複数辞典一括検索+

いごか・す【動かす】🔗🔉

いごか・す動かす】 〔他四〕 ウゴカスの訛。狂言、因幡堂「―・す事でもない」

いご・く【動く】🔗🔉

いご・く動く】 〔自四〕 ウゴクの訛。

うごか・す【動かす】🔗🔉

うごか・す動かす】 〔他五〕 ①動くようにする。位置をかえる。「机を―・す」 ②状態をかえる。ゆるがす。感動させる。増鏡「目に見えぬ鬼神をも―・しなまし」。「聴衆の心を―・す」 ③(否定や不可能などを表す語句を伴って用いる)(地盤を)ゆるがす。否定する。「―・しがたい事実」 ④運転する。作動させる。「機械を―・す」 ⑤(自分の目的にかなうように)行動させる。「警察を―・す」

うごき【動き】🔗🔉

うごき動き】 ①動くこと。源氏物語玉鬘「いとどなかなか―すべくも見えざりしかば」。「―を封ずる」 ②変動。変化。「物価の―」 ③動静。もよう。「相手方の―を見る」 ⇒動きが取れない

○動きが取れないうごきがとれない🔗🔉

○動きが取れないうごきがとれない 制約があって、体を動かすことができない。進退に窮する。行きづまる。 ⇒うごき【動き】 う‐ごく右獄】 平安時代、京都右京に置かれた獄舎。西獄。↔左獄 うご・く動く】 〔自五〕 ①時の経過に応じて位置・形・状態などが変わる。移動する。万葉集11「枕―・きて夜も寝ず」。「世の中が激しく―・く」「人事異動で5人―・いた」「選挙で金が―・く」 ②地盤がゆらぐ。平家物語12「天の鳴り地の―・くたびごとには只今ぞ死ぬるとて」。「―・かぬ証拠を握る」 ③身体が活動する。ある目的のために行動を起こす。竹取物語「腰なん―・かれぬ」。「警察が―・く」 ④変心する。源氏物語蓬生「―・くべうもあらねばよろづに言ひ煩ひくらして」 ⑤じっとしていられなくなる。心がゆらぐ。動揺する。源氏物語「所の車あらそひに人の御心の―・きにけるを」。徒然草「心物に―・きて情欲多し」。「金に心が―・く」「考えが―・く」 ⑥機械・乗物・組織などが機能を発揮する。「電池で―・く時計」 うごく‐ほどう動く歩道‥ダウ 人の水平移動のために踏板またはベルトと手すりを設けた施設。交通ターミナルなどで用いる。ムービング‐ウォーク。 うこ‐さべん右顧左眄】 (右をふりむき、左をながし目で見る意)人の思わくなど周囲の様子を窺ってばかりいて決断をためらうこと。左顧右眄。「いたずらに―する」 うごつ・く驟く】 〔自四〕 うごきまわる。うごめく。本朝二十不孝「目ばかり―・き」 うこっ‐けい烏骨鶏】 ニワトリの一品種。アジア東部の原産。頭頂に羽冠があり、羽毛は白・黒などで、細裂して絹糸に似る。皮・肉・骨ともに暗紫色なので、この名がある。天然記念物。絹糸鶏。絹羽鶏。 うごなわ・る集るウゴナハル 〔自四〕 集まる。参り集まる。祝詞、祈年祭「―・れる神主・祝部はふり等」 う‐このえ右近衛‥ヱ ⇒うこんえ

うご・く【動く】🔗🔉

うご・く動く】 〔自五〕 ①時の経過に応じて位置・形・状態などが変わる。移動する。万葉集11「枕―・きて夜も寝ず」。「世の中が激しく―・く」「人事異動で5人―・いた」「選挙で金が―・く」 ②地盤がゆらぐ。平家物語12「天の鳴り地の―・くたびごとには只今ぞ死ぬるとて」。「―・かぬ証拠を握る」 ③身体が活動する。ある目的のために行動を起こす。竹取物語「腰なん―・かれぬ」。「警察が―・く」 ④変心する。源氏物語蓬生「―・くべうもあらねばよろづに言ひ煩ひくらして」 ⑤じっとしていられなくなる。心がゆらぐ。動揺する。源氏物語「所の車あらそひに人の御心の―・きにけるを」。徒然草「心物に―・きて情欲多し」。「金に心が―・く」「考えが―・く」 ⑥機械・乗物・組織などが機能を発揮する。「電池で―・く時計」

うごく‐ほどう【動く歩道】‥ダウ🔗🔉

うごく‐ほどう動く歩道‥ダウ 人の水平移動のために踏板またはベルトと手すりを設けた施設。交通ターミナルなどで用いる。ムービング‐ウォーク。

おご・く【動く】🔗🔉

おご・く動く】 〔自四〕 ウゴクの転。重之集「ささがにのくものはたての―・くかな」

どう【動】🔗🔉

どう】 うごくこと。かわること。↔静

どう‐あつ【動圧】🔗🔉

どう‐あつ動圧】 流れている流体が示す圧力のうち、流れの速度に関係する部分。流体の密度をρ、速度をとするとき、その大きさはρv/2

どう‐いん【動因】🔗🔉

どう‐いん動因】 ①ある物事をひきおこす直接の原因。 ②〔哲〕(→)動力因に同じ。

どう‐いん【動員】‥ヰン🔗🔉

どう‐いん動員‥ヰン ①軍隊の平時編制を戦時編制に移すこと。戦争に必要な諸機関を編制し、特に兵士を召集すること。「―令」↔復員。 ②戦争目的遂行のため、国内の資源や人間を統一管理のもとに集中すること。「産業―」「学徒―」 ③転じて、ひろく或る目的のために人や物を集中すること。「社員を―する」

どう‐が【動画】‥グワ🔗🔉

どう‐が動画‥グワ(→)アニメーションに同じ。 ②一定時間間隔で撮影された一連の画像を、短い間隔で連続表示することにより得る動きのある映像。↔静止画

どう‐がく【動学】🔗🔉

どう‐がく動学】 時間的要素および原因・結果の関係などを含めて経済現象を分析する理論。↔静学

どう‐かじゅう【動荷重】‥ヂユウ🔗🔉

どう‐かじゅう動荷重‥ヂユウ 運動体が構造物に与える荷重。橋梁上を通過する車両の類。活荷重。↔静荷重

どう‐かっしゃ【動滑車】‥クワツ‥🔗🔉

どう‐かっしゃ動滑車‥クワツ‥ 軸を固定せず、回転しながら全体の位置をも移動し得るような滑車。↔定滑車。→滑車(図)

どう‐かん【動感】🔗🔉

どう‐かん動感】 動きのある感じ。動いていると思わせる感じ。「―あふれる筆致」

どうがん‐しんけい【動眼神経】🔗🔉

どうがん‐しんけい動眼神経】 眼球を動かす神経。中脳から起こり大脳脚を出て上眼窩がんか裂から眼窩に入り、眼筋に分布。一部の副交感神経線維は瞳孔括約筋・毛様体筋など平滑筋を支配。

どう‐き【動機】🔗🔉

どう‐き動機】 (motive イギリス・Motiv ドイツ)人がその行動や行為を決定する意識的または無意識的原因。特に目的を伴う意識的な欲求を指すが、倫理学では、意志決定以前の対立する欲求を意味する場合と、選択決定された欲求を意味する場合とがある。きっかけ。「犯行の―を探る」→モチーフ⇒どうき‐せつ【動機説】 ⇒どうき‐づけ【動機付け】

どう‐ぎ【動議】🔗🔉

どう‐ぎ動議】 会議中に予定した議案以外の事項を議事に付するため、議員から発議すること。「―を出す」「緊急―」

どうき‐せつ【動機説】🔗🔉

どうき‐せつ動機説】 行為の道徳的評価に当たって、行為の結果を問題にせず、もっぱらその内的動機を評価の対象とする倫理説。無条件的に善といわれるものは「善き意志」だけであると主張したカントの倫理学はその代表的なもの。↔結果説。→心情倫理⇒どう‐き【動機】

どうき‐づけ【動機付け】🔗🔉

どうき‐づけ動機付け】 人間や動物を行動に駆りたてること。駆りたてるものが賞罰などの時は外発的動機付け、知的好奇心などの時は内発的動機付けという。モチベーション。 ⇒どう‐き【動機】

どう‐こう【動向】‥カウ🔗🔉

どう‐こう動向‥カウ ①心のうごき。 ②事態の情勢、または個人・集団などの行動の現況や将来の方向。なりゆき。うごき。「―をさぐる」「―を見守る」

どう‐さ【動作】🔗🔉

どう‐さ動作】 事を行おうとして身体を動かすこと。また、その動き。たちいふるまい。挙動。転じて、機械の働き・動きなどにもいう。「―が鈍い」 ⇒どうさ‐かんきょう【動作環境】 ⇒どうさ‐けんきゅう【動作研究】 ⇒どうさ‐でんりゅう【動作電流】

どう‐ざ【動座】🔗🔉

どう‐ざ動座】 ①貴人・神木・神輿などの座所を他に移すこと。また、大将の出陣。〈明応本節用集〉 ②相手に敬意を表して、座を避けてひざまずき、また、起立して礼をすること。

どうさ‐かんきょう【動作環境】‥クワンキヤウ🔗🔉

どうさ‐かんきょう動作環境‥クワンキヤウ コンピューターで、ソフトウェアやハードウェアが機能するための諸条件。 ⇒どう‐さ【動作】

どうさ‐けんきゅう【動作研究】‥キウ🔗🔉

どうさ‐けんきゅう動作研究‥キウ 産業心理学で、設備や作業動作の要素分析によって、作業が無駄なく能率よくできるようにするにはどうするかを研究する分野。→時間研究⇒どう‐さ【動作】

どうさ‐でんりゅう【動作電流】‥リウ🔗🔉

どうさ‐でんりゅう動作電流‥リウ ある素子・装置などが動作する時に流れる電流、または動作に必要な電流。 ⇒どう‐さ【動作】

どう‐さん【動産】🔗🔉

どう‐さん動産】 〔法〕土地およびその定着物(建物・立ち木など)以外の一切の有体物。ただし無記名債権は動産とみなされ、船舶は不動産に準じた取扱いを受ける。↔不動産。 ⇒どうさん‐ぎんこう【動産銀行】 ⇒どうさん‐しち【動産質】 ⇒どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】 ⇒どうさん‐しんたく【動産信託】 ⇒どうさん‐ていとう【動産抵当】 ⇒どうさん‐ほけん【動産保険】

どうさん‐ぎんこう【動産銀行】‥カウ🔗🔉

どうさん‐ぎんこう動産銀行‥カウ 主として工業企業に資金を供給するために貸付を行い、また、債券・株式の応募引受・募集などを行なった銀行。旧日本興業銀行がこれに当たる。 ⇒どう‐さん【動産】

どうさん‐しち【動産質】🔗🔉

どうさん‐しち動産質】 動産を目的物とする質権。 ⇒どう‐さん【動産】

どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】‥ジヤウ‥🔗🔉

どうさんじょうと‐とうき動産譲渡登記‥ジヤウ‥ 法人の動産譲渡に限定してできる登記。 ⇒どう‐さん【動産】

どうさん‐しんたく【動産信託】🔗🔉

どうさん‐しんたく動産信託】 動産を信託財産として受け入れる信託。 ⇒どう‐さん【動産】

どうさん‐ていとう【動産抵当】‥タウ🔗🔉

どうさん‐ていとう動産抵当‥タウ 動産を目的物とする抵当権で、自動車抵当法・航空機抵当法・建設機械抵当法・農業動産信用法などの特別法に定めるもの。 ⇒どう‐さん【動産】

どうさん‐ほけん【動産保険】🔗🔉

どうさん‐ほけん動産保険】 家財・商品・貴重品などの動産が火災・盗難などにあって受ける損害を填補てんぽする保険の総称。多くは動産火災保険をいう。 ⇒どう‐さん【動産】

どう‐し【動止】🔗🔉

どう‐し動止】 ①動くことと止まること。 ②たちいふるまい。挙止。挙動。

どう‐し【動詞】🔗🔉

どう‐し動詞】 (verb)品詞の一つ。事物の動作・作用・状態・存在などを時間的に持続し、また時間的に変化して行くものとしてとらえて表現する語。多くの言語で述語の主要成分としての機能を果たす。旧称、作用言・活語。

どう‐しょう【動哨】‥セウ🔗🔉

どう‐しょう動哨‥セウ 歩哨ほしょうが、あたりを回って警戒すること。「―勤務」

どう‐じょう【動静】‥ジヤウ🔗🔉

どう‐じょう動静‥ジヤウ (ジョウは呉音) ⇒どうせい。日葡辞書「キコ(起居)ドウジャウ」

どう‐しょく‐ぶつ【動植物】🔗🔉

どう‐しょく‐ぶつ動植物】 動物と植物。

どう・じる【動じる】🔗🔉

どう・じる動じる】 〔自上一〕 (→)「動ずる」に同じ。

どう・ずる【動ずる】🔗🔉

どう・ずる動ずる】 〔自サ変〕[文]動ず(サ変) ①心が動く。動揺する。おそれあわてる。源氏物語総角「ひき動かしつばかり聞えあへるも、いと心憂くうとましくて、―・ぜられ給はず」。「物に―・じない人」 ②(他動詞として)うごかす。平家物語2「神殿の床を―・じ」

どう‐せい【動静】🔗🔉

どう‐せい動静】 (ドウゼイとも) ①動くことと静かなこと。 ②物事の動き。ようす。ありさま。消息。「―を探る」「政界の―」

どう‐ぜい【動勢】🔗🔉

どう‐ぜい動勢】 必要に応じて助勢に向かうために、軍隊の後方に控えている武士たち。〈日葡辞書〉

どう‐せん【動線】🔗🔉

どう‐せん動線】 建物の内外や街で人や物が移動する方向・頻度などを示す線。居住性・機能性を判定する一指標。

どう‐そく【動息】🔗🔉

どう‐そく動息】 ①働くことと息やすむこと。動静。様子。 ②仕官することと遁世すること。出処しゅっしょ

どう‐たい【動体】🔗🔉

どう‐たい動体】 ①動いているもの。 ②気体・液体の異称。流体。流動体。 ⇒どうたい‐しりょく【動体視力】

どう‐たい【動態】🔗🔉

どう‐たい動態】 動く状態。変動している状態。「人口―」↔静態。 ⇒どうたい‐とうけい【動態統計】

どうたい‐しりょく【動体視力】🔗🔉

どうたい‐しりょく動体視力】 動体を見分ける能力。視力・視野・反射神経などが関与すると考えられる。 ⇒どう‐たい【動体】

どうたい‐とうけい【動態統計】🔗🔉

どうたい‐とうけい動態統計】 出生数・鉄道輸送量などのように、ある期間中に継起する事象の調査によって作成された統計。 ⇒どう‐たい【動態】 ○灯台下暗しとうだいもとくらし 灯台(燭台)の直下はあかりが暗いように、手近の事情はかえってわかりにくいものである。 ⇒とう‐だい【灯台】

どう‐ち【動地】🔗🔉

どう‐ち動地】 ①大地をうごかすこと。 ②大いに世間を驚かすこと。「驚天―」

どう‐てき【動的】🔗🔉

どう‐てき動的】 動いているさま。動きに富んでいるさま。「―な情勢分析」↔静的。 ⇒どうてき‐あんぜん【動的安全】

どうてき‐あんぜん【動的安全】🔗🔉

どうてき‐あんぜん動的安全】 〔法〕所有者自身の権利の保護とは別に、取引自体を保護し、取引により権利を取得する者の地位を安全ならしめること。例えば即時取得(善意取得)。取引の安全。↔静的安全。→公信の原則 ⇒どう‐てき【動的】

どう‐てん【動天】🔗🔉

どう‐てん動天】 天を動かすほど勢いが盛んなこと。「―驚地」

どう‐てん【動転】🔗🔉

どう‐てん動転】 ①移動転変すること。かわりうつること。 ②(「動顛」とも書く)驚きあわてること。仰天。申楽談儀「かくてこそ―有まじけれ」。「気が―する」

どう‐ねち【動熱】🔗🔉

どう‐ねち動熱】 臨終のとき、熱気が甚だしく、動転して苦しむこと。悪業の人の臨終とされる。栄華物語鶴林「―して苦多かり」

どう‐ぶつ【動物】🔗🔉

どう‐ぶつ動物】 ①一般には、植物と対置される、運動と感覚の機能をもつ生物群をいう。分類学的には動物界をいう。 ②ヒト以外の動物、特に哺乳類あるいは獣類(けもの)の称。 ⇒どうぶつ‐あいご【動物愛護】 ⇒どうぶつ‐ウイルス【動物ウイルス】 ⇒どうぶつ‐えん【動物園】 ⇒どうぶつ‐かい【動物界】 ⇒どうぶつ‐がく【動物学】 ⇒どうぶつ‐きょく【動物極】 ⇒どうぶつ‐くけい【動物区系】 ⇒どうぶつ‐けんえき【動物検疫】 ⇒どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】 ⇒どうぶつ‐さいみん【動物催眠】 ⇒どうぶつ‐じっけん【動物実験】 ⇒どうぶつ‐しゃかい【動物社会】 ⇒どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】 ⇒どうぶつせい‐きかん【動物性器官】 ⇒どうぶつせい‐しょくひん【動物性食品】 ⇒どうぶつせい‐せんりょう【動物性染料】 ⇒どうぶつせい‐たんぱくしつ【動物性蛋白質】 ⇒どうぶつ‐せんい【動物繊維】 ⇒どうぶつ‐そう【動物相】 ⇒どうぶつ‐たい【動物体】 ⇒どうぶつ‐ちりがく【動物地理学】 ⇒どうぶつ‐ちり‐く【動物地理区】 ⇒どうぶつ‐てき【動物的】 ⇒どうぶつ‐の‐けんり【動物の権利】 ⇒どうぶつ‐プランクトン【動物プランクトン】 ⇒どうぶつ‐ほうおん‐たん【動物報恩譚】 ⇒どうぶつ‐ホルモン【動物ホルモン】 ⇒どうぶつ‐ゆし【動物油脂】 ⇒どうぶつ‐ろう【動物蝋】

どうぶつ‐あいご【動物愛護】🔗🔉

どうぶつ‐あいご動物愛護】 動物を愛し保護すること。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ウイルス【動物ウイルス】🔗🔉

どうぶつ‐ウイルス動物ウイルス】 動物に感染するウイルス。普通には、哺乳類と鳥類のものをいう。昆虫に感染するものは特に昆虫ウイルスと呼ぶ。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐えん【動物園】‥ヱン🔗🔉

どうぶつ‐えん動物園‥ヱン 各種の動物を集め飼育して一般の観覧に供する施設。夏目漱石、草枕「―の虎が見物人を睨にらめて、寝転んで居ると同様平和である」 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐かい【動物界】🔗🔉

どうぶつ‐かい動物界】 ①動物の世界。 ②植物・菌・原生生物・モネラ(細菌)界と並ぶ生物分類上の最高階級の一群。有機物を主要な栄養源とし、葉緑素を持たない真核細胞でつくられた多細胞生物の総称。やや高等なものは消化・運動・排泄・感覚・循環などの器官を持つ。細胞には細胞壁がない。海綿・刺胞・扁形・紐形・袋形・軟体・環形・節足・触手・毛顎・棘皮きょくひ・原索・脊椎などの諸動物門に分けられている。→界⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐がく【動物学】🔗🔉

どうぶつ‐がく動物学】 (zoology)動物について分類・形態・発生・生理・生態・遺伝・進化などを研究する学問。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつき【動物記】🔗🔉

どうぶつき動物記】 シートン著の動物観察記の総称。1898年より1937年頃にわたって発表。アメリカ大陸の自然に題材を採った連作。

どうぶつ‐きょく【動物極】🔗🔉

どうぶつ‐きょく動物極】 多細胞動物の卵で、減数分裂に際して極体が放出される側の極。両生類などでは、この部域から外胚葉性および中胚葉性器官(神経系・運動器官など)が形成される。中胚葉は植物極側の作用により誘導される。↔植物極。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐くけい【動物区系】🔗🔉

どうぶつ‐くけい動物区系(→)動物地理区に同じ。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐けんえき【動物検疫】🔗🔉

どうぶつ‐けんえき動物検疫】 動物を対象とする検疫。主に国外から侵入する、家畜や鳥の病原菌を防ぐことを目的として、検査や取締りをする。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐こうどうがく【動物行動学】‥カウ‥🔗🔉

どうぶつ‐こうどうがく動物行動学‥カウ‥ (ethology)生物学の一分野。行動の意味・役割・機構などを研究するもの。行動生物学。行動学。比較行動学。エソロジー。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐さいみん【動物催眠】🔗🔉

どうぶつ‐さいみん動物催眠】 鳥類・モルモット・昆虫などの動物の身体の一部を圧迫などすると、動物がじっとして動かなくなる反射的現象。人間の催眠と共通点はあるが区別される。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐じっけん【動物実験】🔗🔉

どうぶつ‐じっけん動物実験】 生理学・病理学・薬物学・細菌学などの研究で、動物を用いて行う試験。ハツカネズミ・モルモットなどをよく用いる。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐しゃかい【動物社会】‥クワイ🔗🔉

どうぶつ‐しゃかい動物社会‥クワイ (animal society; synusia)動物界全体を漠然と指す語。また、動物の個体群を個体間の相互関係に重点をおいて見る場合にいう。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐しんりがく【動物心理学】🔗🔉

どうぶつ‐しんりがく動物心理学】 人間以外の高等動物の行動について本能・記憶・学習・知能などを研究する心理学の領域。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつせい‐きかん【動物性器官】‥クワン🔗🔉

どうぶつせい‐きかん動物性器官‥クワン 動物体だけに発達した機能を営む器官。すなわち運動・感覚などをつかさどる器官。↔植物性器官。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつせい‐しょくひん【動物性食品】🔗🔉

どうぶつせい‐しょくひん動物性食品】 動物に由来する食品。肉類・魚介類・卵・乳などと、その加工食品。↔植物性食品。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつせい‐せんりょう【動物性染料】‥レウ🔗🔉

どうぶつせい‐せんりょう動物性染料‥レウ 動物体からとる染料。コチニール虫から製するカルミンの類。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつせい‐たんぱくしつ【動物性蛋白質】🔗🔉

どうぶつせい‐たんぱくしつ動物性蛋白質】 動物およびそれに由来する食品に含まれる蛋白質。↔植物性蛋白質。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐せんい【動物繊維】‥ヰ🔗🔉

どうぶつ‐せんい動物繊維‥ヰ 動物体から得られる繊維。絹糸・羊毛の類。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐そう【動物相】‥サウ🔗🔉

どうぶつ‐そう動物相‥サウ (→)ファウナに同じ。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐たい【動物体】🔗🔉

どうぶつ‐たい動物体】 動物の体。また、動物の個体。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ちりがく【動物地理学】🔗🔉

どうぶつ‐ちりがく動物地理学】 生物地理学の一分野。動物の地理的分布を研究する。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ちり‐く【動物地理区】🔗🔉

どうぶつ‐ちり‐く動物地理区】 動物相の特徴に基づいて世界を区分した地域。界・区・亜区・地方などに区分する。動物区系。 動物地理区 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐てき【動物的】🔗🔉

どうぶつ‐てき動物的】 ①動物、特に、けものらしいさま。知的な判断に基づかず、動物としての本能に基づいているさま。「―な勘」 ②言動が粗暴なさま。「―な行為」 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐の‐けんり【動物の権利】🔗🔉

どうぶつ‐の‐けんり動物の権利】 動物が動物らしく生きる権利。1970年代から、人間が動物を虐待・搾取することを批判し、動物実験・食肉・毛皮利用などに対する問題提起が起きた。アニマル‐ライツ。→自然の権利⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐プランクトン【動物プランクトン】🔗🔉

どうぶつ‐プランクトン動物プランクトン】 プランクトンのうち、動物であるもの。原生動物・腔腸動物・甲殻類など。浮遊動物。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ほうおん‐たん【動物報恩譚】🔗🔉

どうぶつ‐ほうおん‐たん動物報恩譚】 説話類型の一つ。動物の恩返しを主題とする話。動物の人間への加護や援助を、恩返しの形で説明したもの。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ホルモン【動物ホルモン】🔗🔉

どうぶつ‐ホルモン動物ホルモン】 動物体内の、内分泌腺など一定部位で作られるホルモン。広義には、それと同様の活性をしめす化学物質。植物ホルモンとの区別のために用いる。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ゆし【動物油脂】🔗🔉

どうぶつ‐ゆし動物油脂】 動物体から採取する油脂。主に家畜の骨・内臓・脂肉、魚類・海獣の脂肉・肝臓・骨などから採取。牛脂・鯨油・魚油の類。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どうぶつ‐ろう【動物蝋】‥ラフ🔗🔉

どうぶつ‐ろう動物蝋‥ラフ 動物体またはその分泌物中に含まれる蝋。蜜蝋、虫白蝋いぼたろう、マッコウクジラから採取する鯨蝋など。 ⇒どう‐ぶつ【動物】

どう‐まさつ【動摩擦】🔗🔉

どう‐まさつ動摩擦】 1物体が他物体の表面に沿って運動する場合に、接触によって生じる抵抗力。滑り摩擦と転がり摩擦とに分ける。運動摩擦。↔静止摩擦

どう‐みゃく【動脈】🔗🔉

どう‐みゃく動脈】 ①血液を心臓から体の各部へ運ぶ血管。一般に静脈に比べて血管壁が厚く、弾力性・収縮性に富む。解体新書「それ―は、心の左方より起り、支別則ち一身に蔓延す」↔静脈。 ②主幹となっている経路。交通路などにいう。「日本列島の大―」 ⇒どうみゃく‐けつ【動脈血】 ⇒どうみゃく‐こうかしょう【動脈硬化症】 ⇒どうみゃく‐りゅう【動脈瘤】

どうみゃく‐けつ【動脈血】🔗🔉

どうみゃく‐けつ動脈血】 肺でのガス交換により二酸化炭素ガスを放出し、酸素をとり入れた血液。鮮紅色をなす。↔静脈血。 ⇒どう‐みゃく【動脈】

やや‐と‐も【動とも】🔗🔉

やや‐と‐も動とも】 「ややともすれば」の略。和泉式部集「―物のなげかしきかな」 ⇒ややとも‐する‐と【動ともすると】 ⇒ややとも‐すれ‐ば【動ともすれば】

ややとも‐する‐と【動ともすると】🔗🔉

ややとも‐する‐と動ともすると(→)「ややともすれば」に同じ。ややもすると。 ⇒やや‐と‐も【動とも】

ややとも‐すれ‐ば【動ともすれば】🔗🔉

ややとも‐すれ‐ば動ともすれば】 そうなりがちであるさま。ともすれば。どうかすると。ややもすれば。「―怠惰に流れる」 ⇒やや‐と‐も【動とも】

やや‐も‐する‐と【動もすると】🔗🔉

やや‐も‐する‐と動もすると(→)「ややもすれば」に同じ。

やや‐も‐すれ‐ば【動もすれば】🔗🔉

やや‐も‐すれ‐ば動もすれば】 ともすれば。どうかすると。ややもすると。「―気持がゆるみがちになる」

やや‐も‐せ‐ば【動もせば】🔗🔉

やや‐も‐せ‐ば動もせば(→)「ややもすれば」に同じ。

[漢]動🔗🔉

 字形  筆順 〔力部9画/11画/教育/3816・4630〕 〔音〕ドウ(慣) トウ(漢) 〔訓〕うごく・うごかす・ややもすれば [意味] ①うごく。 ㋐(じっとせず)位置・姿勢を変える。「動物・動向・自動・作動さどう」 ㋑ふるまい。おこない。「動作・挙動・言動」 ㋒ゆれうごく。みだれる。「物に動じない」「動乱・動顚どうてん・騒動・暴動」 ②うごかす。はたらかす。「動員・動議・能動的」 ③ややもすれば。ともすれば。「動弥旬日=ややもすれば旬日に弥わたる」〔白居易〕 [解字] 形声。「力」+音符「重」(=上から重ねる)。上から力を重ね加える意。 [下ツキ 異動・移動・運動・活動・可動・渦動・稼動・感動・機動・起動・気動車・挙動・駆動・激動・原動・言動・行動・鼓動・策動・作動・実動・始動・自動・出動・主動・手動・受動・蠢動・聳動・衝動・情動・振動・震動・制動・生動・扇動・顫動・蠕動・騒動・胎動・他動・地動説・伝動・電動・天動説・能動・搏動・発動・波動・反動・微動・不動・浮動・別動隊・変動・暴動・脈動・鳴動・妄動・躍動・遊動・陽動・律動・流動・連動

広辞苑で始まるの検索結果 1-97もっと読み込む