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あん‐ぜん【安全】🔗⭐🔉
あん‐ぜん【安全】
(中世ではアンセン)
①安らかで危険のないこと。平穏無事。平家物語7「かの夭逆にをかされて、四海鎮とこしなえにその―をえず」。「家内―」「旅の―を祈る」
②物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれのないこと。「―な場所に隠す」
⇒あんぜん‐かみそり【安全剃刀】
⇒あんぜん‐ガラス【安全硝子】
⇒あんぜん‐き【安全器】
⇒あんぜん‐きょういく【安全教育】
⇒あんぜん‐ぐつ【安全靴】
⇒あんぜん‐けいすう【安全係数】
⇒あんぜん‐けん【安全圏】
⇒あんぜん‐こう【安全光】
⇒あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】
⇒あんぜん‐しきさい【安全色彩】
⇒あんぜん‐しゅうかん【安全週間】
⇒あんぜん‐そうち【安全装置】
⇒あんぜん‐ちたい【安全地帯】
⇒あんぜん‐とう【安全灯】
⇒あんぜん‐とう【安全島】
⇒あんぜん‐パイ【安全牌】
⇒あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】
⇒あんぜん‐ピン【安全ピン】
⇒あんぜん‐ベルト【安全ベルト】
⇒あんぜん‐べん【安全弁】
⇒あんぜん‐ぼう【安全帽】
⇒あんぜん‐ほしょう【安全保障】
⇒あんぜん‐ほしょう‐かいぎ【安全保障会議】
⇒あんぜん‐ほしょう‐じょうやく【安全保障条約】
⇒あんぜん‐ほしょう‐りじかい【安全保障理事会】
⇒あんぜん‐マッチ【安全マッチ】
⇒あんぜん‐りつ【安全率】
あんぜん‐かみそり【安全剃刀】🔗⭐🔉
あんぜん‐かみそり【安全剃刀】
替刃式の西洋かみそり。皮膚を傷つけないように工夫してある。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ガラス【安全硝子】🔗⭐🔉
あんぜん‐ガラス【安全硝子】
破損した場合も、飛び散って人を傷つけないように作った板ガラス。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐き【安全器】🔗⭐🔉
あんぜん‐き【安全器】
破損・危険の防止のため、電気機械の回路中に挿入する装置。過度の電流が流れると自動的に回路を切断する。ヒューズ式とリレー式とがある。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐きょういく【安全教育】‥ケウ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐きょういく【安全教育】‥ケウ‥
交通事故・火災・公害・地震・犯罪などから子供を守り、安全の維持・向上を目的とする教育。近年、学校では健康教育の一環として組織的に実施。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ぐつ【安全靴】🔗⭐🔉
あんぜん‐ぐつ【安全靴】
作業時に足を保護するため、爪先に金属などを入れて補強した靴。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐けいすう【安全係数】🔗⭐🔉
あんぜん‐けいすう【安全係数】
(→)安全率に同じ。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐けん【安全圏】🔗⭐🔉
あんぜん‐けん【安全圏】
それを達成することがほぼ確実であると見られる範囲。「合格の―にいる」「当選の―に入る」
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐こう【安全光】‥クワウ🔗⭐🔉
あんぜん‐こう【安全光】‥クワウ
暗室内で、感光材料に悪影響を及ぼすことなく、それを容易に取り扱えるように使用する照明光。暗室光。セーフライト。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】‥クワウ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】‥クワウ‥
地盤の沈下を防ぎ、または坑道が破壊されないように、掘らずに柱状に残しておく鉱石や石炭の部分。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐しきさい【安全色彩】🔗⭐🔉
あんぜん‐しきさい【安全色彩】
災害防止などのため、使用場所を決めて用いる色。消火栓を赤く塗る類。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐しゅうかん【安全週間】‥シウ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐しゅうかん【安全週間】‥シウ‥
工場・工事場または交通機関などで、災害の起こらないように特に努めるため定められる週間。
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あんぜん‐そうち【安全装置】‥サウ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐そうち【安全装置】‥サウ‥
銃砲・機械・器具や巨大装置の危険防止のために取り付けた装置。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ちたい【安全地帯】🔗⭐🔉
あんぜん‐ちたい【安全地帯】
災厄に対して安全な地帯。特に、路面電車などの乗降客の危険を防ぐために路上に設けた場所。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐とう【安全灯】🔗⭐🔉
あんぜん‐とう【安全灯】
鉱山や炭坑で、メタンガスに引火しないように作った照明器具。当初は燃焼室の周囲に金網を張った揮発油のランプだったが、後に電池式に移行。
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あんぜん‐とう【安全島】‥タウ🔗⭐🔉
あんぜん‐とう【安全島】‥タウ
車の走る道の中央に一段高く設置した、歩行者用の安全地帯。あんぜんじま。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐パイ【安全牌】🔗⭐🔉
あんぜん‐パイ【安全牌】
マージャンで、それを捨てても相手に上がられる危険のない牌。転じて、毒にも薬にもならないような人。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】🔗⭐🔉
あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】
硝安爆薬中の食塩・海藻などの断熱消炎剤を増加し、硝安分を減らした爆薬。メタンガスに引火しないので炭鉱での発破に使われる。炭鉱爆薬。検定爆薬。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ピン【安全ピン】🔗⭐🔉
あんぜん‐ピン【安全ピン】
楕円形に曲げ、危険な針先を覆った止め針。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ベルト【安全ベルト】🔗⭐🔉
あんぜん‐ベルト【安全ベルト】
体を座席に固定したり高所からの落下を防いだりするために装着するベルト。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐べん【安全弁】🔗⭐🔉
あんぜん‐べん【安全弁】
①ボイラー内の圧力が規定以上になると、自動的に弁が開いて蒸気を放出し、蒸気圧力を規定以下に保つように工夫された装置。
②比喩的に、危険や破滅を未然に防止する役をするもの。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ぼう【安全帽】🔗⭐🔉
あんぜん‐ぼう【安全帽】
頭部を保護するためにかぶる帽子。保安帽。保護帽。ヘルメット。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ほしょう【安全保障】‥シヤウ🔗⭐🔉
あんぜん‐ほしょう【安全保障】‥シヤウ
外部からの侵略に対して国家および国民の安全を保障すること。各国別の施策、友好国同士の同盟、国際機構による集団安全保障など。近年、人間の生命と生活の保全を重視する「人間の安全保障」という概念も提唱。→集団安全保障。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ほしょう‐かいぎ【安全保障会議】‥シヤウクワイ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐ほしょう‐かいぎ【安全保障会議】‥シヤウクワイ‥
内閣に置かれ、国防に関する重要事項および重大な緊急事態への対処に関する重要事項を審議する機関。1988年に国防会議を改編したもの。総理大臣を議長とし、総務・外務・財務・防衛各大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長等で組織される。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ほしょう‐じょうやく【安全保障条約】‥シヤウデウ‥🔗⭐🔉
あんぜん‐ほしょう‐じょうやく【安全保障条約】‥シヤウデウ‥
外部からの侵略・攻撃に対して国家の安全を維持する目的で締結される条約。二国間の例としては日米安全保障条約。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐ほしょう‐りじかい【安全保障理事会】‥シヤウ‥クワイ🔗⭐🔉
あんぜん‐ほしょう‐りじかい【安全保障理事会】‥シヤウ‥クワイ
(Security Council)国連の主要機関の一つ。米・英・ロ・仏・中の5常任理事国と、総会で選挙される10非常任理事国とで構成され、国際平和安全の維持を任務とする。常任理事国には拒否権が認められている。安保理。
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐マッチ【安全マッチ】🔗⭐🔉
あんぜん‐マッチ【安全マッチ】
「マッチ」参照。福地桜痴、もしや草紙「―を箱の裏にてチュツト擦すって燃さしに火を附け」
⇒あん‐ぜん【安全】
あんぜん‐りつ【安全率】🔗⭐🔉
あんぜん‐りつ【安全率】
材料の極限強さと許容応力との比。設計の際には、部材内に生じる応力を、材料の極限強さを安全率で除した値の範囲内に止めるようにする。安全係数。
⇒あん‐ぜん【安全】
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