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しん‐り【真理】🔗🔉

しん‐り真理】 ①ほんとうのこと。まことの道理。「不変の―」 ②〔哲〕(truth イギリス・Wahrheit ドイツ) ㋐意味論的には、命題の表している事態がその通りに成立していること。例えば「雪が白い」という命題が真であるのは、事実雪が白いときである。 ㋑真理認識の方式にはおおよそ三つの立場がある。命題(認識する知性)と実在との合致によって真が成立すると考える対応説。当の命題が整合的な信念体系の内部で矛盾せず適合するときに真が成立すると考える整合説。命題や観念が実践的行為において有効・有益であるときに真が成立すると考えるプラグマティズム。ほかに、「Pは真である」は命題Pと同義であるとする真理の余剰説などがある。 ㋒倫理的・宗教的に正しい生き方を真理ということもある。 ⇒しんり‐ち【真理値】

しんり‐ち【真理値】🔗🔉

しんり‐ち真理値】 〔論〕(truth-value)真と偽とを命題の価値と見たときの呼称。古典論理においてすべての命題は真もしくは偽である。命題が真であるとき、それは真理値「真」をもつと言われ、偽であるとき、真理値「偽」をもつと言われる。真偽以外の中間の値をもつ多値論理の体系も存在する。真偽値。 ⇒しん‐り【真理】

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