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○猿猴捉月えんこうそくげつ🔗🔉

○猿猴捉月えんこうそくげつ (部派仏教の戒律書である僧祇律の寓言)猿が水にうつる月を取ろうとして溺死したように、身のほどを知らぬ望みを持って、失敗することにいう。猿猴取月とも。 ⇒えん‐こう【猿猴】 えん‐こうどう袁宏道ヱンクワウダウ 明代の詩人。字は中郎。石公と号す。湖北公安の人。詩文における個性(性霊)の発露を主張し、古文辞派を批判した。公安派の中心人物。著「袁中郎全集」など。(1568〜1610) えんこう‐るい円口類ヱン‥ 無顎むがく類の別称。 エンコーダーencoder】 データを符号化する装置やソフトウェア。 エンコードencode(→)符号化えん‐ごく遠国ヱン‥ 遠方の国。都から遠くへだたった国。おんごく。 ⇒えんごく‐ぶぎょう【遠国奉行】 えんごく‐ぶぎょう遠国奉行ヱン‥ギヤウ ⇒おんごくぶぎょう ⇒えん‐ごく【遠国】 えんごさく延胡索】 ケシ科の多年草。ヤブエンゴサクなど数種がある。高さ10〜15センチメートル。地下に円い塊茎がある。春、紫紅色の長い距きょのある特異な形の花をつける。塊茎を乾したものは鎮痛剤。〈書言字考節用集〉 えんごさく ジロボウエンゴサク 提供:OPO ヤブエンゴサク 撮影:関戸 勇 エゾエンゴサク 撮影:関戸 勇 えんご‐しゃげき掩護射撃】 ①味方の行動を掩護するための射撃。 ②ある人の立場・言動を支援するための発言や行動。 ⇒えん‐ご【掩護】 えんこ‐そかい縁故疎開】 親戚や知人を頼ってする疎開。 ⇒えん‐こ【縁故】 えんこ‐ち縁故地(→)鍬先山くわさきやまに同じ。 ⇒えん‐こ【縁故】 えんこ‐まい縁故米】 ①農家から親戚などに食用として譲渡される米。 ②第二次大戦後の食糧不足に対処するため、1947年の「第一次食糧緊急対策」で導入された制度。農家からの米の送出先を縁故者に限定するもの。 ⇒えん‐こ【縁故】 えんころ‐ぶしえんころ節】 宮城県の舟おろし唄。 えん‐こん怨恨ヱン‥ うらむこと。うらみ。「―による犯行」 えん‐さ怨嗟ヱン‥ うらみなげくこと。「―の声」 えん‐ざ円座・円坐ヱン‥ ①多くの人が円く寄り合ってすわること。くるまざ。 ②藁または蒲がま・菅すげ・藺・菰まこもなどの茎葉で渦のように円く平たく組んだ敷物。古くは主に公卿の間のものであったが、後には民間でも夏の敷物に用いるようになった。わろうだ。〈[季]夏〉 ③茶道で、腰掛に置く敷物。利休形は竹の皮製のもの。 ④床擦れを防ぐため、病人の腰などに当てる円形のクッション。 ⇒えんざ‐がき【円座柿】 ⇒えんざ‐むし【円座虫】 えん‐ざ縁座・縁坐】 親族の縁によって、まきぞえとなって罪せられること。平家物語3「父悪左のおほい殿の―によつて兄弟四人流罪せられ給ひしが」→連座 えん‐ざ燕座・宴坐】 ①〔仏〕坐禅のこと。 ②節会・大饗などの時、くつろがず献酬だけにとどまる酒宴。えんのざ。↔穏座 えんさい奄蔡】 漢代の史書に見える中央アジア西部の遊牧国。今のアラル海北辺から後に西遷して黒海北岸に達した。西方にはアブゾアエとして知られる。 えん‐ざい冤罪ヱン‥ 無実の罪。ぬれぎぬ。「―を晴らす」 エンサイクロペディアencyclop(a)edia】 ①百科辞典。「―‐ブリタニカ」 ②百科全書。 エンザイムenzyme(→)酵素えんざ‐がき円座柿ヱン‥ カキの一品種。実は円形で、蔕へたのまわりの肉が高く瘤こぶのようになっている。 ⇒えん‐ざ【円座・円坐】 えんさか‐ほい 〔感〕 重い車をひく時などの掛け声。 えん‐さき縁先】 ①縁側の外に近い方。また、縁に近い所。浄瑠璃、丹波与作待夜の小室節「無遠慮に―にあげ足して」。「―に出て涼む」 ②生家を出て嫁いだ先。「娘の―」 えんさく‐ほうぜい円鑿方枘ヱン‥ハウ‥ 円い孔に四角な枘ほぞを入れる意で、物事がうまく合わないこと。円枘方鑿。円孔方木。 えん‐ざしき縁座敷】 母屋もやと外側縁との間にある座敷。ひさしのま。いりがわ。 えん‐さだめ縁定め】 夫婦などの縁組をとりきめること。浄瑠璃、持統天皇歌軍法「常陸帯の―とて」 えんざ‐むし円座虫ヱン‥ ヤスデ、特にヤケヤスデやヒメヤスデ類の別称。敵にあうと、円座状に体を巻くのでいう。 ⇒えん‐ざ【円座・円坐】 えん‐さん塩酸】 塩化水素の水溶液。純粋のものは無色透明、不純なものは帯黄色。濃いものは刺激臭ある煙を発する。市販の濃塩酸は約37.2パーセントの塩化水素を含む。酸性強く、多くの金属(銅・錫・水銀などを除く)を溶解して塩化物を作る。工業上の用途はきわめて広い。 ⇒えんさん‐ガス【塩酸ガス】 えんざん塩山】 山梨県甲州市の地名。青梅街道の宿駅で、木材・石材の集散地。ブドウ・モモの産地。古く塩を産したところから「しほのやま」ともいった。(歌枕) えん‐ざん遠山ヱン‥ 遠くに見える山。 ⇒えんざん‐の‐まゆ【遠山の眉】 えん‐ざん遠竄ヱン‥ ①遠方の地に逃れ隠れること。 ②遠地に流されること。 えん‐ざん鉛槧】 (中国で、鉛粉・胡粉で槧(木の札)に文字を書いたり塗り消したりしたことに基づく語) ①筆と紙。筆記用具。 ②詩文を草すること。文筆の業。尾崎紅葉、紅子戯語「われかりそめにも―に従事するからは平生へいぜい墨を減らし白紙をむげに費す」 えん‐ざん演算】 ①数式の示す通りに所要の数値を計算すること。運算。 ②(→)二項演算のこと。 ⇒えんざん‐かいろ【演算回路】 ⇒えんざん‐し【演算子】 ⇒えんざんし‐ほう【演算子法】 ⇒えんざん‐そうち【演算装置】 えんざん‐かいろ演算回路‥クワイ‥ (arithmetic logic circuit)論理回路のうち、加減算などの算術演算や論理演算を行う回路のこと。 ⇒えん‐ざん【演算】 えんさん‐ガス塩酸ガス(→)塩化水素に同じ。 ⇒えん‐さん【塩酸】 えんざん‐し演算子】 (operator)関数を他の関数に対応させる演算記号。例えば、微分記号は関数をその導関数に対応させる演算子である。作用素。 ⇒えん‐ざん【演算】 えんざんし‐ほう演算子法‥ハフ 定数係数の線形微分方程式を演算子を用いて(たとえば代数式へと)形式化して解を求める一連の方法。 ⇒えん‐ざん【演算】 えんざん‐そうち演算装置‥サウ‥ (arithmetic unit)演算を処理・実行するコンピューターの主要部分。算術演算実行部を算術演算装置、論理演算実行部を論理演算装置と呼ぶ場合がある。 ⇒えん‐ざん【演算】 えんざん‐の‐まゆ遠山の眉ヱン‥ 遠くの山のようにうすくなだらかに引いた眉。美しい眉にいう。 ⇒えん‐ざん【遠山】 えんざん‐りゅう遠山流ヱン‥リウ 華道の流派。江戸末期、大坂に起こり関西に流行。 えん‐し円匙ヱン‥ ⇒えんぴ えん‐し園司ヱン‥ 荘園の下役。荘司。 えん‐し遠視ヱン‥ ①遠方を見ること。 ②(hypermetropia)眼の水晶体の焦点距離が大きすぎ、あるいは網膜に至る距離が短すぎるため、近距離にある物体の像が網膜より奥に結び、そのため鮮明な像が見えないこと。凸レンズの眼鏡によって矯正。遠視眼。遠眼。↔近視 えん‐し鉛糸】 一端に鉛の玉をつけた糸。重力の方向を見るのに用いる。 えん‐し艶姿】 なまめかしい姿。艶容。 えん‐じ衍字】 語句中に誤って入った不要の文字。 えん‐じ園児ヱン‥ 幼稚園・保育園などに通っているこども。 えん‐じ遠寺ヱン‥ (「煙寺」とも書く)遠くにある寺。太平記5「夕べを送る―の鐘」 えん‐じ遠邇ヱン‥ 遠い所と邇ちかい所。遠近。 えん‐じ臙脂・燕脂】 ①(古代中国の燕の地に産したという)ベニバナから製したべに。 ②生臙脂しょうえんじ。〈日葡辞書〉 ③紫と赤とを混ぜたえのぐ。 ⇒えんじ‐いろ【臙脂色】 ⇒えんじ‐ずみ【臙脂墨】 ⇒えんじ‐むし【臙脂虫】 ⇒えんじ‐むらさき【臙脂紫】 エンジーeingyi ヒンディー】 ミャンマーの民族衣装で、女性用の短い上着。ぴったりした身頃、丸首、前開き、長袖が特徴。 えんじ‐いろ臙脂色】 臙脂で染めた濃い紅色。黒みのある紅色。 Munsell color system: 4R4/11 ⇒えん‐じ【臙脂・燕脂】 エンジェルangel⇒エンゼル えんじ‐ずみ臙脂墨】 臙脂に墨を交えたえのぐ。赤黒色で栗色に似る。 ⇒えん‐じ【臙脂・燕脂】 えん‐しつ煙室】 ボイラーの煙を集めて煙突へ導き出すために設けた室。煙管と煙突との間に設ける。 えん‐しつ鉛室】 鉛板で囲んだ大きな反応室。 ⇒えんしつ‐ほう【鉛室法】 えん‐しつ燕室】 (「燕」は、くつろぐ意)休息する室。 えんじつ‐てん遠日点ヱン‥ 太陽を焦点の一つとして楕円軌道を描いて運動する惑星あるいは彗星すいせいが、太陽から最も遠ざかる点。太陽をはさみ近日点の反対側にある。↔近日点 えんじつ‐とんご円実頓悟ヱン‥ 〔仏〕欠けたところのない最高の真理をすみやかに悟ること。円頓えんどんえんしつ‐ほう鉛室法‥ハフ 硫酸の工業的製造法の一つ。鉛室中で二酸化硫黄と空気中の酸素とを酸化窒素を触媒として化合させ、これを水に溶解して製造する。鉛が硫酸に侵されない性質を利用。 ⇒えん‐しつ【鉛室】 エンジニアengineer】 ①機械・土木などの技師。技術者。 ②機関士。 エンジニアリングengineering】 工学。工学技術。 ⇒エンジニアリング‐プラスチック【engineering plastics】 エンジニアリング‐プラスチックengineering plastics】 すぐれた機械的強度・耐摩耗性・耐熱性をもち、機械部品・自動車部品・電気部品・住宅用材などに用いられる工業用プラスチック。ポリアミド(ナイロンなど)・ポリカーボネート・ポリオキシメチレンなど。通称エン‐プラ。 ⇒エンジニアリング【engineering】 えん‐シフト円シフトヱン‥ 商社などが、輸入決済資金をドルなどの外貨から円に変えること。 えんじ‐まがきえんじ籬(→)築地ついじに同じ。秘蔵抄「―もかたくづれつつ」 えんじ‐むし臙脂虫】 カメムシ目カイガラムシ類の昆虫。アジア産のラックカイガラムシ、南欧産のケルメスカイガラムシ、メキシコ産のコチニールカイガラムシなどがある。赤褐色で、粉末は紅色染料。 ⇒えん‐じ【臙脂・燕脂】 えんじ‐むらさき臙脂紫】 赤みの濃い紫色。 ⇒えん‐じ【臙脂・燕脂】 えん‐じゃ演者】 芝居を演ずる者。また、講演・演説をする人。 えん‐じゃ縁者】 身うちの者。縁つづきの人。近世では、特に親類と区別して姻戚を指す。→親類⇒えんじゃ‐つづき【縁者続き】 えん‐じゃく円寂ヱン‥ (円満に寂滅する意) ①涅槃ねはんの新訳。 ②転じて、僧侶の死。入寂。太平記4「俄に病に侵され―し給ひけるとかや」 えん‐じゃく燕雀】 ツバメ・スズメのような小さな鳥。小人物にたとえられる。 ⇒えんじゃく‐るい【燕雀類】 ⇒燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

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