複数辞典一括検索+

き‐つつき【啄木鳥】🔗🔉

き‐つつき啄木鳥】 キツツキ目キツツキ科の鳥の総称。4本の趾あしゆび中2本は前に、2本は後ろに向かい、鋭い鉤爪かぎづめがあって樹幹にとまるのに適し、尾羽は堅くとがっていて、これを幹に当て、体を支えながら巧みに幹をよじ登る。嘴くちばしは鋭く、舌の先には逆向きの鉤があり、幹に穴をあけて中の昆虫を掘り出して食べる。巣は幹を掘って洞穴を作る。森林にすみ、世界に約210種。普通、雄は頭が赤く雌は赤くない。テラツツキ。ケラ。キタタキ。タクボク。〈[季]秋〉。倭名類聚鈔(十巻本)7「斵木、…、今俗呼岐都都岐」 エゾアカゲラ 撮影:小宮輝之 ボウシゲラ 撮影:小宮輝之 ズアカミユビゲラ 撮影:小宮輝之

けら【啄木鳥】🔗🔉

けら啄木鳥】 キツツキの別称。

けら‐つつき【啄木鳥】🔗🔉

けら‐つつき啄木鳥】 キツツキの別称。〈[季]秋〉。〈日葡辞書〉

たく‐ぼく【啄木】🔗🔉

たく‐ぼく啄木】 ①キツツキの異称。〈下学集〉 ②「啄木組み」の略。 ③掛軸の上部につけられた懸緒と巻緒とを合わせた名。啄木組みの紐を用いる。 ⇒たくぼく‐うち【啄木打】 ⇒たくぼく‐おどし【啄木縅】 ⇒たくぼく‐ぐみ【啄木組み】 ⇒たくぼく‐ちょう【啄木鳥】

たくぼく【啄木】(作品名他)🔗🔉

たくぼく啄木】 ①琵琶の曲名。「流泉」「楊真操」と共に遣唐使藤原貞敏(807〜867)が唐の廉承武から伝え、琵琶の三秘曲と称されたが、演奏伝承は3曲とも廃絶。解脱楽。 ②⇒いしかわたくぼく(石川啄木)⇒たくぼく‐き【啄木忌】

たくぼく‐うち【啄木打】🔗🔉

たくぼく‐うち啄木打(→)「啄木組み」に同じ。 ⇒たく‐ぼく【啄木】

たくぼく‐おどし【啄木縅】‥ヲドシ🔗🔉

たくぼく‐おどし啄木縅‥ヲドシよろいの縅の一種。啄木組みの糸でおどしたもの。 ⇒たく‐ぼく【啄木】

たくぼく‐き【啄木忌】🔗🔉

たくぼく‐き啄木忌】 石川啄木の忌日。4月13日。〈[季]春〉 ⇒たくぼく【啄木】

たくぼく‐ぐみ【啄木組み】🔗🔉

たくぼく‐ぐみ啄木組み】 紐の打ち方。キツツキの啄ついばんだ跡に似るところからの名。白・萌黄・紫などの色糸をまじえてまだらに組んだもの。鎧よろいの縅おどしや刀の下緒さげお、掛軸の紐などに用いる。啄木打。たくぼく。たくぶく。 ⇒たく‐ぼく【啄木】

たくぼく‐ちょう【啄木鳥】‥テウ🔗🔉

たくぼく‐ちょう啄木鳥‥テウ キツツキの異称。 ⇒たく‐ぼく【啄木】

広辞苑啄木で始まるの検索結果 1-10