複数辞典一括検索+

こう‐じん【後塵】‥ヂン🔗🔉

こう‐じん後塵‥ヂン 人や車馬の走ったあとにたつ塵。 ⇒後塵を拝す

○後塵を拝すこうじんをはいす🔗🔉

○後塵を拝すこうじんをはいす ①地位が高く権勢のある人に追従ついしょうする。 ②人に先んじられる。後れをとる。人の風下に立つ。 ⇒こう‐じん【後塵】 こう・す幸すカウ‥ [一]〔自サ変〕 (コウズとも)みゆきする。行幸する。平家物語10「しばらく九国に―・ず」 [二]〔他サ変〕 (女性を)寵愛する。 こう・す校すカウ‥ 〔他サ変〕 正否をかんがえる。くらべる。しらべる。 こう・す貢す】 〔他サ変〕 ①みつぎものをたてまつる。 ②貢挙する。人材をすすめる。 こう・す寇す】 〔自サ変〕 攻めよせる。侵入する。史記抄「胡の―・するに備へて」 こう・す膠すカウ‥ 〔自サ変〕 物にかかわる。拘泥する。 こう‐ず公図‥ヅ 〔法〕土地の区画および地番を明確にするため登記所に備え置く図面。 こう‐ず好事カウ‥ かわった物事を好むこと。風流を好むこと。ものずき。 ⇒こうず‐か【好事家】 こう‐ず港図カウヅ 港湾水域の海図。船舶が港内に出入したり碇泊ていはくしたりするのに用いる。港泊図。 こう‐ず構図‥ヅ (composition)絵画・写真などで造形要素をさまざまに組み合わせて、作品の効果を出す手段。また、それによって作り出された画面の仕組み。比喩的に、物事全体の姿・形。「斬新な―」「事件の―」 こう・ず候ず】 〔自サ変〕 (コウスとも)貴人のそばに仕える。伺候する。保元物語「上北面に―・ずべき由」 こう・ず降ずカウ‥ 〔自サ変〕 (コウスとも)くだる。降参する。平治物語「楚に―・することなかれ」 こう・ず勘ず・拷ずカウ‥ 〔他サ変〕 拷問にかける。取り調べる。宇治拾遺物語2「これ立てこめて―・ぜん」 ごう‐す合子ガフ‥ ⇒ごうし ごう・す拷すガウ‥ 〔他サ変〕 (→)「勘こうず」に同じ。 こう‐すい公水】 〔法〕治水・利水において公共の利益に重大な関係がある水。河川法・港湾法・温泉法などの行政法規で規律される。↔私水 こう‐すい交綏カウ‥ [左伝文公12年](「綏」は軍隊がしりぞくこと)敵味方が疲れて、互いに退陣すること。「―状態」 こう‐すい江水カウ‥ ①大河の水。 ②長江の水。 こうすい幸水カウ‥ ナシの一品種。豊水と並ぶ赤梨の一種。 こう‐すい香水カウ‥ ①よい香りのする水。 ②化粧品の一つ。芳香ある香料をアルコールに溶解したもの。体や衣類につける。〈[季]夏〉。「―をつける」 ③〔仏〕 ⇒こうずい⇒こうすい‐がみ【香水紙】 こう‐すい降水カウ‥ 地上へ降下した水。 ⇒こうすい‐かくりつ‐よほう【降水確率予報】 ⇒こうすい‐たんじかん‐よほう【降水短時間予報】 ⇒こうすい‐び【降水日】 ⇒こうすい‐りょう【降水量】 こう‐すい硬水カウ‥ カルシウム塩・マグネシウム塩を比較的多く溶解・含有している天然水。洗濯に適さない。↔軟水 こう‐すい鉱水クワウ‥ ①鉱物質を多量に含んでいる水。鉱泉の水。 ②鉱山の坑内または製錬所から排出する水で、鉱毒を有するもの。 こう‐ずい洪水】 ①降雨・雪どけなどによって、河川の水量が平常よりも増加すること。また、堤防から氾濫し、流出すること。おおみず。〈[季]夏〉。「家が―で流される」 ②物があふれるほど多くあるたとえ。「車の―」「情報の―」 ⇒こうずい‐しんわ【洪水神話】 こう‐ずい香水カウ‥ 仏前に供える水。閼伽あか。宇津保物語菊宴「四十九壇の修法に加持したる―を硯の水にて」 こうすい‐かくりつ‐よほう降水確率予報カウ‥ 1ミリメートル以上の降水が生じる可能性の大小を百分率で示す天気予報。1980年より試験的に、86年より正式に実施。→確率予報⇒こう‐すい【降水】 こうすい‐がみ香水紙カウ‥ (→)「かみこうすい(紙香水)」に同じ。 ⇒こう‐すい【香水】 こうすい‐こうじ高水工事カウ‥ 河川改修の一方式。洪水防御を主眼とするもの。築堤、流水断面積の増大、障害物の除去などの工事。↔低水工事 こうすい‐じき高水敷カウ‥ 河川敷のうち、通常は水が流れず、洪水時に流路となる一段高い場所。→低水路 こうすいじゅん‐げんご高水準言語カウ‥ 人間の言語・概念に近づけて設計されたコンピューターのプログラム言語。 こうずい‐しんわ洪水神話】 洪水によって世界が終末を迎え、生き残った英雄が新たに再創造される世界の始祖になるという神話。→ノア ⇒こう‐ずい【洪水】 こうすい‐たんじかん‐よほう降水短時間予報カウ‥ 5キロメートル四方の細かい区域別に、1時間ごとの降水の有無と量とを3時間先まで図形で示す予報。1988年に開始。 ⇒こう‐すい【降水】 こうすい‐び降水日カウ‥ 降水のあった日。少しでも降水が確認されれば降水日に入れる。 ⇒こう‐すい【降水】 こうすい‐りょう降水量カウ‥リヤウ 雨・雪・雹ひょう・霰あられ・霜などの降水を水に換算した量。その場所での降水の深さをミリメートルで示す。 ⇒こう‐すい【降水】 こう‐すう口数】 ①人口数。ひとかず。 ②品物のかず。 こう‐すう工数】 ある作業工程に必要な仕事量。時間と人数の積で表す。 こう‐すう恒数(→)定数ていすう3に同じ。 こう‐すう荒陬クワウ‥ (「陬」は隅の意)都会から遠くへだたったところ。辺鄙へんぴないなか。 ごう‐すう号数ガウ‥ 番号を表す数。1号・2号など。 ⇒ごうすう‐かつじ【号数活字】 ごうすう‐かつじ号数活字ガウ‥クワツ‥ 号数で大きさを表した活字。初号(五号の4倍)、一号から八号(五号の2分の1倍)まで9種類ある。大きさは、初・二・五・八号、一・四・七号、三・六号の3系統に分かれる。五号は約3.79ミリメートル。 ⇒ごう‐すう【号数】 こう‐すうこく高嵩谷カウ‥ 江戸後期の町絵師。本姓、高久。屠竜翁と号。江戸の人。英一蝶はなぶさいっちょうの門人佐脇嵩之すうしの高弟。一蝶の画風の普及に貢献した。(1730〜1804) ⇒こう【高】 こうず‐か好事家カウ‥ ①ものずきの人。 ②風流韻事を好む人。好士。 ⇒こう‐ず【好事】 こう‐すくい香匙カウスクヒ 香をすくう匙さじこうずけ上野カウヅケ (カミツケノ(上毛野)の略カミツケの転)旧国名。今の群馬県。上州。 こう・する抗するカウ‥ 〔自サ変〕[文]抗す(サ変) さからう。抵抗する。争う。「時の流れに―・する」 こう・する航するカウ‥ 〔自サ変〕[文]航す(サ変) 船で水上をわたる。航海する。 こう・ずる困ずる】 〔自サ変〕[文]困ず(サ変) (一説に「極ず(ゴウズ)」とする) ①こまる。くるしむ。源氏物語若菜下「日々に責められ―・じて」。「金のやりくりに―・ずる」 ②疲れる。からだが弱る。枕草子237「暑く苦しきに―・ずるほどに」 こう・ずる高ずる・昂ずるカウ‥ 〔自サ変〕[文]高ず(サ変) たかまる。はなはだしくなる。つのる。狂言、痺り「私のしびりは―・じたしびりで…直ることではござらぬ」。「病が―・じた」 こう・ずる薨ずる】 〔自サ変〕[文]薨ず(サ変) 皇族または三位以上の人が死去する。薨去する。薨逝する。 こう・ずる講ずるカウ‥ 〔他サ変〕[文]講ず(サ変) ①書物や学説の意味を説く。講義をする。「哲学を―・ずる」 ②詩歌の会で、よみあげる。披講する。源氏物語少女「明け果ててぞ―・ずる」 ③考えをめぐらせて行う。方法・手段を考える。「手段を―・ずる」「応急措置を―・ずる」 ④とりきめる。協議する。「和を―・ずる」 ごう・する号するガウ‥ 〔自サ変〕[文]号す(サ変) (古くは清音) ①言いふらす。自分で言う。名乗る。平家物語1「相伝の郎従と―・して」 ②名づける。称する。号をつける。平家物語7「名を八幡太郎と―・せしよりこのかた」 ③実際以上に大きく言う。「信者五百万と―・する」 こう‐ぜ公是】 社会一般が是とするところ。 こう‐せい公正】 ①公平で邪曲のないこと。「―を期する」「―な裁判」「取引を―に行う」 ②明白で正しいこと。 ⇒こうせい‐しょうしょ【公正証書】 ⇒こうせい‐とりひき‐いいんかい【公正取引委員会】 こう‐せい孔聖】 聖人である孔子。孔子の尊称。 こうせい広西クワウ‥ (Guangxi)中国南部にあるチワン(壮)族自治区。もと広西省、1958年改称。南西はベトナムに接する。区都は南寧。面積約24万平方キロメートル。別称、桂・粤西えつせい→中華人民共和国(図) こうせい江西カウ‥ ①(Jiangxi)中国長江中流の南にある省。面積約17万平方キロメートル。省都は南昌。別称、贛かん。東・南・西の3方を山に囲まれ、北部に鄱陽はよう平原を擁する。地下資源が豊富。米・麦・綿花・茶などを産する。→中華人民共和国(図)。 ②近江国おうみのくにの西部。 ⇒こうせい‐がくは【江西学派】 ⇒こうせい‐しは【江西詩派】 こうせい江青カウ‥ (Jiang Qing)中国の政治家。本名、李進。山東諸城の人。1930年代上海の新劇界で活躍。39年毛沢東と結婚。文化大革命で台頭。76年、毛沢東の死後逮捕され、無期懲役で服役中、自殺。(1914〜1991)→四人組 こう‐せい向性カウ‥ ①〔心〕人の関心や興味がどちらに向いているかを示す語。他人や外界に向けられている外向性と自分自身に向けられている内向性とに分類される。→外向性→内向性。 ②〔生〕(→)屈性くっせいに同じ。 ⇒こうせい‐けんさ【向性検査】 こう‐せい好晴カウ‥ きもちよく晴れ渡ること。快晴。 こう‐せい行星カウ‥ 惑星わくせいの旧称。 こう‐せい坑井カウ‥ 鉱山で作業者の通行、鉱石の揚げ下ろしまたは気流の通路にあてる小形の立坑。 こう‐せい攻勢】 ①攻めかかるいきおい。 ②積極的に攻撃する態勢。「―をかける」「―に転ずる」↔守勢 こう‐せい更正カウ‥ あらため正すこと。「―申告」 ⇒こうせい‐けってい【更正決定】 ⇒こうせい‐とうき【更正登記】 こう‐せい更生カウ‥ ①いきかえること。よみがえること。甦生そせい。「会社―法」 ②反省・信仰などによって心持が根本的に変化すること。過去を清算し、生活態度を改めること。「非行少年を―させる」 ③不用品に手を加えて、再び利用できるようにすること。「廃品―」 ⇒こうせい‐かいしゃ【更生会社】 ⇒こうせい‐かんざいにん【更生管財人】 ⇒こうせい‐けいかく【更生計画】 ⇒こうせい‐さいけん【更生債権】 ⇒こうせい‐たんぽけん【更生担保権】 ⇒こうせい‐ほご【更生保護】 こう‐せい厚生】 ①[書経大禹謨「徳を正し用を利し、生を厚くす惟れ和せん」]人民の生活を豊かにすること。 ②健康を維持または増進して、生活を豊かにすること。「―施設」 ⇒こうせい‐けいざいがく【厚生経済学】 ⇒こうせい‐しょう【厚生省】 ⇒こうせい‐だいじん【厚生大臣】 ⇒こうせい‐ねんきん【厚生年金】 ⇒こうせい‐ねんきん‐ききんせいど【厚生年金基金制度】 ⇒こうせい‐ろうどう‐しょう【厚生労働省】 ⇒こうせい‐ろうどう‐だいじん【厚生労働大臣】 こう‐せい後世】 ①後の世。後の時代。「名を―に伝える」 ②後の世の人。子孫。 ⇒こうせい‐ほう【後世方】 こう‐せい後生】 ①あとから生まれて来た人。後の世に生まれる人。↔先生。 ②後に学んだ人。後進。後輩。 ③あとからできたもの。 ⇒こうせい‐こうしょう【後生鉱床】 ⇒こうせい‐どうぶつ【後生動物】 ⇒後生畏る可し こう‐せい恒性】 一定してかわらない性質。 こう‐せい恒星】 天球上で相互の位置をほとんど変えず、太陽と同じく自ら発光する天体。→惑星⇒こうせい‐けい【恒星系】 ⇒こうせい‐げつ【恒星月】 ⇒こうせい‐じ【恒星時】 ⇒こうせい‐じつ【恒星日】 ⇒こうせい‐てん【恒星天】 ⇒こうせい‐ねん【恒星年】 ⇒こうせい‐ひょう【恒星表】 ⇒こうせい‐ふう【恒星風】 こう‐せい苟生】 何事もなすことなく、いたずらに生きながらえること。 こう‐せい荒政クワウ‥ ①飢饉などに対する救済政策。 ②政務を怠ること。 こう‐せい校正カウ‥ ①文字の誤りをくらべ正すこと。 ②校正刷を原稿と引き合わせて、文字の誤りや不備を調べ正すこと。「厳密な―」 ③⇒こうせい(較正)⇒こうせい‐ずり【校正刷】 こう‐せい高声カウ‥ たかい声。大声。こうしょう。 こう‐せい控制】 ひかえとどめること。行動を自由にさせないこと。牽制。 こう‐せい甦生カウ‥ (ソセイの慣用読み)よみがえること。生きかえること。更生。 こう‐せい硬性カウ‥ かたい性質。↔軟性。 ⇒こうせい‐げかん【硬性下疳】 ⇒こうせい‐けんぽう【硬性憲法】 こう‐せい較正・校正カウ‥ (calibration)測定器の狂い・精度を、基準量を用いて正すこと。 こう‐せい構成】 ①かまえつくること。幾つかの要素を組み立てて一つのものにこしらえること。また、その組立て。構造。「文章の―」「家族―」「政府を―する機関」 ②〔哲〕超越論的観念論(例えばカント)において、所与としての感性的直観を悟性が事物の認識へとまとめあげる作用をいう。 ⇒こうせい‐しゅぎ【構成主義】 ⇒こうせい‐そ【構成素】 ⇒こうせい‐は【構成派】 ⇒こうせい‐ようけん【構成要件】 こう‐せい興盛】 さかんにおこること。 こう‐せい薨逝(→)薨去こうきょに同じ。 こう‐せい鴻声】 雁のこえ。かりがね。 こう‐せい曠世クワウ‥ めったにないこと。世にまれなこと。 こう‐ぜい公税】 おおやけに納める租税。 こうぜい行成カウ‥ 藤原行成ゆきなりの名の音読。 ⇒こうぜい‐がみ【行成紙】 ⇒こうぜい‐びょうし【行成表紙】 ⇒こうぜい‐よう【行成様】 ごう‐せい合成ガフ‥ ①二つ以上のものを合して一つのものにすること。「―命題」 ②力・速度など方向性をもつ量(ベクトル)を二つ以上加え合わせること。 ③化学元素から出発して化合物を製出すること。また、一般に簡単な化合物から複雑な化合物を作ること。「光―」 ⇒ごうせい‐ガス【合成ガス】 ⇒ごうせい‐ご【合成語】 ⇒ごうせい‐こうそ【合成酵素】 ⇒ごうせい‐ゴム【合成ゴム】 ⇒ごうせい‐し【合成紙】 ⇒ごうせい‐しゃしん【合成写真】 ⇒ごうせい‐しゅ【合成酒】 ⇒ごうせい‐じゅし【合成樹脂】 ⇒ごうせい‐す【合成酢】 ⇒ごうせい‐すう【合成数】 ⇒ごうせい‐せきゆ【合成石油】 ⇒ごうせい‐せんい【合成繊維】 ⇒ごうせい‐せんざい【合成洗剤】 ⇒ごうせい‐せんりょう【合成染料】 ⇒ごうせい‐の‐ごびゅう【合成の誤謬】 ⇒ごうせい‐ばり【合成梁】 ⇒ごうせい‐りょく【合成力】 ごう‐せい剛性ガウ‥ 物体が曲げ・ねじれなどによる破壊に耐える能力。 ⇒ごうせい‐りつ【剛性率】 ごう‐せい強勢ガウ‥ (古くはコウセイとも) ①勢いの強いこと。強い威勢。〈日葡辞書〉 ②甚だしいこと。はげしいこと。東海道中膝栗毛5「―に痛えかみそりだ」 ごう‐せい強請ガウ‥ 無理に求めること。ゆすり。 ごう‐せい豪勢ガウ‥ ①すぐれた勢い。すぐれた威勢。 ②ぜいたくで立派なさま。費用が多くかかっているさま。「―な宴会」「―に遊びまわる」

広辞苑後塵で始まるの検索結果 1-2