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しと・る【湿る】🔗🔉

しと・る【湿る】 〔自ラ五(四)〕水分を含んでしっとりと濡れる。しめる。しける。*俳・文政句帖‐八年六月「おもしろう汗のしとるや旅浴衣」

しめ・る【湿る・沈る】🔗🔉

しめ・る【湿る・沈る】 〔自ラ五(四)〕 1 水分を吸ってしっとりと濡れる。水気を帯びてうるおう。*宇津保‐蔵開中「御ぐしは少ししめりて」 2 火や灯火が消える。*蜻蛉‐下「火しめりはてて、しばしあれど」 3 雨、風などの勢いが静まる。衰える。*源氏‐明石「やうやう風なほり、雨の脚しめり、星の光も見ゆるに」 4 静かになる。ひっそりと静まる。*栄花‐玉の村菊「僧達皆しめりてきき候に」 5 態度や性格などがしっとりと落ち着いている。*源氏‐絵合「人ざまも、いたうしめり、恥づかしげに」 6 物思いに沈む。憂いに沈む。*蜻蛉‐下「今年は、天下ににくき人ありとも、思ひなほらましなど、しめりて思へば」 7 雰囲気が沈む。*浮・傾城禁短気‐六「女郎未だお出なく、お座敷しめって見ゆる時」

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