複数辞典一括検索+

きくい‐むし【木食い虫・木蠧虫】‥クヒ‥🔗🔉

きくい‐むし木食い虫・木蠧虫‥クヒ‥ ①ワラジムシ目(等脚類)の甲殻類。体は半円筒形で小さく、長さ約3ミリメートル。海産。海水中にある木材を食害、杭・船底に大害を与える。日本各地に分布。 きくいむし ②キクイムシ科の甲虫。体長1.5〜4ミリメートル。成虫・幼虫とも樹皮下または材部に穴をあけて生活し、多くは林業害虫。こしんくいむし。 キクイムシ 撮影:海野和男

もく‐じき【木食】(仏教)🔗🔉

もく‐じき木食】 米穀を断ち、木の実を食べて修行すること。そのような僧を、木食上人しょうにんと呼ぶ。

もくじき【木食・木喰】(人名)🔗🔉

もくじき木食・木喰】 ①木食応其おうご。室町末期の真言宗の僧。字は順良。近江の人。もと武士で、主家の没落後、高野山で出家し、木食して修行。豊臣秀吉の帰依を受けて、高野山金堂・興山寺を建立再興。連歌をよくした。(1536〜1608) ②木食五行ごぎょう。江戸後期の遊行僧。甲斐の人。晩年に日本回国と千体仏造像を発願して各地を遍歴、日本全土に特異な木彫仏を残す。(1718〜1810)

広辞苑木食で始まるの検索結果 1-3