複数辞典一括検索+

広辞苑の検索結果 (28)

あん‐ぜん【安全】🔗🔉

あん‐ぜん安全】 (中世ではアンセン) ①安らかで危険のないこと。平穏無事。平家物語7「かの夭逆にをかされて、四海鎮とこしなえにその―をえず」。「家内―」「旅の―を祈る」 ②物事が損傷したり、危害を受けたりするおそれのないこと。「―な場所に隠す」 ⇒あんぜん‐かみそり【安全剃刀】 ⇒あんぜん‐ガラス【安全硝子】 ⇒あんぜん‐き【安全器】 ⇒あんぜん‐きょういく【安全教育】 ⇒あんぜん‐ぐつ【安全靴】 ⇒あんぜん‐けいすう【安全係数】 ⇒あんぜん‐けん【安全圏】 ⇒あんぜん‐こう【安全光】 ⇒あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】 ⇒あんぜん‐しきさい【安全色彩】 ⇒あんぜん‐しゅうかん【安全週間】 ⇒あんぜん‐そうち【安全装置】 ⇒あんぜん‐ちたい【安全地帯】 ⇒あんぜん‐とう【安全灯】 ⇒あんぜん‐とう【安全島】 ⇒あんぜん‐パイ【安全牌】 ⇒あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】 ⇒あんぜん‐ピン【安全ピン】 ⇒あんぜん‐ベルト【安全ベルト】 ⇒あんぜん‐べん【安全弁】 ⇒あんぜん‐ぼう【安全帽】 ⇒あんぜん‐ほしょう【安全保障】 ⇒あんぜん‐ほしょう‐かいぎ【安全保障会議】 ⇒あんぜん‐ほしょう‐じょうやく【安全保障条約】 ⇒あんぜん‐ほしょう‐りじかい【安全保障理事会】 ⇒あんぜん‐マッチ【安全マッチ】 ⇒あんぜん‐りつ【安全率】

あんぜん‐かみそり【安全剃刀】🔗🔉

あんぜん‐かみそり安全剃刀】 替刃式の西洋かみそり。皮膚を傷つけないように工夫してある。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ガラス【安全硝子】🔗🔉

あんぜん‐ガラス安全硝子】 破損した場合も、飛び散って人を傷つけないように作った板ガラス。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐き【安全器】🔗🔉

あんぜん‐き安全器】 破損・危険の防止のため、電気機械の回路中に挿入する装置。過度の電流が流れると自動的に回路を切断する。ヒューズ式とリレー式とがある。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐きょういく【安全教育】‥ケウ‥🔗🔉

あんぜん‐きょういく安全教育‥ケウ‥ 交通事故・火災・公害・地震・犯罪などから子供を守り、安全の維持・向上を目的とする教育。近年、学校では健康教育の一環として組織的に実施。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ぐつ【安全靴】🔗🔉

あんぜん‐ぐつ安全靴】 作業時に足を保護するため、爪先に金属などを入れて補強した靴。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐けいすう【安全係数】🔗🔉

あんぜん‐けいすう安全係数(→)安全率に同じ。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐けん【安全圏】🔗🔉

あんぜん‐けん安全圏】 それを達成することがほぼ確実であると見られる範囲。「合格の―にいる」「当選の―に入る」 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐こう【安全光】‥クワウ🔗🔉

あんぜん‐こう安全光‥クワウ 暗室内で、感光材料に悪影響を及ぼすことなく、それを容易に取り扱えるように使用する照明光。暗室光。セーフライト。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】‥クワウ‥🔗🔉

あんぜん‐こうちゅう安全鉱柱‥クワウ‥ 地盤の沈下を防ぎ、または坑道が破壊されないように、掘らずに柱状に残しておく鉱石や石炭の部分。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐しきさい【安全色彩】🔗🔉

あんぜん‐しきさい安全色彩】 災害防止などのため、使用場所を決めて用いる色。消火栓を赤く塗る類。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐しゅうかん【安全週間】‥シウ‥🔗🔉

あんぜん‐しゅうかん安全週間‥シウ‥ 工場・工事場または交通機関などで、災害の起こらないように特に努めるため定められる週間。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐そうち【安全装置】‥サウ‥🔗🔉

あんぜん‐そうち安全装置‥サウ‥ 銃砲・機械・器具や巨大装置の危険防止のために取り付けた装置。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ちたい【安全地帯】🔗🔉

あんぜん‐ちたい安全地帯】 災厄に対して安全な地帯。特に、路面電車などの乗降客の危険を防ぐために路上に設けた場所。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐とう【安全灯】🔗🔉

あんぜん‐とう安全灯】 鉱山や炭坑で、メタンガスに引火しないように作った照明器具。当初は燃焼室の周囲に金網を張った揮発油のランプだったが、後に電池式に移行。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐とう【安全島】‥タウ🔗🔉

あんぜん‐とう安全島‥タウ 車の走る道の中央に一段高く設置した、歩行者用の安全地帯。あんぜんじま。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐パイ【安全牌】🔗🔉

あんぜん‐パイ安全牌】 マージャンで、それを捨てても相手に上がられる危険のない牌。転じて、毒にも薬にもならないような人。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ばくやく【安全爆薬】🔗🔉

あんぜん‐ばくやく安全爆薬】 硝安爆薬中の食塩・海藻などの断熱消炎剤を増加し、硝安分を減らした爆薬。メタンガスに引火しないので炭鉱での発破に使われる。炭鉱爆薬。検定爆薬。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ピン【安全ピン】🔗🔉

あんぜん‐ピン安全ピン】 楕円形に曲げ、危険な針先を覆った止め針。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ベルト【安全ベルト】🔗🔉

あんぜん‐ベルト安全ベルト】 体を座席に固定したり高所からの落下を防いだりするために装着するベルト。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐べん【安全弁】🔗🔉

あんぜん‐べん安全弁】 ①ボイラー内の圧力が規定以上になると、自動的に弁が開いて蒸気を放出し、蒸気圧力を規定以下に保つように工夫された装置。 ②比喩的に、危険や破滅を未然に防止する役をするもの。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ぼう【安全帽】🔗🔉

あんぜん‐ぼう安全帽】 頭部を保護するためにかぶる帽子。保安帽。保護帽。ヘルメット。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ほしょう【安全保障】‥シヤウ🔗🔉

あんぜん‐ほしょう安全保障‥シヤウ 外部からの侵略に対して国家および国民の安全を保障すること。各国別の施策、友好国同士の同盟、国際機構による集団安全保障など。近年、人間の生命と生活の保全を重視する「人間の安全保障」という概念も提唱。→集団安全保障⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ほしょう‐かいぎ【安全保障会議】‥シヤウクワイ‥🔗🔉

あんぜん‐ほしょう‐かいぎ安全保障会議‥シヤウクワイ‥ 内閣に置かれ、国防に関する重要事項および重大な緊急事態への対処に関する重要事項を審議する機関。1988年に国防会議を改編したもの。総理大臣を議長とし、総務・外務・財務・防衛各大臣、内閣官房長官、国家公安委員会委員長等で組織される。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ほしょう‐じょうやく【安全保障条約】‥シヤウデウ‥🔗🔉

あんぜん‐ほしょう‐じょうやく安全保障条約‥シヤウデウ‥ 外部からの侵略・攻撃に対して国家の安全を維持する目的で締結される条約。二国間の例としては日米安全保障条約。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐ほしょう‐りじかい【安全保障理事会】‥シヤウ‥クワイ🔗🔉

あんぜん‐ほしょう‐りじかい安全保障理事会‥シヤウ‥クワイ (Security Council)国連の主要機関の一つ。米・英・ロ・仏・中の5常任理事国と、総会で選挙される10非常任理事国とで構成され、国際平和安全の維持を任務とする。常任理事国には拒否権が認められている。安保理。 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐マッチ【安全マッチ】🔗🔉

あんぜん‐マッチ安全マッチ「マッチ」参照。福地桜痴、もしや草紙「―を箱の裏にてチュツト擦すって燃さしに火を附け」 ⇒あん‐ぜん【安全】

あんぜん‐りつ【安全率】🔗🔉

あんぜん‐りつ安全率】 材料の極限強さと許容応力との比。設計の際には、部材内に生じる応力を、材料の極限強さを安全率で除した値の範囲内に止めるようにする。安全係数。 ⇒あん‐ぜん【安全】

大辞林の検索結果 (25)

あん-ぜん【安全】🔗🔉

あん-ぜん [0] 【安全】 (名・形動)[文]ナリ 危害または損傷・損害を受けるおそれのないこと。危険がなく安心なさま。 ⇔危険 「―な場所」「生命・財産の―を保障する」「念書をとっておいた方が―だよ」 [派生] ――さ(名)

あんぜん-かみそり【安全剃刀】🔗🔉

あんぜん-かみそり [5] 【安全剃刀】 皮膚を傷つけないように工夫された西洋かみそり。両刃と片刃がある。

あんぜん-ガラス【安全―】🔗🔉

あんぜん-ガラス [5] 【安全―】 割れたときに破片が飛び散らないように工夫した網入りガラス・合わせガラス,割れても危険のない丸みのある粒になる強化ガラスなどの称。

あんぜん-き【安全器】🔗🔉

あんぜん-き [3] 【安全器】 過度の電流が流れたときに回路を遮断して,回路の破損や危険を防止する装置。

あんぜん-けいすう【安全係数】🔗🔉

あんぜん-けいすう [5][7] 【安全係数】 「安全率(アンゼンリツ)」に同じ。

あんぜん-けん【安全圏】🔗🔉

あんぜん-けん [3] 【安全圏】 競技・試験・選挙などで,勝利や合格が確実な範囲。「―に入る」「当選の―」

あんぜん-こう【安全光】🔗🔉

あんぜん-こう ―クワウ [3] 【安全光】 暗室作業を行うとき用いる光。人間の目では見えるが,フィルムや印画紙は感光しない光。暗室ランプ。セーフ-ライト。

あんぜん-しきさい【安全色彩】🔗🔉

あんぜん-しきさい [5] 【安全色彩】 災害の防止や救急処置などのため,特殊な意味をもたせ使用が規定されている色。消火栓の赤や注意表示の黄色など。

あんぜん-しゅうかん【安全週間】🔗🔉

あんぜん-しゅうかん ―シウ― [5] 【安全週間】 工場や交通機関などでの事故防止のためにとくに注意を喚起するよう定められた週間。

あんぜん-せい【安全性】🔗🔉

あんぜん-せい [0] 【安全性】 安全である度合い。「―に問題がある」

あんぜん-そうち【安全装置】🔗🔉

あんぜん-そうち ―サウ― [5] 【安全装置】 不注意や誤操作によって起こる危険を防ぐため,機器に設ける装置。銃器の暴発防止装置など。

あんぜん-ちたい【安全地帯】🔗🔉

あんぜん-ちたい [5][6] 【安全地帯】 危険のない場所。特に,路面電車の停留所で,路上中央に設けられた島形の乗降場所をいう。

あんぜん-とう【安全灯】🔗🔉

あんぜん-とう [0] 【安全灯】 坑内の可燃性または爆発性ガスに引火しないように,ガラスと金網で炎を囲ってあるランプ。

あんぜん-とう【安全島】🔗🔉

あんぜん-とう ―タウ [0] 【安全島】 〔pedestrian island〕 歩行者の待避用に車道中央に設置される島状の場所。両端に防護壁を設けて安全を確保する。

あんぜん-パイ【安全牌】🔗🔉

あんぜん-パイ [3] 【安全牌】 麻雀で,捨てても相手に上がられることのない牌。 〔事をなすに当たってなんの害もなく扱いやすい人の意でも用いる〕

あんぜん-ピン【安全―】🔗🔉

あんぜん-ピン [3][5] 【安全―】 全体の形を長円形にし,針の先が露出しないようにした留めピン。

あんぜん-ベルト【安全―】🔗🔉

あんぜん-ベルト [5] 【安全―】 ⇒シート-ベルト

あんぜん-べん【安全弁】🔗🔉

あんぜん-べん [3][0] 【安全弁】 (1)ボイラー内の蒸気圧やボンベなどの高圧容器内のガス圧が規定をこして上昇した場合,自動的に開いて蒸気やガスを逃がし,内圧を下げて安全を確保するための弁。 (2)危険を前もって防ぐのに役立つもの。

あんぜん-ぼう【安全帽】🔗🔉

あんぜん-ぼう [3] 【安全帽】 「保護帽」に同じ。

あんぜん-ほしょう【安全保障】🔗🔉

あんぜん-ほしょう ―シヤウ [5] 【安全保障】 外部からの侵略に対して国家の安全を保障すること。 →集団安全保障

あんぜん-ほしょう-かいぎ【安全保障会議】🔗🔉

あんぜん-ほしょう-かいぎ ―ホシヤウクワイギ [8] 【安全保障会議】 国防及び緊急事態に対処するために内閣に設置された審議機関。従来の国防会議に代わるものとして1986年(昭和61)設置。内閣総理大臣を議長とし,外務大臣・大蔵大臣・内閣官房長官等により構成。

あんぜん-ほしょう-じょうやく【安全保障条約】🔗🔉

あんぜん-ほしょう-じょうやく ―ホシヤウデウヤク [8] 【安全保障条約】 二国間または数か国間で締結する安全保障に関する条約。 →日米安全保障条約 →集団安全保障

あんぜん-ほしょう-りじかい【安全保障理事会】🔗🔉

あんぜん-ほしょう-りじかい ―ホシヤウリジクワイ [9] 【安全保障理事会】 国際連合の主要機関の一。世界の平和と安全の維持を任務とする。米・英・ソ・仏・中の常任理事国と任期二年で改選される一〇か国の非常任理事国で構成。会の決議は国連の全加盟国を拘束するが,常任理事国の一国でも拒否権を行使すれば決議は成立しない。 →拒否権(3)

あんぜん-りつ【安全率】🔗🔉

あんぜん-りつ [3] 【安全率】 構造物全体,またはそれを構成する各部材の安全の度合を示す比率。部材の破壊点に達する荷重と設計上考えられた荷重との比を構造安全率,材料の最大の強さと安全上許される許容応力との比を材料安全率という。安全係数。

あんぜん【安全】(和英)🔗🔉

あんぜん【安全】 safety;→英和 security.→英和 〜な safe;→英和 secure;→英和 free from danger.〜に in safety;→英和 safely;→英和 securely.→英和 〜にする (make) secure;→英和 make safe.‖安全運転 safe driving.安全週間(灯,装置,弁,剃刀,マッチ,ピン) a safety week (lamp,device,valve,razor,match,pin).安全第一 safety first.安全地帯 a safety zone.安全保障条約 a security treaty.

広辞苑+大辞林安全で始まるの検索結果。