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あい‐さつ【挨拶】🔗⭐🔉
あい‐さつ【挨拶】
①〔仏〕禅家で、問答を交わして相手の悟りの深浅を試みること。
②うけこたえ。応答。返事。驢鞍橋ろあんきょう「いかが―あるべきや」。「何の―もない」
③人に会ったり別れたりするとき、儀礼的に取り交わす言葉や動作。「朝の―」「時候の―」
④儀式・会合などで、祝意や謝意、親愛の気持、あるいは告示などを述べること。また、その言葉。「開会の―」
⑤(「御―」の形で)相手の挑発的な、礼を失したような言動を皮肉っていう語。
⑥仲裁。仲裁人。歌舞伎、お染久松色読販「そう見受けましたから―に這入りました」。「―人」
⑦紹介。紹介者。浄瑠璃、国性爺合戦「仲人もない―ない二人」
⑧人と人との間柄。交際。日葡辞書「アイサッノヨイヒト」。日本永代蔵6「殊更いづれも―よく」
⇒あいさつ‐まわり【挨拶回り】
⇒挨拶切る
⇒挨拶は時の氏神
○挨拶切るあいさつきる
人との関係を絶つ。浄瑠璃、心中天の網島「―と取り交せしその文を」
⇒あい‐さつ【挨拶】
○挨拶は時の氏神あいさつはときのうじがみ
もめ事が起きた時、仲裁人はありがたいものだから、従うべきであるということ。
⇒あい‐さつ【挨拶】
○挨拶切るあいさつきる🔗⭐🔉
○挨拶切るあいさつきる
人との関係を絶つ。浄瑠璃、心中天の網島「―と取り交せしその文を」
⇒あい‐さつ【挨拶】
○挨拶は時の氏神あいさつはときのうじがみ🔗⭐🔉
○挨拶は時の氏神あいさつはときのうじがみ
もめ事が起きた時、仲裁人はありがたいものだから、従うべきであるということ。
⇒あい‐さつ【挨拶】
あいさつ‐まわり【挨拶回り】‥マハリ
転居や着任などで、関係する人を次々と訪ねて挨拶をして回ること。
⇒あい‐さつ【挨拶】
あい‐ざめ【藍鮫】アヰ‥
①アイザメ科の海産の軟骨魚。全長約1.5メートルで、体は灰色または淡褐色。深海産。
②薄藍色の鮫皮。刀の鞘の外装に用いる。好色一代男7「七所の大脇指、すこし反らして―を懸け」
③アオザメの東京地方の方言。
あいざわ【会沢】アヒザハ
姓氏の一つ。
⇒あいざわ‐せいしさい【会沢正志斎】
あいざわ‐じけん【相沢事件】アヒザハ‥
皇道派の相沢三郎中佐が1935年(昭和10)8月、陸軍省内で統制派の軍務局長永田鉄山少将を斬殺した事件。二‐二六事件の誘因となった。永田事件。
陸軍省での相沢中佐公判 1936年
提供:毎日新聞社
あいざわ‐せいしさい【会沢正志斎】アヒザハ‥
江戸後期の儒学者。名は安やすし。水戸藩士。藤田幽谷に学ぶ。彰考館総裁・弘道館総教。著「新論」で尊王攘夷を唱え、幕末期の政治運動に大きな影響を与えた。(1782〜1863)
⇒あいざわ【会沢】
あい‐さん【間三】アヒ‥
近世、淀川筋で使われた川船の一種。本来、30石積と40石積との中間の大きさの船をいうが、のち小形の三十石船が作られ、これと元三十石船との中間の船を指した。歌舞伎、三十石艠始「天道、―、三十石をもつて取りまかせてあるわいなア」
あい‐さん【愛餐】
〔宗〕(agape ギリシア)初期キリスト教徒の兄弟愛を示す会食。初めは聖餐式と結合していたが、のちに分離して行われた。→アガペー
あい‐し【相仕】アヒ‥
ともに組んで事をする者。仲間。相棒。浄瑠璃、博多小女郎波枕「―ら招き寄せ、小声になつて」
あい‐し【間紙】アヒ‥
きずや汚れを防ぐために、物と物との間に挟む紙。あいがみ。へだてがみ。
あい‐し【哀子】
①母が死んで父だけ残っている子。
②父母の喪もに服している子。
あい‐し【哀史】
悲哀の歴史。悲しい出来事を記したもの。「女工―」
あい‐し【哀詩】
悲しいことを詠じた詩。
あい‐し【愛子】
親がかわいがっている子。愛児。宇津保物語俊蔭「父母が―として、一生ひとり子なり」
あい‐じ【合地・相地】アヒヂ
かつて一つの土地を共有していた同族。血統を同じにする一族。地類じるい。地名じみょう。地親類。
あい‐じ【哀辞】
人の死を悲しむ文。弔辞。
あい‐じ【愛児】
親がかわいがっている幼い子。いとしご。
アイ‐シー【IC】
(integrated circuit)(→)集積回路。
⇒アイシー‐カード【IC card】
⇒アイシー‐タグ【ICタグ】
⇒アイシー‐レコーダー【ICレコーダー】
アイ‐ジー【Ig】
(immunoglobulin)(→)免疫グロブリン。
アイ‐シー‐エフ‐ティー‐ユー【ICFTU】
(International Confederation of Free Trade Unions)(→)国際自由労連。
アイシー‐カード【IC card】
メモリー・マイクロプロセッサーなどのICを内蔵し、情報の記憶・処理機能を持つカード。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シー‐シー【ICC】
(International Chamber of Commerce)(→)国際商業会議所。
アイシー‐タグ【ICタグ】
物体のID情報を記録し、管理システムとの情報の送受信をRF信号により行う能力をもたせた微小なICチップ。電子タグ。RF‐ID。無線タグ。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シー‐ティー【ICT】
(information and communications technology)情報通信技術。日本ではITと呼ばれることが多い。
アイ‐シー‐ビー‐エム【ICBM】
(intercontinental ballistic missile)大陸間弾道弾。他の大陸を射程距離に収めるミサイルで、水爆弾頭をつけている。→弾道弾
アイ‐シー‐ピー‐オー【ICPO】
(International Criminal Police Organization)(→)国際刑事警察機構。
アイ‐ジー‐ビー‐ティー【IGBT】
(insulated gate bipolar transistor)半導体スイッチング素子の一つ。電圧信号で大電流をオン・オフできる。モーター制御等に使用。
アイ‐シー‐ユー【ICU】
①〔医〕(intensive care unit)自動的・継続的に血圧・呼吸・心電図などの観察ができ、酸素吸入・人工呼吸などの救命・生命維持装置を完備した特別な病室。常時看護が可能で、重症患者を収容する。集中治療室。
②〔教〕国際基督教大学(International Christian University)の略称。
アイシー‐レコーダー【ICレコーダー】
フラッシュ‐メモリーを記憶媒体にした録音・再生装置。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シェード【eye-shade】
光線をよけるための帽子様の目庇まびさし。サン‐バイザー。
あい‐した【藍下】アヰ‥
糸や布を黒・紺などに染める際、あらかじめ藍で下染めをすること。
あい‐じつ【愛日】
①[左伝文公7年、注「冬日愛す可べく、夏日畏おそる可し」]冬のありがたい太陽。↔畏日いじつ。
②[大戴礼曾子立事「君子は日を愛いつくしみて以て学び、時に及んで以て行う」]日時を惜しむこと。
③[揚子法言孝至「孝子は日を愛しむ」]寸暇を惜しんで孝行に励むこと。親につかえる心がけ。転じて、孝養。
あい‐しゃ【間遮】アヒ‥
将棋で、(→)合駒あいごまに同じ。
あい‐しゃ【愛社】
自分の勤務する会社を大切に思うこと。「―精神」
あい‐しゃ【愛車】
好んで乗りまわしている車。
あい‐じゃく【相酌】アヒ‥
給仕がなく、互いに酌をしながら酒を飲むこと。
あい‐じゃく【愛惜】
⇒あいせき
あい‐じゃく【愛着・愛著】‥ヂヤク
①〔仏〕欲望にとらわれて執着すること。愛執。渇愛。
②(アイチャクとも)愛情にひかれて思い切れないこと。「―を覚える」
あい‐じゃくや【相借家】アヒ‥
一つ棟の長屋に、ともに借家をすること。また、その借家人同士。あいだな。あいがしや。
あい‐じゃくり【合決】アヒ‥
〔建〕板張りの仕口しくちの一種。板を
形に欠き取って接はぎ合わせるもの。材木の乾燥に備える加工。→合欠あいがき
合決
アイ‐シャドー【eye-shadow】
まぶたに塗る青色・茶色などの化粧品。目もとに陰影をつけるのに用いる。
あい‐じゃみせん【相三味線・合三味線】アヒ‥
浄瑠璃・浪曲などで、一人の太夫や浪曲師と常にいっしょに演奏する三味線ひき。
あい‐しゅう【哀愁】‥シウ
もの悲しいこと。「―を帯びた音色」「―が漂う」
あい‐しゅう【愛執】‥シフ
〔仏〕欲望にとらわれて執着すること。愛着。
あい‐じゅつ【哀恤・愛恤】
目下の者や弱い者になさけをかけていたわること。あわれみ恵むこと。
あい‐しょ【愛書】
①書物を愛好すること。「―家」
②特に好きな本。
あい‐しょう【合性・相性】アヒシヤウ
①男女の生まれた年月を五行や干支(十二宮)・九星などに配して、縁の合う合わないを定めること。
②共に何かをする時、自分にとってやりやすいかどうかの相手方の性質。「―がよい」
あい‐しょう【哀傷】‥シヤウ
悲しみいたむこと。特に、人の死を悲しんで心をいためること。
⇒あいしょう‐か【哀傷歌】
あい‐しょう【愛妾】‥セフ
お気に入りのめかけ。思い者。
あい‐しょう【愛称】
正称のほかに、親愛の気持をこめてつけた呼び名。ニックネーム。「―で呼ぶ」「新製品の―」
あい‐しょう【愛唱】‥シヤウ
好んで歌うこと。「―歌」
あい‐しょう【愛誦】
詩歌などを好んで口ずさむこと。「李白の詩を―する」
あい‐じょう【哀情】‥ジヤウ
哀れに思う気持。「―を催す」
あい‐じょう【愛情】‥ジヤウ
①相手に対して向ける愛の気持。深く愛するあたたかな心。「親の―」「―をそそぐ」
②異性を恋い慕う感情。「―を抱く」
あい‐じょう【愛嬢】‥ヂヤウ
親がかわいがっている娘。まなむすめ。
あいしょう‐か【哀傷歌】‥シヤウ‥
人の死を悲しみいたむ歌。「古今集」以下の勅撰集の部立ぶだての一つ。
⇒あい‐しょう【哀傷】
あい‐しらいアヒシラヒ
①相手をすること。もてなすこと。応対。〈日葡辞書〉
②能や狂言で、相手役。応対者。脇役。風姿花伝「―を目がけて細かに足手を使ひて」
③取り合わせること。つけ合い。連理秘抄「細やかなる―はなけれども」
⇒あいしらい‐どころ【あひしらひ所】
あいしらい‐どころ【あひしらひ所】アヒシラヒ‥
客を接待し、また、宿泊させる所。〈日葡辞書〉
⇒あい‐しらい
あい‐しら・うアヒシラフ
〔他四〕
(アシラウの古形)
①相手をする。応対する。挨拶する。源氏物語早蕨「かひがひしくぞ―・ひ聞え給ふめる」
②手加減して取り扱う。日葡辞書「ウマノクチヲアイシラウ」
③取り合わせる。添える。
あいしらじ‐の‐かわ【藍白地の革】アヰ‥ヂ‥カハ
藍で染めた革に小紋を白く抜き出したもの。
あい‐しる【藍汁・藍澱】アヰ‥
藍玉あるいは藍の葉をきざんで木灰・石灰などを加えて発酵させた汁。藍染めの料とする。
あい‐じるし【合印・合標】アヒ‥
①他と区別するためのしるし。特に、戦場で敵と見分けるため味方の旗や笠などにつけたしるし。
②他と紛れないように継ぎ目などにつける符号。2枚の布を縫いあわせる時につけるしるしの類。
③(→)「あいいん」に同じ。
あい‐じろ【間白】アヒ‥
江戸時代、奥女中などが打掛うちかけと下着との間に着た白色の綾や綸子りんずの小袖。
あい‐じん【愛人】
①人を愛すること。「敬天―」
②愛する人。恋人。また、情婦・情夫。「年下の―」
あいしんかくら【愛新覚羅】
(満州語でアイシンギョロ。アイシンは金、ギョロは古い由緒ある家柄の姓を意味する)中国、清朝帝室の姓。
アイシング【icing】
①アイス‐ホッケーで、リンク中央のレッドラインの手前からシュートあるいはパスしたパックが、直接相手側ゴールラインを越えること。オフサイドとなる。アイシング‐ザ‐パック。
②患部を氷などで冷やして炎症をおさえること。冷却療法。
③菓子などの砂糖ごろも。
アイシングラス【isinglass】
チョウザメなどのうきぶくろから作ったゼラチン。ビールやワインなどの清澄剤として用いる。
あいす【愛洲】
姓氏の一つ。
⇒あいす‐いこう【愛洲惟孝】
⇒あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】
アイス【ice】
①氷。
②飲み物などの、氷で冷やしたもの。↔ホット。
③アイス‐クリーム・アイス‐キャンデーの略。
④(アイス‐クリームの訳語「氷菓子」からのしゃれ)高利貸。尾崎紅葉、金色夜叉「高等中学にも居た人が何だつて高利貸アイスなどに成つたのでございませう」
⇒アイス‐キャンデー
⇒アイス‐クリーム【ice cream】
⇒アイス‐クリーム‐サンデー【ice-cream sundae】
⇒アイス‐クリーム‐ソーダ【ice-cream soda】
⇒アイス‐コーヒー【ice coffee】
⇒アイス‐ショー【ice show】
⇒アイス‐スケート【ice skate】
⇒アイス‐ダンス
⇒アイス‐ティー【ice tea アメリカ】
⇒アイス‐ハーケン【Eishaken ドイツ】
⇒アイス‐バーン【Eisbahn ドイツ】
⇒アイス‐バイル【Eisbeil ドイツ】
⇒アイス‐ピック【ice pick】
⇒アイス‐フォール【icefall】
⇒アイス‐ペール【ice pail】
⇒アイス‐ボックス【icebox】
⇒アイス‐ホッケー【ice hockey】
⇒アイス‐ミルク【ice milk】
⇒アイス‐リンク【ice rink】
あい・す【愛す】
[一]〔他五〕
「愛する」に同じ。
[二]〔他サ変〕
⇒あいする(サ変)
あい‐ず【合図・相図】アヒヅ
①あらかじめ取りきめた方法で意向・事柄を相手に知らせること。また、その方法。「―の鐘」「―を送る」「手まねで―する」
②約束。取りきめ。平家物語8「七条河原にてひとつになれと、―をさだめて出で立ちけり」
あいす‐いこう【愛洲惟孝】‥ヰカウ
室町後期の剣客。陰流かげりゅうの祖。名は久忠。日向守。移香とも。日向の鵜戸の岩屋に参籠して陰流を開く。(1452〜1538)
⇒あいす【愛洲】
あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】‥リウ
(→)陰流に同じ。
⇒あいす【愛洲】
あい‐ずかわ・し【愛づかはし】‥ヅカハシ
〔形シク〕
魅力がある。面白みがある。今鏡「御笛の音ねも―・しく」
アイスキネス【Aischinēs】
古代ギリシアの雄弁家。親マケドニア主義のためデモステネスと激しく対立した。ロドス島で没。(前390頃〜前315頃)
アイス‐キャンデー
(和製語)果汁や水に甘味・色・香りなどをつけて凍らせた棒状の氷菓子。〈[季]夏〉
⇒アイス【ice】
アイスキュロス【Aischylos】
古代ギリシアの三大悲劇詩人の一人。その作は宗教的で壮大・深刻。「縛られたプロメテウス」「ペルシア人」、三部作「オレステイア」など7編残存。エスキロス。(前525〜前456)
アイス‐クリーム【ice cream】
クリームなどの乳製品を主材料に、糖類・香料などを加え、かきまぜて空気を含ませながら凍らせた氷菓子。厚生労働省令では乳固形分15パーセント(うち乳脂肪分8パーセント)以上のもの。〈[季]夏〉。夏目漱石、それから「氷菓アイスクリームがないときには氷水で我慢する」
⇒アイス【ice】
アイス‐クリーム‐サンデー【ice-cream sundae】
アイス‐クリームに、チョコレートや果物のソースなどをかけたもの。泡立てた生クリームを絞り出して飾る。
⇒アイス【ice】
アイス‐クリーム‐ソーダ【ice-cream soda】
ソーダ水にアイス‐クリームを浮かせた飲み物。クリーム‐ソーダ。
⇒アイス【ice】
アイス‐コーヒー【ice coffee】
氷で冷やしたコーヒー。
⇒アイス【ice】
アイス‐ショー【ice show】
アイス‐スケートによって曲技・軽演劇・ダンスなどを演ずるショー。
⇒アイス【ice】
アイス‐スケート【ice skate】
(→)スケート1に同じ。
⇒アイス【ice】
アイス‐ダンス
(ice dancing)フィギュア‐スケートの競技種目の一つ。氷上で男女一組が音楽に合わせて滑りながら演ずるダンス。技術・芸術性を競う。
⇒アイス【ice】
アイス‐ティー【ice tea アメリカ】
氷で冷やした紅茶。
⇒アイス【ice】
アイス‐ハーケン【Eishaken ドイツ】
登山で氷壁を登降する際、氷に打ち込んだりねじ込んだりして使うハーケン。アイスピトン。
⇒アイス【ice】
アイス‐バーン【Eisbahn ドイツ】
(スケート‐リンクの意)堅く固まり、または凍結した雪面。
⇒アイス【ice】
アイス‐バイル【Eisbeil ドイツ】
登山用具の一つ。氷壁登攀とうはんなどに用いる短いピッケルで、ハーケンを打つためのハンマーが付いたもの。
⇒アイス【ice】
アイスバイン【Eisbein ドイツ】
ドイツ料理の一種。塩漬けの骨付き豚すね肉を柔らかく煮込んだもの。
アイス‐ピック【ice pick】
氷を細かく砕くための錐きり。
⇒アイス【ice】
アイス‐フォール【icefall】
氷の滝。特に、氷河の急傾斜地帯をいう。氷瀑ひょうばく。
⇒アイス【ice】
アイス‐ペール【ice pail】
卓上用の氷入れ。
⇒アイス【ice】
アイス‐ボックス【icebox】
氷を使って冷やす冷蔵庫。特に、携帯用の冷蔵容器。クーラー。
⇒アイス【ice】
アイス‐ホッケー【ice hockey】
氷上で、6人ずつの競技者がスケートをはいて行うホッケー。硬化ゴム製の小円板(パック)を打ち合う。
⇒アイス【ice】
あい‐ずみ【相住み】アヒ‥
同居。同棲。源氏物語玉鬘「―にも忍びやかに心よく物し給ふ御方なれば、うち語らひてありなむ」
あい‐ずみ【藍墨】アヰ‥
藍蝋あいろうを墨の形に製したもの。青墨。
アイス‐ミルク【ice milk】
①乳製品を主材料とした氷菓子で、アイス‐クリームより乳脂肪・固形分の割合が少ないもの。厚生労働省令では乳固形分10パーセント以上(乳脂肪分3パーセント以上)。
②冷たい牛乳。
⇒アイス【ice】
あい‐す・む【相済む】アヒ‥
〔自五〕
「済む」の改まった言い方。「滞りなく―・みました」「―・まぬことを致しました」「―・みません」
アイスランド【Iceland】
大西洋北極圏付近の大きな火山島。共和国。1918年デンマークの主権下に自治国家となり、44年完全に独立。面積10万3000平方キロメートル。人口28万9千(2003)。住民は主に新教徒(ルター派)。首都はレイキャヴィク。アイスランド語名イースラント。氷州。→ヨーロッパ(図)。
レイキャヴィク
撮影:田沼武能
⇒アイスランド‐ご【アイスランド語】
⇒アイスランド‐ポピー【Iceland poppy】
アイスランド‐ご【アイスランド語】
(Icelandic)アイスランドで用いられている言語。インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派の北ゲルマン語群に属する。北欧西部で用いられていた方言が11世紀頃に古代アイスランド語として確立し、16世紀頃に現代アイスランド語が成立。→エッダ。
⇒アイスランド【Iceland】
アイスランド‐ポピー【Iceland poppy】
ケシ科の一年草。亜寒帯に分布。春、40〜50センチメートルの花茎の頂部に直径6センチメートル前後の白・黄・橙赤などの四弁花をつける。暖地で切花用に栽培。
⇒アイスランド【Iceland】
あい‐ずり【相掏り】アヒ‥
悪事をする仲間。ぐる。
あい‐ずり【藍摺】アヰ‥
①布に山藍で花鳥などの文様を摺り出したもの。あやずり。平家物語9「―の水干、立烏帽子でわたされけり」
②(→)藍絵あいえに同じ。
アイス‐リンク【ice rink】
アイス‐スケート場。スケート‐リンク。
⇒アイス【ice】
あい・する【愛する】
〔他サ変〕[文]愛す(サ変)
①心がひきつけられ、慕う。いつくしみ、かわいがる。大切に思う。徒然草「夕の陽に子孫を―・して」。「祖国を―・する」「わが子を―・する」
②特に、異性間で、相手を慕う。恋する。
③すきこのむ。徒然草「誉れを―・するは、人の聞ききをよろこぶなり」。「酒を―・する」
④適度にあしらう。あやす。平家物語9「これほどの大勢の中へただ二人入つたらば、何ほどの事をかしいだすべき。よしよししばし―・せよ」
⑤愛撫する。今昔物語集31「二人臥して―・しつる顔よ」
あい‐せい【愛婿】
お気に入りのむこ。
あい‐せき【相席】アヒ‥
飲食店などで、他の客と同じ卓につくこと。
あい‐せき【哀惜】
人の死などを悲しみ惜しむこと。「―の念に堪えない」
あい‐せき【愛惜】
手放したり傷つけたりするのを惜しんで大切にすること。あいじゃく。「―の品」
あい‐ぜき【相関】アヒ‥
相撲で、次位の大関の称。今の張出大関に当たる。
あい‐せつ【哀切】
非常にあわれでもの悲しいこと。「―きわまりない音色」「―な物語」
あい‐ぜつ【哀絶】
非常に悲しいこと。
アイセル‐こ【アイセル湖】
(IJsselmeer)オランダ北西部の湖。1932年ゾイデル海を人工堤防で仕切って造った淡水湖。
あい‐せん【相先】アヒ‥
(囲碁用語)(→)互先たがいせんに同じ。
あい‐せん【間銭】アヒ‥
売買の仲介の手数料。口銭こうせん。間銀あいぎん。好色一代女6「十文で五文づつの―、目の子算用して取つて帰る」
あい‐ぜん【愛染】
〔仏〕
①(貪愛染着とんあいせんじゃくの意)むさぼり愛し、それにとらわれ染まること。煩悩ぼんのう。今昔物語集2「この婆羅門バラモンの妻の美麗なるを見て―の心を発し」
②愛染明王の略。
⇒あいぜん‐ほう【愛染法】
⇒あいぜん‐まつり【愛染祭】
⇒あいぜん‐まんだら【愛染曼荼羅】
⇒あいぜん‐みょうおう【愛染明王】
あい‐ぜん【靄然・藹然】
①雲や草木の盛んなさま。
②おだやかなさま。なごやかなさま。
アイゼン
(シュタイクアイゼンの略)登山用具。鉄製の枠に鋭い爪をとりつけたもので、雪や氷の斜面を登降する際に、登山靴の底につけて滑らないようにする。かねかんじき。クランポン。
あいぜん‐えん【愛善苑】‥ヱン
「大本教おおもときょう」参照。
あいぜんかつら【愛染かつら】
小説。川口松太郎作。1937年から38年「婦人倶楽部」に連載。看護婦から歌手となる高石かつ枝と青年医師の恋愛を描く。38年映画化、主題歌「旅の夜風」とともに戦時下を風靡。
あい‐ぜんご・する【相前後する】アヒ‥
〔自サ変〕
いくつかのものが時をおかずに続く。時間的に近接する。「―・して到着する」
アイゼンハワー【Dwight David Eisenhower】
アメリカ合衆国第34代大統領(1953〜1961)。共和党出身。第二次大戦に在欧連合国最高司令官、戦後、NATO軍最高司令官。大統領として反共政策とともに平和共存も追求。軍産複合体の危険性を警告した告別演説が有名。(1890〜1969)
アイゼンハワー
提供:Photos12/APL
あいぜん‐ほう【愛染法】‥ホフ
密教で、愛染明王を本尊として、敬愛などを祈願する修法。愛染明王法。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐まつり【愛染祭】
(→)勝鬘しょうまん愛染会に同じ。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐まんだら【愛染曼荼羅】
愛染明王を中尊として構成された曼荼羅。愛染法を修するときに用いる。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐みょうおう【愛染明王】‥ミヤウワウ
(梵語Rāgarāja)衆生しゅじょうの愛欲煩悩がそのまま悟りであることを表す明王。本地は金剛薩埵さった。全身赤色、三目六臂さんもくろっぴで忿怒の相をなし、弓矢などを持つ。愛染法の本尊。後に恋愛成就の願いなどもかなえる明王として、水商売の女性などの信仰の対象ともなった。
愛染明王
⇒あい‐ぜん【愛染】
あい‐そ【哀訴】
同情を求めてなげき訴えること。
あい‐そ【愛想】
(アイソウの約)
①人に接して示す好意や愛らしさ。人あしらいのよさ。日葡辞書「アイソモナイヒト」。「―がいい」「―が悪い」
②(多く「お―」の形で)好意のあらわれとしての茶菓などのもてなし。また、おせじ。「何のお―もございませんで」「お―を言う」
③(普通、「お―」の形で)飲食店などの勘定かんじょう。勘定書。
⇒あいそ‐づかし【愛想尽かし】
⇒あいそ‐わらい【愛想笑い】
⇒愛想が尽きる
⇒愛想も小想も尽き果てる
⇒愛想を尽かす
あい‐そう【愛想】‥サウ
⇒あいそ
あい‐ぞう【愛憎】
愛することと憎むこと。「―相半ばする」
あい‐ぞう【愛蔵】‥ザウ
好きで、自分の物として大切にしまっておくこと。「―の硯すずり」「―本」
⇒あいぞう‐ばん【愛蔵版】
あいぞう‐ばん【愛蔵版】‥ザウ‥
書籍などで、大切に所蔵するのにふさわしく、装丁などを特に工夫した版。
⇒あい‐ぞう【愛蔵】
あいざわ‐せいしさい【会沢正志斎】アヒザハ‥
江戸後期の儒学者。名は安やすし。水戸藩士。藤田幽谷に学ぶ。彰考館総裁・弘道館総教。著「新論」で尊王攘夷を唱え、幕末期の政治運動に大きな影響を与えた。(1782〜1863)
⇒あいざわ【会沢】
あい‐さん【間三】アヒ‥
近世、淀川筋で使われた川船の一種。本来、30石積と40石積との中間の大きさの船をいうが、のち小形の三十石船が作られ、これと元三十石船との中間の船を指した。歌舞伎、三十石艠始「天道、―、三十石をもつて取りまかせてあるわいなア」
あい‐さん【愛餐】
〔宗〕(agape ギリシア)初期キリスト教徒の兄弟愛を示す会食。初めは聖餐式と結合していたが、のちに分離して行われた。→アガペー
あい‐し【相仕】アヒ‥
ともに組んで事をする者。仲間。相棒。浄瑠璃、博多小女郎波枕「―ら招き寄せ、小声になつて」
あい‐し【間紙】アヒ‥
きずや汚れを防ぐために、物と物との間に挟む紙。あいがみ。へだてがみ。
あい‐し【哀子】
①母が死んで父だけ残っている子。
②父母の喪もに服している子。
あい‐し【哀史】
悲哀の歴史。悲しい出来事を記したもの。「女工―」
あい‐し【哀詩】
悲しいことを詠じた詩。
あい‐し【愛子】
親がかわいがっている子。愛児。宇津保物語俊蔭「父母が―として、一生ひとり子なり」
あい‐じ【合地・相地】アヒヂ
かつて一つの土地を共有していた同族。血統を同じにする一族。地類じるい。地名じみょう。地親類。
あい‐じ【哀辞】
人の死を悲しむ文。弔辞。
あい‐じ【愛児】
親がかわいがっている幼い子。いとしご。
アイ‐シー【IC】
(integrated circuit)(→)集積回路。
⇒アイシー‐カード【IC card】
⇒アイシー‐タグ【ICタグ】
⇒アイシー‐レコーダー【ICレコーダー】
アイ‐ジー【Ig】
(immunoglobulin)(→)免疫グロブリン。
アイ‐シー‐エフ‐ティー‐ユー【ICFTU】
(International Confederation of Free Trade Unions)(→)国際自由労連。
アイシー‐カード【IC card】
メモリー・マイクロプロセッサーなどのICを内蔵し、情報の記憶・処理機能を持つカード。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シー‐シー【ICC】
(International Chamber of Commerce)(→)国際商業会議所。
アイシー‐タグ【ICタグ】
物体のID情報を記録し、管理システムとの情報の送受信をRF信号により行う能力をもたせた微小なICチップ。電子タグ。RF‐ID。無線タグ。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シー‐ティー【ICT】
(information and communications technology)情報通信技術。日本ではITと呼ばれることが多い。
アイ‐シー‐ビー‐エム【ICBM】
(intercontinental ballistic missile)大陸間弾道弾。他の大陸を射程距離に収めるミサイルで、水爆弾頭をつけている。→弾道弾
アイ‐シー‐ピー‐オー【ICPO】
(International Criminal Police Organization)(→)国際刑事警察機構。
アイ‐ジー‐ビー‐ティー【IGBT】
(insulated gate bipolar transistor)半導体スイッチング素子の一つ。電圧信号で大電流をオン・オフできる。モーター制御等に使用。
アイ‐シー‐ユー【ICU】
①〔医〕(intensive care unit)自動的・継続的に血圧・呼吸・心電図などの観察ができ、酸素吸入・人工呼吸などの救命・生命維持装置を完備した特別な病室。常時看護が可能で、重症患者を収容する。集中治療室。
②〔教〕国際基督教大学(International Christian University)の略称。
アイシー‐レコーダー【ICレコーダー】
フラッシュ‐メモリーを記憶媒体にした録音・再生装置。
⇒アイ‐シー【IC】
アイ‐シェード【eye-shade】
光線をよけるための帽子様の目庇まびさし。サン‐バイザー。
あい‐した【藍下】アヰ‥
糸や布を黒・紺などに染める際、あらかじめ藍で下染めをすること。
あい‐じつ【愛日】
①[左伝文公7年、注「冬日愛す可べく、夏日畏おそる可し」]冬のありがたい太陽。↔畏日いじつ。
②[大戴礼曾子立事「君子は日を愛いつくしみて以て学び、時に及んで以て行う」]日時を惜しむこと。
③[揚子法言孝至「孝子は日を愛しむ」]寸暇を惜しんで孝行に励むこと。親につかえる心がけ。転じて、孝養。
あい‐しゃ【間遮】アヒ‥
将棋で、(→)合駒あいごまに同じ。
あい‐しゃ【愛社】
自分の勤務する会社を大切に思うこと。「―精神」
あい‐しゃ【愛車】
好んで乗りまわしている車。
あい‐じゃく【相酌】アヒ‥
給仕がなく、互いに酌をしながら酒を飲むこと。
あい‐じゃく【愛惜】
⇒あいせき
あい‐じゃく【愛着・愛著】‥ヂヤク
①〔仏〕欲望にとらわれて執着すること。愛執。渇愛。
②(アイチャクとも)愛情にひかれて思い切れないこと。「―を覚える」
あい‐じゃくや【相借家】アヒ‥
一つ棟の長屋に、ともに借家をすること。また、その借家人同士。あいだな。あいがしや。
あい‐じゃくり【合決】アヒ‥
〔建〕板張りの仕口しくちの一種。板を
形に欠き取って接はぎ合わせるもの。材木の乾燥に備える加工。→合欠あいがき
合決
アイ‐シャドー【eye-shadow】
まぶたに塗る青色・茶色などの化粧品。目もとに陰影をつけるのに用いる。
あい‐じゃみせん【相三味線・合三味線】アヒ‥
浄瑠璃・浪曲などで、一人の太夫や浪曲師と常にいっしょに演奏する三味線ひき。
あい‐しゅう【哀愁】‥シウ
もの悲しいこと。「―を帯びた音色」「―が漂う」
あい‐しゅう【愛執】‥シフ
〔仏〕欲望にとらわれて執着すること。愛着。
あい‐じゅつ【哀恤・愛恤】
目下の者や弱い者になさけをかけていたわること。あわれみ恵むこと。
あい‐しょ【愛書】
①書物を愛好すること。「―家」
②特に好きな本。
あい‐しょう【合性・相性】アヒシヤウ
①男女の生まれた年月を五行や干支(十二宮)・九星などに配して、縁の合う合わないを定めること。
②共に何かをする時、自分にとってやりやすいかどうかの相手方の性質。「―がよい」
あい‐しょう【哀傷】‥シヤウ
悲しみいたむこと。特に、人の死を悲しんで心をいためること。
⇒あいしょう‐か【哀傷歌】
あい‐しょう【愛妾】‥セフ
お気に入りのめかけ。思い者。
あい‐しょう【愛称】
正称のほかに、親愛の気持をこめてつけた呼び名。ニックネーム。「―で呼ぶ」「新製品の―」
あい‐しょう【愛唱】‥シヤウ
好んで歌うこと。「―歌」
あい‐しょう【愛誦】
詩歌などを好んで口ずさむこと。「李白の詩を―する」
あい‐じょう【哀情】‥ジヤウ
哀れに思う気持。「―を催す」
あい‐じょう【愛情】‥ジヤウ
①相手に対して向ける愛の気持。深く愛するあたたかな心。「親の―」「―をそそぐ」
②異性を恋い慕う感情。「―を抱く」
あい‐じょう【愛嬢】‥ヂヤウ
親がかわいがっている娘。まなむすめ。
あいしょう‐か【哀傷歌】‥シヤウ‥
人の死を悲しみいたむ歌。「古今集」以下の勅撰集の部立ぶだての一つ。
⇒あい‐しょう【哀傷】
あい‐しらいアヒシラヒ
①相手をすること。もてなすこと。応対。〈日葡辞書〉
②能や狂言で、相手役。応対者。脇役。風姿花伝「―を目がけて細かに足手を使ひて」
③取り合わせること。つけ合い。連理秘抄「細やかなる―はなけれども」
⇒あいしらい‐どころ【あひしらひ所】
あいしらい‐どころ【あひしらひ所】アヒシラヒ‥
客を接待し、また、宿泊させる所。〈日葡辞書〉
⇒あい‐しらい
あい‐しら・うアヒシラフ
〔他四〕
(アシラウの古形)
①相手をする。応対する。挨拶する。源氏物語早蕨「かひがひしくぞ―・ひ聞え給ふめる」
②手加減して取り扱う。日葡辞書「ウマノクチヲアイシラウ」
③取り合わせる。添える。
あいしらじ‐の‐かわ【藍白地の革】アヰ‥ヂ‥カハ
藍で染めた革に小紋を白く抜き出したもの。
あい‐しる【藍汁・藍澱】アヰ‥
藍玉あるいは藍の葉をきざんで木灰・石灰などを加えて発酵させた汁。藍染めの料とする。
あい‐じるし【合印・合標】アヒ‥
①他と区別するためのしるし。特に、戦場で敵と見分けるため味方の旗や笠などにつけたしるし。
②他と紛れないように継ぎ目などにつける符号。2枚の布を縫いあわせる時につけるしるしの類。
③(→)「あいいん」に同じ。
あい‐じろ【間白】アヒ‥
江戸時代、奥女中などが打掛うちかけと下着との間に着た白色の綾や綸子りんずの小袖。
あい‐じん【愛人】
①人を愛すること。「敬天―」
②愛する人。恋人。また、情婦・情夫。「年下の―」
あいしんかくら【愛新覚羅】
(満州語でアイシンギョロ。アイシンは金、ギョロは古い由緒ある家柄の姓を意味する)中国、清朝帝室の姓。
アイシング【icing】
①アイス‐ホッケーで、リンク中央のレッドラインの手前からシュートあるいはパスしたパックが、直接相手側ゴールラインを越えること。オフサイドとなる。アイシング‐ザ‐パック。
②患部を氷などで冷やして炎症をおさえること。冷却療法。
③菓子などの砂糖ごろも。
アイシングラス【isinglass】
チョウザメなどのうきぶくろから作ったゼラチン。ビールやワインなどの清澄剤として用いる。
あいす【愛洲】
姓氏の一つ。
⇒あいす‐いこう【愛洲惟孝】
⇒あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】
アイス【ice】
①氷。
②飲み物などの、氷で冷やしたもの。↔ホット。
③アイス‐クリーム・アイス‐キャンデーの略。
④(アイス‐クリームの訳語「氷菓子」からのしゃれ)高利貸。尾崎紅葉、金色夜叉「高等中学にも居た人が何だつて高利貸アイスなどに成つたのでございませう」
⇒アイス‐キャンデー
⇒アイス‐クリーム【ice cream】
⇒アイス‐クリーム‐サンデー【ice-cream sundae】
⇒アイス‐クリーム‐ソーダ【ice-cream soda】
⇒アイス‐コーヒー【ice coffee】
⇒アイス‐ショー【ice show】
⇒アイス‐スケート【ice skate】
⇒アイス‐ダンス
⇒アイス‐ティー【ice tea アメリカ】
⇒アイス‐ハーケン【Eishaken ドイツ】
⇒アイス‐バーン【Eisbahn ドイツ】
⇒アイス‐バイル【Eisbeil ドイツ】
⇒アイス‐ピック【ice pick】
⇒アイス‐フォール【icefall】
⇒アイス‐ペール【ice pail】
⇒アイス‐ボックス【icebox】
⇒アイス‐ホッケー【ice hockey】
⇒アイス‐ミルク【ice milk】
⇒アイス‐リンク【ice rink】
あい・す【愛す】
[一]〔他五〕
「愛する」に同じ。
[二]〔他サ変〕
⇒あいする(サ変)
あい‐ず【合図・相図】アヒヅ
①あらかじめ取りきめた方法で意向・事柄を相手に知らせること。また、その方法。「―の鐘」「―を送る」「手まねで―する」
②約束。取りきめ。平家物語8「七条河原にてひとつになれと、―をさだめて出で立ちけり」
あいす‐いこう【愛洲惟孝】‥ヰカウ
室町後期の剣客。陰流かげりゅうの祖。名は久忠。日向守。移香とも。日向の鵜戸の岩屋に参籠して陰流を開く。(1452〜1538)
⇒あいす【愛洲】
あいす‐かげりゅう【愛洲陰流】‥リウ
(→)陰流に同じ。
⇒あいす【愛洲】
あい‐ずかわ・し【愛づかはし】‥ヅカハシ
〔形シク〕
魅力がある。面白みがある。今鏡「御笛の音ねも―・しく」
アイスキネス【Aischinēs】
古代ギリシアの雄弁家。親マケドニア主義のためデモステネスと激しく対立した。ロドス島で没。(前390頃〜前315頃)
アイス‐キャンデー
(和製語)果汁や水に甘味・色・香りなどをつけて凍らせた棒状の氷菓子。〈[季]夏〉
⇒アイス【ice】
アイスキュロス【Aischylos】
古代ギリシアの三大悲劇詩人の一人。その作は宗教的で壮大・深刻。「縛られたプロメテウス」「ペルシア人」、三部作「オレステイア」など7編残存。エスキロス。(前525〜前456)
アイス‐クリーム【ice cream】
クリームなどの乳製品を主材料に、糖類・香料などを加え、かきまぜて空気を含ませながら凍らせた氷菓子。厚生労働省令では乳固形分15パーセント(うち乳脂肪分8パーセント)以上のもの。〈[季]夏〉。夏目漱石、それから「氷菓アイスクリームがないときには氷水で我慢する」
⇒アイス【ice】
アイス‐クリーム‐サンデー【ice-cream sundae】
アイス‐クリームに、チョコレートや果物のソースなどをかけたもの。泡立てた生クリームを絞り出して飾る。
⇒アイス【ice】
アイス‐クリーム‐ソーダ【ice-cream soda】
ソーダ水にアイス‐クリームを浮かせた飲み物。クリーム‐ソーダ。
⇒アイス【ice】
アイス‐コーヒー【ice coffee】
氷で冷やしたコーヒー。
⇒アイス【ice】
アイス‐ショー【ice show】
アイス‐スケートによって曲技・軽演劇・ダンスなどを演ずるショー。
⇒アイス【ice】
アイス‐スケート【ice skate】
(→)スケート1に同じ。
⇒アイス【ice】
アイス‐ダンス
(ice dancing)フィギュア‐スケートの競技種目の一つ。氷上で男女一組が音楽に合わせて滑りながら演ずるダンス。技術・芸術性を競う。
⇒アイス【ice】
アイス‐ティー【ice tea アメリカ】
氷で冷やした紅茶。
⇒アイス【ice】
アイス‐ハーケン【Eishaken ドイツ】
登山で氷壁を登降する際、氷に打ち込んだりねじ込んだりして使うハーケン。アイスピトン。
⇒アイス【ice】
アイス‐バーン【Eisbahn ドイツ】
(スケート‐リンクの意)堅く固まり、または凍結した雪面。
⇒アイス【ice】
アイス‐バイル【Eisbeil ドイツ】
登山用具の一つ。氷壁登攀とうはんなどに用いる短いピッケルで、ハーケンを打つためのハンマーが付いたもの。
⇒アイス【ice】
アイスバイン【Eisbein ドイツ】
ドイツ料理の一種。塩漬けの骨付き豚すね肉を柔らかく煮込んだもの。
アイス‐ピック【ice pick】
氷を細かく砕くための錐きり。
⇒アイス【ice】
アイス‐フォール【icefall】
氷の滝。特に、氷河の急傾斜地帯をいう。氷瀑ひょうばく。
⇒アイス【ice】
アイス‐ペール【ice pail】
卓上用の氷入れ。
⇒アイス【ice】
アイス‐ボックス【icebox】
氷を使って冷やす冷蔵庫。特に、携帯用の冷蔵容器。クーラー。
⇒アイス【ice】
アイス‐ホッケー【ice hockey】
氷上で、6人ずつの競技者がスケートをはいて行うホッケー。硬化ゴム製の小円板(パック)を打ち合う。
⇒アイス【ice】
あい‐ずみ【相住み】アヒ‥
同居。同棲。源氏物語玉鬘「―にも忍びやかに心よく物し給ふ御方なれば、うち語らひてありなむ」
あい‐ずみ【藍墨】アヰ‥
藍蝋あいろうを墨の形に製したもの。青墨。
アイス‐ミルク【ice milk】
①乳製品を主材料とした氷菓子で、アイス‐クリームより乳脂肪・固形分の割合が少ないもの。厚生労働省令では乳固形分10パーセント以上(乳脂肪分3パーセント以上)。
②冷たい牛乳。
⇒アイス【ice】
あい‐す・む【相済む】アヒ‥
〔自五〕
「済む」の改まった言い方。「滞りなく―・みました」「―・まぬことを致しました」「―・みません」
アイスランド【Iceland】
大西洋北極圏付近の大きな火山島。共和国。1918年デンマークの主権下に自治国家となり、44年完全に独立。面積10万3000平方キロメートル。人口28万9千(2003)。住民は主に新教徒(ルター派)。首都はレイキャヴィク。アイスランド語名イースラント。氷州。→ヨーロッパ(図)。
レイキャヴィク
撮影:田沼武能
⇒アイスランド‐ご【アイスランド語】
⇒アイスランド‐ポピー【Iceland poppy】
アイスランド‐ご【アイスランド語】
(Icelandic)アイスランドで用いられている言語。インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派の北ゲルマン語群に属する。北欧西部で用いられていた方言が11世紀頃に古代アイスランド語として確立し、16世紀頃に現代アイスランド語が成立。→エッダ。
⇒アイスランド【Iceland】
アイスランド‐ポピー【Iceland poppy】
ケシ科の一年草。亜寒帯に分布。春、40〜50センチメートルの花茎の頂部に直径6センチメートル前後の白・黄・橙赤などの四弁花をつける。暖地で切花用に栽培。
⇒アイスランド【Iceland】
あい‐ずり【相掏り】アヒ‥
悪事をする仲間。ぐる。
あい‐ずり【藍摺】アヰ‥
①布に山藍で花鳥などの文様を摺り出したもの。あやずり。平家物語9「―の水干、立烏帽子でわたされけり」
②(→)藍絵あいえに同じ。
アイス‐リンク【ice rink】
アイス‐スケート場。スケート‐リンク。
⇒アイス【ice】
あい・する【愛する】
〔他サ変〕[文]愛す(サ変)
①心がひきつけられ、慕う。いつくしみ、かわいがる。大切に思う。徒然草「夕の陽に子孫を―・して」。「祖国を―・する」「わが子を―・する」
②特に、異性間で、相手を慕う。恋する。
③すきこのむ。徒然草「誉れを―・するは、人の聞ききをよろこぶなり」。「酒を―・する」
④適度にあしらう。あやす。平家物語9「これほどの大勢の中へただ二人入つたらば、何ほどの事をかしいだすべき。よしよししばし―・せよ」
⑤愛撫する。今昔物語集31「二人臥して―・しつる顔よ」
あい‐せい【愛婿】
お気に入りのむこ。
あい‐せき【相席】アヒ‥
飲食店などで、他の客と同じ卓につくこと。
あい‐せき【哀惜】
人の死などを悲しみ惜しむこと。「―の念に堪えない」
あい‐せき【愛惜】
手放したり傷つけたりするのを惜しんで大切にすること。あいじゃく。「―の品」
あい‐ぜき【相関】アヒ‥
相撲で、次位の大関の称。今の張出大関に当たる。
あい‐せつ【哀切】
非常にあわれでもの悲しいこと。「―きわまりない音色」「―な物語」
あい‐ぜつ【哀絶】
非常に悲しいこと。
アイセル‐こ【アイセル湖】
(IJsselmeer)オランダ北西部の湖。1932年ゾイデル海を人工堤防で仕切って造った淡水湖。
あい‐せん【相先】アヒ‥
(囲碁用語)(→)互先たがいせんに同じ。
あい‐せん【間銭】アヒ‥
売買の仲介の手数料。口銭こうせん。間銀あいぎん。好色一代女6「十文で五文づつの―、目の子算用して取つて帰る」
あい‐ぜん【愛染】
〔仏〕
①(貪愛染着とんあいせんじゃくの意)むさぼり愛し、それにとらわれ染まること。煩悩ぼんのう。今昔物語集2「この婆羅門バラモンの妻の美麗なるを見て―の心を発し」
②愛染明王の略。
⇒あいぜん‐ほう【愛染法】
⇒あいぜん‐まつり【愛染祭】
⇒あいぜん‐まんだら【愛染曼荼羅】
⇒あいぜん‐みょうおう【愛染明王】
あい‐ぜん【靄然・藹然】
①雲や草木の盛んなさま。
②おだやかなさま。なごやかなさま。
アイゼン
(シュタイクアイゼンの略)登山用具。鉄製の枠に鋭い爪をとりつけたもので、雪や氷の斜面を登降する際に、登山靴の底につけて滑らないようにする。かねかんじき。クランポン。
あいぜん‐えん【愛善苑】‥ヱン
「大本教おおもときょう」参照。
あいぜんかつら【愛染かつら】
小説。川口松太郎作。1937年から38年「婦人倶楽部」に連載。看護婦から歌手となる高石かつ枝と青年医師の恋愛を描く。38年映画化、主題歌「旅の夜風」とともに戦時下を風靡。
あい‐ぜんご・する【相前後する】アヒ‥
〔自サ変〕
いくつかのものが時をおかずに続く。時間的に近接する。「―・して到着する」
アイゼンハワー【Dwight David Eisenhower】
アメリカ合衆国第34代大統領(1953〜1961)。共和党出身。第二次大戦に在欧連合国最高司令官、戦後、NATO軍最高司令官。大統領として反共政策とともに平和共存も追求。軍産複合体の危険性を警告した告別演説が有名。(1890〜1969)
アイゼンハワー
提供:Photos12/APL
あいぜん‐ほう【愛染法】‥ホフ
密教で、愛染明王を本尊として、敬愛などを祈願する修法。愛染明王法。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐まつり【愛染祭】
(→)勝鬘しょうまん愛染会に同じ。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐まんだら【愛染曼荼羅】
愛染明王を中尊として構成された曼荼羅。愛染法を修するときに用いる。
⇒あい‐ぜん【愛染】
あいぜん‐みょうおう【愛染明王】‥ミヤウワウ
(梵語Rāgarāja)衆生しゅじょうの愛欲煩悩がそのまま悟りであることを表す明王。本地は金剛薩埵さった。全身赤色、三目六臂さんもくろっぴで忿怒の相をなし、弓矢などを持つ。愛染法の本尊。後に恋愛成就の願いなどもかなえる明王として、水商売の女性などの信仰の対象ともなった。
愛染明王
⇒あい‐ぜん【愛染】
あい‐そ【哀訴】
同情を求めてなげき訴えること。
あい‐そ【愛想】
(アイソウの約)
①人に接して示す好意や愛らしさ。人あしらいのよさ。日葡辞書「アイソモナイヒト」。「―がいい」「―が悪い」
②(多く「お―」の形で)好意のあらわれとしての茶菓などのもてなし。また、おせじ。「何のお―もございませんで」「お―を言う」
③(普通、「お―」の形で)飲食店などの勘定かんじょう。勘定書。
⇒あいそ‐づかし【愛想尽かし】
⇒あいそ‐わらい【愛想笑い】
⇒愛想が尽きる
⇒愛想も小想も尽き果てる
⇒愛想を尽かす
あい‐そう【愛想】‥サウ
⇒あいそ
あい‐ぞう【愛憎】
愛することと憎むこと。「―相半ばする」
あい‐ぞう【愛蔵】‥ザウ
好きで、自分の物として大切にしまっておくこと。「―の硯すずり」「―本」
⇒あいぞう‐ばん【愛蔵版】
あいぞう‐ばん【愛蔵版】‥ザウ‥
書籍などで、大切に所蔵するのにふさわしく、装丁などを特に工夫した版。
⇒あい‐ぞう【愛蔵】
あいさつ‐まわり【挨拶回り】‥マハリ🔗⭐🔉
あいさつ‐まわり【挨拶回り】‥マハリ
転居や着任などで、関係する人を次々と訪ねて挨拶をして回ること。
⇒あい‐さつ【挨拶】
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