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ほとど【殆ど】🔗🔉

ほとど殆ど】 〔副〕 「ほとほと」の転。枕草子23「―つぎ目もはなちつべし」

ほと‐ほと【殆・幾】🔗🔉

ほと‐ほと殆・幾】 〔副〕 ①今少しで。すんでのことで。万葉集8「見せず―散らしつるかも」 ②大体。ほとんど。源氏物語東屋「声など―うちゆがみぬべく」 ③非常に。本当に。「―困った」「―あきれた」

ほと‐ほと・し【殆し・幾し】🔗🔉

ほと‐ほと・し殆し・幾し】 〔形シク〕 ①ほとんど…しそうだ。すんでのところで…である。万葉集7「神の祝はふりが鎮斎いつく杉原薪伐り―・しくに手斧取らえぬ」。土佐日記「漕げども漕げどもしりへしぞきにしぞきて―・しくうちはめつべし」 ②もう少しで死にそうである。宇治拾遺物語7「―・しきさまに見ゆれば誠に騒ぎまどひて」 ③きわめて危うい。源氏物語「かぞへの頭かみが―・しかりけむ」

ほとんど【殆ど・幾ど】🔗🔉

ほとんど殆ど・幾ど】 〔名・副〕 (ホトホトの転) ①大方。大略。「―が賛成だ」「雨は―止んでいる」 ②今少しで。すんでのことで。「―轢かれるところだった」

[漢]殆🔗🔉

 字形 〔歹部5画/9画/4356・4B58〕 〔音〕タイ(漢) 〔訓〕あやうい・ほとんど [意味] ①あやうい。危険がせまっている。「危殆」「知彼知己百戦不殆=彼を知り己を知らば百戦あやうからず」〔孫子〕 ②ほとんど。…にちかい。「殆不可復=殆ほとんど復すべからず」〔孟子〕

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