で知られる。

よい‐づき【宵月】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐づき宵月ヨヒ‥ 宵の間だけ見える月。陰暦の10日ぐらいまでの月。〈[季]秋〉。為忠集「夏なれど影こそ涼し―の」 ⇒よいづき‐よ【宵月夜】

よいづき‐よ【宵月夜】ヨヒ‥🔗🔉

よいづき‐よ宵月夜ヨヒ‥ 宵の間だけ月のある夜。〈[季]秋〉 ⇒よい‐づき【宵月】

よいっ‐ぱり【宵っ張り】ヨヒツ‥🔗🔉

よいっ‐ぱり宵っ張りヨヒツ‥ 夜遅くまで起きていること。また、その習慣のある人。よふかし。 ⇒宵っ張りの朝寝坊 ○宵っ張りの朝寝坊よいっぱりのあさねぼう 夜はいつまでも起きていて、朝遅くまで寝ていること。また、その人。 ⇒よいっ‐ぱり【宵っ張り】

○宵っ張りの朝寝坊よいっぱりのあさねぼう🔗🔉

○宵っ張りの朝寝坊よいっぱりのあさねぼう 夜はいつまでも起きていて、朝遅くまで寝ていること。また、その人。 ⇒よいっ‐ぱり【宵っ張り】 よい‐つぶ・れる酔い潰れるヨヒ‥ 〔自下一〕[文]よひつぶ・る(下二) ひどく酔って正体がなくなる。泥酔する。 よいとこ 〔感〕 動作に伴って力を入れるときの掛け声。よいとこせ。よいとこしょ。 よいと‐な 〔感〕 動作に伴う掛け声。 よいと‐まけ 重い物を滑車で上げ下ろししたり、綱で引いたりする動作を、大勢で一斉にするときの掛け声。転じて、そのような労働、主に地固めなどの仕事を日雇いでする人。 よい‐どまり宵泊りヨヒ‥ 宵のうちから泊まること。 よい‐どめ酔い止めヨヒ‥ 酔い、特に、乗り物酔いを防ぐこと。また、そのための薬。「―の梅干し」 よい‐どれ酔いどれヨヒ‥ 酒にひどく酔った人。酔漢。よっぱらい。

よい‐つぶ・れる【酔い潰れる】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐つぶ・れる酔い潰れるヨヒ‥ 〔自下一〕[文]よひつぶ・る(下二) ひどく酔って正体がなくなる。泥酔する。

よいとこ🔗🔉

よいとこ 〔感〕 動作に伴って力を入れるときの掛け声。よいとこせ。よいとこしょ。

よいと‐な🔗🔉

よいと‐な 〔感〕 動作に伴う掛け声。

よいと‐まけ🔗🔉

よいと‐まけ 重い物を滑車で上げ下ろししたり、綱で引いたりする動作を、大勢で一斉にするときの掛け声。転じて、そのような労働、主に地固めなどの仕事を日雇いでする人。

よい‐どまり【宵泊り】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐どまり宵泊りヨヒ‥ 宵のうちから泊まること。

よい‐どめ【酔い止め】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐どめ酔い止めヨヒ‥ 酔い、特に、乗り物酔いを防ぐこと。また、そのための薬。「―の梅干し」

よい‐どれ【酔いどれ】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐どれ酔いどれヨヒ‥ 酒にひどく酔った人。酔漢。よっぱらい。 ○よい仲には垣よいなかにはかき どんなに親しい間柄でも、けじめだけはきちんとしなければいけない。「よい仲の垣」とも。 ⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】

○よい仲には垣よいなかにはかき🔗🔉

○よい仲には垣よいなかにはかき どんなに親しい間柄でも、けじめだけはきちんとしなければいけない。「よい仲の垣」とも。 ⇒よ・い【良い・善い・好い・佳い】 よい‐なき宵鳴きヨヒ‥ 宵に鳴くこと。特に、明け方に鳴くべき鶏が宵のうちに鳴くことで、凶兆という。好色五人女2「かかる折ふし、鶏とぼけて―すれば」 よい‐なき酔い泣きヨヒ‥ 酒に酔って泣くこと。えいなき。 よい‐ね宵寝ヨヒ‥ ①宵のうちから早く寝ること。はやね。 ②宵のうちだけ寝ること。 ⇒よいね‐まどい【宵寝惑い】 よいね‐まどい宵寝惑いヨヒ‥マドヒ (→)「よいまどい」に同じ。浄瑠璃、心中重井筒「―の小市郎、竹が背中にふらふらと」 ⇒よい‐ね【宵寝】 よい‐の‐くち宵の口ヨヒ‥ 日が暮れて、まもない時。宵のうち。「まだ―だ」 よい‐のぞき宵覗きヨヒ‥ 盗みなどのために、宵のうちからのぞきまわること。また、その人。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「―めを手引する内と外との相盗あいずりめら」 よい‐の‐とし宵の年ヨヒ‥ ①大晦日の夜。除夜。笈の小文「―、空の名残をしまむと、酒飲み夜ふかして」 ②新年に、前年あるいは前年の暮を指していう語。〈[季]新年〉。 よい‐の‐はる宵の春ヨヒ‥ 春の宵。春宵しゅんしょう。〈[季]春〉 よい‐の‐みょうじょう宵の明星ヨヒ‥ミヤウジヤウ 日没後、西天に輝く金星。ゆうずつ。↔明けの明星 よいはまち宵は待ちヨヒ‥ 長唄「明けの鐘」の通称。 よい‐ふ・す酔い臥すヨヒ‥ 〔自五〕 酒に酔って横になる。えいふす。

よい‐なき【宵鳴き】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐なき宵鳴きヨヒ‥ 宵に鳴くこと。特に、明け方に鳴くべき鶏が宵のうちに鳴くことで、凶兆という。好色五人女2「かかる折ふし、鶏とぼけて―すれば」

よい‐なき【酔い泣き】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐なき酔い泣きヨヒ‥ 酒に酔って泣くこと。えいなき。

よい‐ね【宵寝】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐ね宵寝ヨヒ‥ ①宵のうちから早く寝ること。はやね。 ②宵のうちだけ寝ること。 ⇒よいね‐まどい【宵寝惑い】

よいね‐まどい【宵寝惑い】ヨヒ‥マドヒ🔗🔉

よいね‐まどい宵寝惑いヨヒ‥マドヒ (→)「よいまどい」に同じ。浄瑠璃、心中重井筒「―の小市郎、竹が背中にふらふらと」 ⇒よい‐ね【宵寝】

よい‐の‐くち【宵の口】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐の‐くち宵の口ヨヒ‥ 日が暮れて、まもない時。宵のうち。「まだ―だ」

よい‐のぞき【宵覗き】ヨヒ‥🔗🔉

よい‐のぞき宵覗きヨヒ‥ 盗みなどのために、宵のうちからのぞきまわること。また、その人。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「―めを手引する内と外との相盗あいずりめら」

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