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しと・る【湿る】🔗🔉

しと・る湿る】 〔自五〕 しめる。うるおう。「―・った塩煎餅」

しめ・る【湿る】🔗🔉

しめ・る湿る】 〔自五〕 ①水気を帯びる。水にうるおう。ぬれる。枕草子36「霧にいたう―・りたるを」。「雨に―・った道」「―・った空気」 ②水気で火が消える。蜻蛉日記「火―・りぬめりとてあかれぬれば、入りてうちふす程に」。浄瑠璃、桂川連理柵「こてこて灯せども―・り居る」 ③静かになる。ひっそりと静まる。源氏物語椎本「夜深き程の、人のけ―・りぬるに」 ④勢いがおとろえる。しずまる。源氏物語明石「やうやう風なほり、雨の脚―・り、星の光も見ゆるに」。源氏物語若菜下「庭燎にわびも影―・りたるに」 ⑤落ち着いている。源氏物語絵合「これは人ざまもいたう―・り恥かしげに」 ⑥物思いにしずむ。しょげる。源氏物語野分「思ふ事の筋々嘆かしくて、例よりも―・りて居給へり」。浄瑠璃、彦山権現誓助剣「コリヤ斧右衛門、―・り伏さずと頼みやれ、と引き起されて泣いじやくり」。「負けいくさに選手も―・る」 ⑦雰囲気が沈む。傾城禁短気「女郎未だお出なく、お座敷―・つて見ゆる時」。「座が―・る」

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