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まん‐じ【卍・卐】🔗🔉

まん‐じ卍・卐】 (万字の意) ①(梵語svastika ヴィシュヌなどの胸部にある旋毛)功徳くどく円満の意。仏像の胸に描き、吉祥万徳の相とするもの。右旋・左旋の両種があり、日本の仏教では主に左旋を用い、寺院の記号などにも用いる。 ②1のような形。 ③紋所の名。1にかたどったもの。左まんじ・右まんじ・角立まんじ・丸まんじなど。 卍 ⇒まんじくずし‐くみこ【卍崩し組子】 ⇒まんじ‐ともえ【卍巴】

まんじくずし‐くみこ【卍崩し組子】‥クヅシ‥🔗🔉

まんじくずし‐くみこ卍崩し組子‥クヅシ‥ 卍を崩した形を連続させた組子。法隆寺の金堂・中門・五重塔などの上層の高欄の地覆じふくと平桁との間にある。 卍崩し組子 ⇒まん‐じ【卍・卐】

まんじ‐ともえ【卍巴】‥トモヱ🔗🔉

まんじ‐ともえ卍巴‥トモヱ (マンジドモエとも)卍や巴の模様のように、追いかけあうように入り乱れるさま。 ⇒まん‐じ【卍・卐】

[漢]卍🔗🔉

 字形 〔十部4画/6画/5036・5244〕 〔音〕マン(呉) バン(漢) 〔訓〕まんじ [意味] 古くインドで、仏の胸に描いて円満な功徳くどくを表した吉祥の記号。 ▷中国で「万」と同じに発音し、仏書で「万」の代りに用いるようになった。「まんじ」は「万字」の意。

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