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しん‐り【真理】🔗🔉

しん‐り【真理】 1 ほんとうのこと。まことの道理。真実のこと。 2 哲学で、古代・中世には、認識が実在の事物に一致すること。スコラ哲学では、この認識の真理をささえる絶対の真理として神を考え、神は信仰によって啓示されるとした。近代では、判断が思惟法則に一致するという形式的真理と、判断が経験の先天的原理である悟性の法則に一致するという認識の真理がとりあげられた(カント)。現代では、命題の性質とみなされ、論理学におけるトートロジー(恒真式)群とその変形という形式的真理と、命題と事実の一致という認識の真理、命題が絶対とみなされた一貫した体系全体の必然的な一部分であると認められることという筋道一貫の真理、命題が有効であるというプラグマチックの真理、意志から独立に存在する物質とその運動を認め、物質を正しく反映する意識をさす唯物論的真理などに分かれて研究されている。 3 真如(しんにょ)のこと。真実で永遠不変の理法をいう。

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