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○根を張るねをはる🔗🔉

○根を張るねをはる ①植物が根を十分にのばす。根を下ろす。「大地に―」 ②考え・風習などがある社会に浸透する。また、勢力を持つ。 ⇒ね【根】 ねん】 ①とし。四季の一めぐり。12カ月。「―に一度の祭り」 ②年季の略。浄瑠璃、新版歌祭文「まだ―も有るけれど、親方様へ暇の願ひ」。「―が明ける」 ねん】 ①おもい。考え。気持。日葡辞書「ネンヲチ(散)ラス」。「感謝の―」 ②気をつけること。注意すること。「―のため」 ③深く望むこと。深く思うこと。浄瑠璃、傾城酒呑童子「逢ひたいと思ふ―が届いて」 ④(「廿」の俗音が「念」と同じであるから)日数を表すとき、「廿」の字の代りに用いる。「十月―八日」 ⑤〔仏〕(梵語smṛti)経験を明瞭に記憶して忘れない心の作用。憶。憶念。 ⇒念が入る ⇒念が残る ⇒念が晴れる ⇒念には念を入れよ ⇒念の過ぐるは無念 ⇒念も無い ⇒念を入れる ⇒念を押す ねん‐あき年明き(→)「ねんあけ」に同じ。 ねん‐あけ年明け】 奉公人や遊女などの年季のあけること。また、その人。ねんあき。年季明け。誹風柳多留2「―は出し殻を食ふ気味があり」 ねん‐あし年足】 (取引用語)1年間の相場の動きを表した図表。 ねん‐いり念入り】 念の入ること。注意深くていねいであること。「―に仕上げる」「―な御礼状」 ねん‐えき粘液】 ①ねばりけのある液汁。 ②生物体にある粘りのある液体の総称。粘液腺などから分泌される。蛋白質・糖その他を含み、動物では皮膚が乾燥することを防ぐなど、種々の役割を果たす。 ⇒ねんえき‐しつ【粘液質】 ⇒ねんえき‐すいしゅ【粘液水腫】 ⇒ねんえき‐せん【粘液腺】 ねんえき‐しつ粘液質】 ヒポクラテス以来の気質の4類型の一つ。冷静で、不活発であるが、粘り強い気質。淋巴質リンパしつ⇒ねん‐えき【粘液】 ねんえき‐すいしゅ粘液水腫】 甲状腺の機能減退によって起こる疾患。皮膚が肥厚し、蒼白で浮腫状。基礎代謝が低下し、談話・思考・運動などが鈍くなる。 ⇒ねん‐えき【粘液】 ねんえき‐せん粘液腺】 粘液を分泌する外分泌腺。動物では口腔・鼻腔・気道・消化管などの壁に多数存在して粘膜表面に開口し、分泌された粘液が表面を覆う。植物では食虫植物などに顕著。 ⇒ねん‐えき【粘液】 ねん‐えん念縁】 男色関係の友としての縁。男色大鑑「この―を同じ家中に結び給へり」 ねん‐おう年央‥アウ 1年の中頃。 ねん‐おし念押し】 念を押すこと。前に述べた内容が相手に正しく伝わったかを確かめること。「―の電話をかける」 ねん‐か年華‥クワ としつき。歳月。 ねん‐が年画‥グワ 中国で正月に門や室内に飾る絵画。吉祥の図柄を木版刷りの輪郭に筆または色刷りで彩色。明清代より流行。蘇州の桃花塢とうかお年画や天津の楊柳青年画が有名。 ねん‐が年賀】 ①新年の祝い。年始の祝賀。〈[季]新年〉 ②長寿の祝い。賀の祝い。算賀。 ⇒ねんが‐じょう【年賀状】 ⇒ねんが‐とくべつゆうびん【年賀特別郵便】 ⇒ねんが‐はがき【年賀葉書】 ねん‐かい年会‥クワイ 1年に1度開かれる会合。 ねん‐かい年回‥クワイ 年忌。回忌。 ねん‐かい年戒】 〔仏〕受戒して僧となってからの年数。戒臈かいろう。年臘。 ねん‐がい年買い‥ガヒ 一年間遊女を買い切ること。好色二代男「もとより―と定め、四季の衣裳を請合ひ」

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