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うえ‐の‐おのこ【上の男】ウヘ‥ヲノコ🔗🔉

うえ‐の‐おのこ上の男ウヘ‥ヲノコ 殿上人てんじょうびと。古今和歌集「秋たつ日―ども賀茂の川原に川逍遥しける供に」

うえ‐の‐さぶらい【上の候】ウヘ‥サブラヒ🔗🔉

うえ‐の‐さぶらい上の候ウヘ‥サブラヒ 清涼殿の殿上間てんじょうのま。古今和歌集「―にて、をのこどもに大みきたまひて」

うえ‐の‐ぞうし【上の雑仕】ウヘ‥ザフ‥🔗🔉

うえ‐の‐ぞうし上の雑仕ウヘ‥ザフ‥ 五節や女御入内の時、殿上の雑役に臨時に召し使われる女官。枕草子92「―、人のもとなる童も」

うえ‐の‐にょうぼう【上の女房】ウヘ‥バウ🔗🔉

うえ‐の‐にょうぼう上の女房ウヘ‥バウ 天皇のそば近くに奉仕する女官。源氏物語桐壺「―なども恋ひしのびあへり」

うえ‐の‐ほうがん【上の判官】ウヘ‥ハウグワン🔗🔉

うえ‐の‐ほうがん上の判官ウヘ‥ハウグワン 検非違使けびいしで六位の蔵人くろうどに補せられ、昇殿できるもの。能因本枕草子にげなきもの「六位の蔵人―とうちいひて」

うわ‐の‐そら【上の空】ウハ‥🔗🔉

うわ‐の‐そら上の空ウハ‥ ①天の上。空中。源氏物語夕顔「山の端の心も知らで行く月は―にて影や絶えなむ」 ②他のことに心が奪われて、そのことに精神が集中しない状態。心が浮き立っておちつかないさま。源氏物語薄雲「川面のすまひ、いとど心細さまさりて―なる心ちのみしつつ」。「親の意見など―で聞いている」 ③いいかげんなさま。根拠がなく、不確かなさま。平家物語6「御書を給はらで申さむには、―にや思し召され候はんずらむ」

かみ‐の‐かた【上の方】🔗🔉

かみ‐の‐かた上の方】 舞台の上手かみて。舞台の向かって右手。歌舞伎、助六所縁江戸桜「―の床几に腰をかける」

かみ‐の‐く【上の句】🔗🔉

かみ‐の‐く上の句】 短歌の初めの五・七・五の3句。また、連歌・俳諧で五・七・五の句。↔下の句

かみ‐の‐と【上の戸】🔗🔉

かみ‐の‐と上の戸】 清涼殿の殿上の東の入口。(名目抄)→清涼殿(図)

かみ‐の‐とおか【上の十日】‥トヲ‥🔗🔉

かみ‐の‐とおか上の十日‥トヲ‥ 月の初めの10日間。上旬。→中の十日→下の十日

かみ‐の‐へや【上の部屋】🔗🔉

かみ‐の‐へや上の部屋】 江戸城本丸で老中が政務を執った部屋。↔下の部屋

かみ‐の‐まち【上の町】🔗🔉

かみ‐の‐まち上の町】 ①上手かみてにある町。高台にある町。かみまち。狂言、口真似「いや―の誰殿を呼うで参らう」↔下の町。 ②第一流。上流。源氏物語宿木「―も、上臈とて」→まち(町)6

かみ‐の‐みい【上の御井】‥ヰ🔗🔉

かみ‐の‐みい上の御井‥ヰ 神饌しんせんの調理に用いる井戸。伊勢の豊受大神宮の宮域内、藤岡山の麓にある。

かみ‐の‐みや【上の宮】🔗🔉

かみ‐の‐みや上の宮⇒じょうぐう(上宮)

かみ‐の‐ゆみはり【上の弓張】🔗🔉

かみ‐の‐ゆみはり上の弓張(→)上弦じょうげんに同じ。かみつゆみはり。

かん‐の‐くだり【上の件】🔗🔉

かん‐の‐くだり上の件】 (カミノクダリの音便)上の条々。以上の話の次第。大和物語「―奏しければ」

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