複数辞典一括検索+
てん‐じょう【天上】‥ジヤウ🔗⭐🔉
てん‐じょう【天上】‥ジヤウ
①そらのうえ。そら。仏教では天6㋑をいう。天上界。
②天へのぼること。死ぬこと。昇天。宇津保物語俊蔭「親―し給ひてのち」。日葡辞書「アニマ(霊魂)テンジャウウタガイナシ」
③この上もないこと。物事の至りきわまること。東海道中膝栗毛6「大仏の御堂は雲に入るとてやこれは大きなものの―」
④2階。東海道中膝栗毛2「わしと順礼の女の衆は―へ上がつて寝ますべい」
⇒てんじょう‐かい【天上界】
⇒天上天下唯我独尊
てんじょう‐かい【天上界】‥ジヤウ‥🔗⭐🔉
てんじょう‐かい【天上界】‥ジヤウ‥
天上の世界。天界。
⇒てん‐じょう【天上】
○天井が抜けるてんじょうがぬける
①多くの人に知られる。公然の事になる。
②有頂天になる。
⇒てん‐じょう【天井】
○天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん🔗⭐🔉
○天上天下唯我独尊てんじょうてんげゆいがどくそん
(釈尊が生まれた時、一手は天を指し、一手は地を指し、7歩進んで、四方を顧みて言ったという語)宇宙間に自分より尊いものはないという意。→唯我独尊
⇒てん‐じょう【天上】
てんじょう‐なげし【天井長押】‥ジヤウ‥
天井回縁まわりぶちの直ぐ下にとりつけたなげし。
⇒てん‐じょう【天井】
てんじょう‐ぬけ【天井抜け】‥ジヤウ‥
(「底抜け」の底を天井に置きかえた語)限度やとめどがないこと。また、無遠慮に、あたりかまわずにふるまうこと。浄瑠璃、義経千本桜「こちらは爰に―、寝て花やろと蒲団敷き」
⇒てん‐じょう【天井】
てんじょう‐ね【天井値】‥ジヤウ‥
ある一定期間において相場のいちばん高いところ。天井値の中でも、最初の山を一番天井、最も高い山を大天井おおてんじょうと呼ぶ。天井相場。↔底値そこね。
⇒てん‐じょう【天井】
てんじょう‐の‐えんずい【殿上の淵酔】‥ジヤウ‥ヱン‥
⇒えんずい(淵酔)。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐くろうど【殿上の蔵人】‥ジヤウ‥クラウド
六位の蔵人。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐しもぐち【殿上の下口】‥ジヤウ‥
(→)「てんじょうぐち」に同じ。平家物語7「大中臣親俊を―へ召して」
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐しょうよう【殿上の逍遥】‥ジヤウ‥セウエウ
殿上人が郊外に出て遊び歩くこと。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐ずりょう【殿上の受領】‥ジヤウ‥リヤウ
殿上人で受領である者。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐せんせき【殿上の仙籍】‥ジヤウ‥
殿上人として禁中の籍に入ること。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐ぞう【殿上の丞】‥ジヤウ‥
六位の蔵人で、近衛将監しょうげんを兼ねた者。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐のりゆみ【殿上の賭弓】‥ジヤウ‥
天皇が臨時に殿上の侍臣に弓を射させて御覧になった儀式。→賭弓。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐ふだ【殿上の簡】‥ジヤウ‥
(→)「日給にっきゅうの簡ふだ」に同じ。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐の‐ま【殿上の間】‥ジヤウ‥
清涼殿の南廂みなみひさしにあって、殿上人の昇殿を許された所。→清涼殿(図)。
⇒てん‐じょう【殿上】
てんじょう‐びと【殿上人】‥ジヤウ‥
昇殿を許された人。四位・五位以上の一部および六位の蔵人が許された。堂上とうしょう。雲客うんかく。雲のうえびと。うえのおのこ。うえびと。↔地下人じげにん。
⇒てん‐じょう【殿上】
でんしょう‐ぶんがく【伝承文学】
(→)口承こうしょう文学に同じ。
⇒でん‐しょう【伝承】
てんじょう‐まもり【天井守り】‥ジヤウ‥
トウガラシの一品種、ヤツブサ(八房)のこと。猿蓑「―いつか色づく」(去来)
⇒てん‐じょう【天井】
てんじょう‐まゆ【天井眉】‥ジヤウ‥
元服後に、眉頭を濃く末をうすくぼかした眉。よこまゆ。
⇒てん‐じょう【天井】
てんじょう‐まゆ【殿上眉】‥ジヤウ‥
殿上人の化粧で、眉を剃り落とし、その上に墨で丸い2点を描いたもの。たかまゆ。
⇒てん‐じょう【殿上】
広辞苑に「天上」で始まるの検索結果 1-3。