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ほとほと【殆】[4][0][3][2]🔗🔉

ほとほと【殆】[4][0][3][2] (副) 〔「殆ホトンド」と同原〕 (一)切実に体験したり痛切に感じたりした事を、何遍繰り返し言っても繰り返し過ぎることは無いという心境を表わす。 「招いたり招かれたりの宴会には―〔=つくづく〕閉口しておりましたのに…/今更―〔=事新しく〕手を焼いたもないものと、腹の底ではおかしくもあり憎くもあった/住宅払底には―〔=長い間〕泣かされました/既成宗教の内部にも―〔=腹立たしくも〕あきれ果てていた/専門外のアラビア語をこれだけ勉強していることに―〔=勝義において〕感心する」 (二)十中八九、そう言って差し支え無いという判断を表わす。 「いやもう―〔=大体において〕多忙なのです/義政ヨシマサは―〔=ほとんど〕無力な顔つきを見せた」

ほとんど【殆ど】【殆】[2]🔗🔉

ほとんど【殆ど】【殆】[2] (副) 〔「ほとほと」のダブレット〕 (一)(A)少数の例外は有るが、大部分にわたってそういう状況であることを表わす。 「めぼしいものを―皆売った/―だれも疑わなかった」 (B)限り無くそれに近いということを表わす。 「それは人間の顔というより、―骸骨ガイコツそのものであった」 (二)(A)もう少しでその大台にまで達することを表わす。 「庫裏クリの前に大きな木蓮モクレンがある。―一と抱カカエもあろう」 (B)もう少しで一つの局面を迎える状況に△在る(在った)ことを表わす。 「灼熱シヤクネツした円盤は、―頭上にあった/彼は―気が遠くなりかけたのだった」 (三)ほとほと。 「仲に立って、道綱は一人で―困っていた/僕は―父の真意を知るに苦しんだ」

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