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ほと-ほと【殆・幾】🔗⭐🔉
ほと-ほと [0][3] 【殆・幾】 (副)
(1)たいへん。まったくもう。多く,嫌な思いをしたり,困りはてたりした時にいう。「―困りはてた」「―愛想がつきた」
(2)ほとんど。だいたい。「―古きにもたちまさりてや侍らむ/増鏡(おどろの下)」
(3)もう少しのところで。すんでのことに。「帰り来(ケ)る人来たれりと言ひしかば―死にき君かと思ひて/万葉 3772」
ほとほと・し【殆し・幾し】🔗⭐🔉
ほとほと・し 【殆し・幾し】 (形シク)
(1)もう少しでそうなるところである。すんでのことで…しそうだ。「ゆくりなく風吹きて,漕げども漕げども,後(シリ)へしぞきにしぞきて,―・しくうちはめつべし/土左」
(2)危険がさし迫っている。無事に済みそうもない。「かぞへの頭(カミ)が―・しかりけむなどぞ,かの監がゆゆしさを思しなすらへ給ふ/源氏(蛍)」
(3)生命があぶない。危篤である。「―・しきさまに見ゆれば,誠にさわぎまどひて/宇治拾遺 7」
ほとんど【殆ど】🔗⭐🔉
ほとんど [2] 【殆ど】
■一■ (副)
〔「ほとほと」の転〕
(1)すべてといっていいくらい。だいたい。おおよそ。あらかた。「―出来上がっている」「―終わりました」
(2)もう少しのところで。すんでのことに。「―成功するかにみえた」
(3)切実であるさま。全く。非常に。本当に。「―当惑して居た処へ/婦系図(鏡花)」
■二■ (名)
大部分。「会員の―が賛成だ」「―の人が参加した」
ほとんど【殆ど】(和英)🔗⭐🔉
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