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しん‐に【真に】🔗🔉

しん‐に真に】 〔副〕 まことに。ほんとうに。「―平和を願う」 ○神に入るしんにいる 人間わざとは思えないほど、技術などがすぐれている。また、そのようなすぐれた段階に到達する。芭蕉、忘梅「終に幽を探り―」。「妙技―」 ⇒しん【神】

○真に迫るしんにせまる🔗🔉

○真に迫るしんにせまる 本物と同一のように見える。いかにも本当らしく見える。迫真。「真に迫った演技」 ⇒しん【真】 しん‐にち親日】 外国または外国人が日本に好意をもっていること。「―家」 しん‐にほんおんがく新日本音楽】 箏曲の宮城道雄と尺八の吉田晴風とを中心とした大正から昭和初年にかけての邦楽革新運動。また、その作品。1920年(大正9)の両人の作品発表会の名に由来。洋楽的要素を大幅に摂取。代表作は宮城の「秋の調」「落葉の踊」「春の海」など。また、広く洋楽の影響を受けた邦楽作曲家の新作の総称としても用いた。→新邦楽 しん‐にほんがみ新日本髪】 パーマをかけていても結える日本髪風の髪型。昭和20年代の考案。 しんにほんぶんがく新日本文学】 文芸雑誌。中野重治・宮本百合子らを中心に1946年(昭和21)創刊。第二次大戦後の新文学推進の一翼を担う。 しん‐にゅう之繞】 シンニョウの訛。 ⇒之繞を掛ける しん‐にゅう侵入‥ニフ 立ち入るべきでない所に、おかし入ること。無理にはいりこむこと。「賊が―する」 しん‐にゅう浸入‥ニフ 水などがはいりこむこと。 しん‐にゅう進入‥ニフ すすみ入ること。「―禁止」 しん‐にゅう新入‥ニフ あらたにはいって来ること。また、その者。しんいり。「―社員」 ⇒しんにゅう‐せい【新入生】 しん‐にゅう滲入‥ニフ しみこむこと。 じん‐にゅう人乳】 人間の乳汁。母乳。 しんにゅう‐せい新入生‥ニフ‥ 新入学の生徒。〈[季]春〉 ⇒しん‐にゅう【新入】 しん‐にゅうまく新入幕‥ニフ‥ 相撲で、初めて十両から幕内前頭に昇進すること。

まこと‐に【真に・実に・誠に・寔に・洵に】🔗🔉

まこと‐に真に・実に・誠に・寔に・洵に】 [一]〔副〕 いつわりなく。ほんとうに。転じて、非常に。竹取物語「―つばくらめ巣つくれり」。「―光栄だ」 [二]〔感〕 「まこと」に同じ。 ⇒ま‐こと【真・実・誠】 ○真にもってまことにもって 「まことに」を強めた語。はなはだ。「この度は―残念なことでした」 ⇒ま‐こと【真・実・誠】

○真にもってまことにもって🔗🔉

○真にもってまことにもって 「まことに」を強めた語。はなはだ。「この度は―残念なことでした」 ⇒ま‐こと【真・実・誠】 まこと‐の‐はな真の花】 能楽で、鍛錬と工夫とを究めて得た真実の花の面白さ。風姿花伝「此の花は―にはあらず」↔時分の花。 ⇒ま‐こと【真・実・誠】 まこと‐の‐ひと真の人】 道徳を成就した人。真理を悟った人。真人しんじん。徒然草「―は智もなく徳もなく功もなく名もなし」 ⇒ま‐こと【真・実・誠】 まこと‐の‐みち真の道】 仏の道。仏道。新古今和歌集「さとり行く―に入りぬれば」 ⇒ま‐こと【真・実・誠】 まこと‐や実や】 〔感〕 (→)「まこと」に同じ。 ⇒ま‐こと【真・実・誠】

○真に受けるまにうける🔗🔉

○真に受けるまにうける ほんとうにする。ほんとうだと思う。「冗談を―」 ⇒ま【真】 マニエールmanière フランス】 手法。技法。また自己の特異な技法を誇示する傾向。 マニエリスムmaniérisme フランス】 美術史上、ルネサンスからバロックへ移行する時期の誇張の多い技巧的様式。ティントレット・エル=グレコなどに見られる。文学史上、同時期に見られる技巧偏重の傾向についてもいう。 マニオクmanioc】 トウダイグサ科の熱帯低木キャッサバの塊根。アフリカ・中南米・東南アジア・オセアニアで食用として広く栽培。マニホック。マンニョータ。 マニキュアmanicure】 手の爪の手入れ・化粧。爪をみがき、つや出しし、色つけなどをする。→ペディキュア マニ‐きょう摩尼教・末尼教‥ケウ ペルシアのゾロアスター教を基本とし、キリスト教的要素をも加味したグノーシス宗教。3世紀中頃のペルシア人マニ(Mani)が教祖。善は光明、悪は暗黒という倫理的二元論を教理の根本とし、教徒は菜食主義・不淫戒・断食・浄身祈祷をする。ゾロアスター教の圧迫でマニは処刑され、この宗教の活動の中心は後にサマルカンドに移り、ウイグル人の間に拡がった。唐の則天武后の時に中国に伝わり、12世紀頃まで行われた。摩尼祆教まにけんきょうま‐にし真西】 ただしく西にあたる方角。正西。 まに‐しゅ摩尼珠(→)摩尼1に同じ。太平記26「天上の―、海底の珊瑚樹」 マニッシュmannish】 (女性の服装・髪型などが)男性的なさま。 マニトバManitoba】 カナダ中部の州。州都ウィニペグ。春小麦栽培の中心地として知られる。 マニフィカトMagnificat ラテン】 (「賛美する」の意) ①聖母マリアの賛歌。エリサベト(洗礼者ヨハネの母)の受胎告知祝いに答えたもの。新約聖書のルカ福音書に見える。 ②1を歌詞とする聖歌。カトリック典礼で晩の祈り中の賛歌として歌われるほか、キリスト教会諸派でも歌われる。 マニフェストmanifesto】 ①宣言。宣言書。 ②特にマルクス・エンゲルスの「共産党宣言」を指す。 ③選挙で、政党・候補者が掲げる具体的な公約。 マニフェスト‐デスティニーManifest Destiny】 明白な天命。アメリカの膨張主義思想を象徴する言葉。19世紀中頃から西部へ領土を拡大することの正当化に用いられ、後に海外への帝国主義的行動にも転用。 マニプリーmanipurī ヒンディー】 北東インドの古典舞踊の一種。アッサム州マニプリ地方の郷土舞踊であったものを舞台化したもの。通常、女性の群舞。 マニプルManipur】 インド北東端の州。東はミャンマーに接する。州都インパール。 まに‐ほうでん摩尼宝殿】 〔仏〕兜率とそつ天にある、摩尼で造った宮殿。弥勒菩薩が住む。 マニホールドmanifold】 ①内燃エンジンの吸排気を分岐させたり一つにまとめたりするパイプ。多分岐管。 ②〔数〕多様体。 マニホットmanihot】 〔植〕(→)キャッサバに同じ。またその塊根。 ま‐に‐ま随・随意】 〔副〕 (→)「まにまに」に同じ。万葉集9「死にも生きも君が―と思ひつつ」 ⇒まにま‐に【随に・随意に】 まにま‐に随に・随意に】 〔副〕 そのままに任せるさま。物事の成行きに任せるさま。まにま。ままに。万葉集5「天へ行かば汝が―」。「波の―ただよう」 ⇒ま‐に‐ま【随・随意】 マニュアルmanual】 ①「手の」「手動の」の意。「―操作」↔オートマチック。 ②手引き。便覧。取扱い説明書。「―通りの応対」 ⇒マニュアル‐しゃ【マニュアル車】 マニュアル‐しゃマニュアル車】 変速装置が手動式の自動車。MT車。↔オートマ車 ⇒マニュアル【manual】 マニュスクリプトmanuscript】 ①(印刷術創始以前の)写本。 ②原稿。 ③映画の脚本。放送の台本。スクリプト。 マニュファクチャーmanufacture(→)工場制手工業マニラManila】 フィリピン共和国の首都。ルソン島南西岸に位置し、16世紀以来スペインの東洋貿易基地として発展。1975年、隣接地域を併合してメトロ‐マニラ(Metro Manila)となる。人口158万1千(2000)。 ⇒マニラ‐あさ【マニラ麻】 ⇒マニラ‐し【マニラ紙】 ⇒マニラ‐ロープ【Manila rope】 マニラ‐あさマニラ麻】 バショウ科の多年草。フィリピンの原産。高さ2〜6メートル。バナナの木に酷似する。葉は巨大な長楕円形。葉柄の繊維は良質で、綱・織物などを作る。繊維作物として栽培。 ⇒マニラ【Manila】 マニラ‐しマニラ紙】 黄褐色の強靱な包装紙。もとマニラ麻を原料としたが、現在は木材パルプから作る。かつて電話・ケーブル心線の被覆などに用いた。 ⇒マニラ【Manila】 マニラ‐ロープManila rope】 マニラ麻を縒り合わせて作った綱。 ⇒マニラ【Manila】 まにわ真庭‥ニハ 岡山県北部の市。中国山地に位置し、蒜山原ひるぜんばらなどは大山隠岐国立公園の区域。中心地区の勝山はもと三浦氏2万3000石の城下町。人口5万2千。 まにわ‐ねんりゅう馬庭念流‥ニハ‥リウ 剣術の一派。慶長(1596〜1615)年間、上州馬庭村(群馬県多野郡吉井町)の郷士樋口又七郎定次を祖とする。慈恩の念流の流れを汲む。 ま‐にんげん真人間】 人の道に外れない正しい生き方をしている人間。まともな人間。まじめな人間。「改心して―になる」 ま・ぬ真似】 〔他下二〕 ⇒まねる(下一) マヌーツィオAldo Manuzio】 イタリアの出版者・印刷業者。ヴェネツィアの印刷業を隆盛に導いた。エラスムスと交遊。(1450〜1515) マヌーバーmanoeuvre; maneuver】 策略。作戦。 ま‐ぬか・れる免れる】 〔自他下一〕[文]まぬか・る(下二) (古くは自動詞、今は他動詞にも用いる。マヌガレルとも)好ましくない事柄や災いなどを、こうむらずに済む。のがれる。万葉集3「生ける者死ぬとふことに―・れぬものにしあれば」。「災難を―・れる」「零敗を―・れる」 マヌカンmannequin フランス⇒マネキン ま‐ぬけ間抜け】 間の抜けたこと。する事にぬかりのあること。また、その人。とんま。「―な奴」 ま‐ぬ・ける間抜ける】 〔自下一〕 間が抜けているさまである。まぬけな感じである。 ま‐ぬし澗主】 船曳揚場の所有主。利用者の漁獲物の受託販売の権利をもち、売上高から澗代・手数料を収受した。→反子そりこ2 マヌ‐ほうてんマヌ法典‥ハフ‥ (Manusmṛti 梵)紀元前後に成立したインドの法典。ヒンドゥー教徒の生活を規定。12章にわたり韻文で叙述、バラモンの特権的身分を強調。後代法典の基礎となる。 ま‐ぬらる (マは接頭語。ヌラルは上代北陸方言か)ひどくののしられる。万葉集16「はしたての熊来くまき酒屋に―奴やつこわし」 ま‐ぬる・い間緩い】 〔形〕 することが遅くて間に合わない。てまどって遅い。まのろい。 まね (関東・東北地方の太平洋岸で)漁村で合図に用いる旗。また、大漁のとき船に掲げる旗。 ま‐ね真似】 ①まねること。模倣。日本霊異記「舌を嘗なめつり唾を飲み、膾を切る効まねを為し」。「―がうまい」 ②動作。ふるまい。しぐさ。源氏物語帚木「まかで給ふ―して道の程よりおはしましたり」。「馬鹿な―はよせ」 マネEdouard Manet】 フランスの画家。印象派の指導者。特にベラスケス・ゴヤらスペイン絵画の影響をうけ、思い切りのよい筆触と豊かな色彩とが特徴。作「草上の昼食」「オランピア」など。(1832〜1883) マネ 提供:Photos12/APL 「笛を吹く少年」 提供:Photos12/APL 「草上の昼食」 提供:Photos12/APL マネーmoney】 かね。ぜに。 ⇒マネー‐ゲーム ⇒マネー‐サプライ【money supply】 ⇒マネー‐ビル ⇒マネー‐フロー‐ひょう【マネーフロー表】 ⇒マネー‐ローンダリング【money laundering】 マネー‐ゲーム (和製語)高金利・高配当をねらって投機的に行う投資や資金の運用。 ⇒マネー【money】 マネー‐サプライmoney supply】 金融機関以外の民間部門に流通している通貨の総称。M(現金通貨・要求払い預金の合計)・M(Mと定期性預金の合計)のほか、MとCD(譲渡性定期預金)との合計を指標とすることが多い。物価との相関度が高く、金融政策上、重視される。通貨供給量。 ⇒マネー【money】 マネージmanage】 取り扱うこと。処理すること。管理すること。 マネージメントmanagement】 ①管理。処理。経営。 ②経営者。経営陣。「トップ‐―」 ⇒マネージメント‐バイアウト【management buy-out】 マネージメント‐バイアウトmanagement buy-out】 企業の経営陣が、自社や自社の事業部門を買収すること。多く、子会社・事業部門の閉鎖に対して事業を継続するために行われる。MBO ⇒マネージメント【management】 マネージャーmanager】 ①支配人。経営者。管理人。監督。 ②学校の運動部などで、選手の世話をする人。 ③芸能人のスケジュール調整や渉外などの世話をする人。 マネー‐ビル (ボディー‐ビルをまねて1956年につくられた和製語)利殖。財産作り。 ⇒マネー【money】 マネー‐フロー‐ひょうマネーフロー表‥ヘウ (flow-of-funds account)一国経済の通貨・信用の流れを、企業・個人・政府・金融・海外など経済主体の部門別(誰から誰に)・形態別(どのような取引で)に記録した計算体系。日本銀行が年間・四半期ごとに作成。資金循環勘定。 ⇒マネー【money】 マネー‐ローンダリングmoney laundering】 不正な取引で得た資金を、預金口座を移動したり外国の不動産に投資したりして合法的であるかのように偽装すること。資金洗浄。 ⇒マネー【money】 まね‐かた真似形】 形をまねたもの。模型。また、本格的なものでなく、まね程度のもの。浮世床2「私どもの歌ふはほんの―ばかり」。「五重塔の―を作る」

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