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むさし‐あぶみ【武蔵鐙】🔗🔉

むさし‐あぶみ武蔵鐙】 ①昔、武蔵国で製作された鐙。鐙を力革ちからがわに続ける鋂くさりの代りに、先に鉸具かこをつけた紋板(透し文様入りの一枚鉄)を用いたもの。儀式用のほか、一般にも普及。伊勢物語「―さすがにかけて頼むにはとはぬもつらしとふもうるさし」→鐙(図)。 ②サトイモ科の多年草。暖地の林下などに自生する。緑と白の縞の仏炎苞ぶつえんほうをもつ花を開く。その上部の巻いているさまが、やや鐙に似る。漢名、由跋。 むさしあぶみ ⇒むさし【武蔵】

むさし‐がすり【武蔵絣】🔗🔉

むさし‐がすり武蔵絣】 武蔵国村山(現、東京都武蔵村山市)付近から産出する木綿絣。もと、村山絣・所沢絣と称した。 ⇒むさし【武蔵】

むさしきゅうりょう‐しんりん‐こうえん【武蔵丘陵森林公園】‥キウ‥ヱン🔗🔉

むさしきゅうりょう‐しんりん‐こうえん武蔵丘陵森林公園‥キウ‥ヱン (→)森林公園2に同じ。 ⇒むさし【武蔵】

むさし‐こばん【武蔵小判】🔗🔉

むさし‐こばん武蔵小判】 1714年(正徳4)、慶長時代の貨幣制度に復するため、江戸幕府が鋳造した小判金。正徳小判。→正徳金⇒むさし【武蔵】

むさし‐しちとう【武蔵七党】‥タウ🔗🔉

むさし‐しちとう武蔵七党‥タウ 平安末期から鎌倉時代にかけて、武蔵国在住の土豪の組織した同族の集団。ふつう丹・私市きさい・児玉・猪俣・西・横山・村山の七党が挙げられる。 ⇒むさし【武蔵】

むさしの【武蔵野】🔗🔉

むさしの武蔵野】 ①㋐関東平野の一部。埼玉県川越以南、東京都府中までの間に拡がる地域。広義には武蔵国全部。 ㋑東京都中部の市。吉祥寺を中心とする中央線沿線の衛星都市。人口13万8千。 ②大盃の名。梅暦「―といふは大盃にて、飲み(野見)つくされぬといふ謎なりとぞ」 ③国木田独歩の第1文集。1901年(明治34)刊。「武蔵野」「源おぢ」などを収め、清新な浪漫的香気に富み、武蔵野の新しい自然美を描いて有名。 →文献資料[武蔵野] ⇒むさしの‐せん【武蔵野線】 ⇒むさしの‐りょう【武蔵野陵】

むさしの‐せん【武蔵野線】🔗🔉

むさしの‐せん武蔵野線】 東京のJR外郭環状線。鶴見・西船橋間100.6キロメートルおよび貨物支線。旅客運輸は府中本町・西船橋間71.8キロメートル。 ⇒むさしの【武蔵野】

むさしの‐りょう【武蔵野陵】🔗🔉

むさしの‐りょう武蔵野陵】 昭和天皇の皇陵。東京都八王子市長房町の武蔵陵墓地内で、多摩御陵・多摩東陵の北東にある。上円下方墳。むさしののみささぎ。 ⇒むさしの【武蔵野】

むさし‐ひら【武蔵平】🔗🔉

むさし‐ひら武蔵平】 武蔵国(東京都)八王子から産出する絹の袴地はかまじ。八王子平。 ⇒むさし【武蔵】

むさし‐むらやま【武蔵村山】🔗🔉

むさし‐むらやま武蔵村山】 東京都西郊、狭山丘陵南麓の市。狭山茶と村山大島が特産の畑作農業地帯であったが、近年、住宅団地の建設と工場の進出が進行。人口6万7千。 ⇒むさし【武蔵】

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