複数辞典一括検索+

にらま・える【睨まえる】ニラマヘル🔗🔉

にらま・える睨まえるニラマヘル 〔他下一〕[文]にらま・ふ(下二) (→)「にらむ」に同じ。平家物語11「舟の方を―・へ」

にらみ【睨み】🔗🔉

にらみ睨み】 ①にらむこと。「ひと―」 ②他をおさえつける威勢。「―が利く」 ③眼のつけかた。着眼。 ⇒にらみ‐あい【睨み合い】 ⇒にらみ‐くら【睨み競】 ⇒にらみ‐だい【睨み鯛】

にらみ‐あい【睨み合い】‥アヒ🔗🔉

にらみ‐あい睨み合い‥アヒ ①にらみあうこと。敵対。「―が続く」 ②(取引用語)売方も買方も機会をねらって手出しをしないこと。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐あ・う【睨み合う】‥アフ🔗🔉

にらみ‐あ・う睨み合う‥アフ 〔自五〕 ①互いににらむ。また、互いににくむ。「力士が土俵上で―・う」 ②敵対する者が互いに自重して手を出さずにいる。「国境をはさんで―・う」

にらみ‐あわ・せる【睨み合わせる】‥アハセル🔗🔉

にらみ‐あわ・せる睨み合わせる‥アハセル 〔他下一〕[文]にらみあは・す(下二) あれとこれとを比較して考え合わせる。「市価と―・せて値段を決める」

にらみ‐くら【睨み競】🔗🔉

にらみ‐くら睨み競】 (ニラミクラベの約)(→)「にらめっこ」に同じ。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐す・える【睨み据える】‥スヱル🔗🔉

にらみ‐す・える睨み据える‥スヱル 〔他下一〕[文]にらみす・う(下二) じっとにらみつける。

にらみ‐だい【睨み鯛】‥ダヒ🔗🔉

にらみ‐だい睨み鯛‥ダヒ 正月や結婚式などの席に縁起物として飾る鯛。 ⇒にらみ【睨み】

にらみ‐つ・ける【睨み付ける】🔗🔉

にらみ‐つ・ける睨み付ける】 〔他下一〕[文]にらみつ・く(下二) 激しい勢いでじっとにらむ。「きっと―・ける」

にら・む【睨む】🔗🔉

にら・む睨む】 〔他五〕 ①鋭い目をしてみつめる。目を怒らして見る。源氏物語明石「院の御門、御前の御階のもとに立たせ給ひて、御気色いとあしうて、―・み聞えさせ給ふをかしこまりておはします」。「こわい顔で―・む」 ②見当をつける。見込みをつける。「このあたりだと―・んだ」 ③注意力を集中してみつめる。「盤面を―・んで長考する」 ④(「―・まれる」の形で)要注意者として特に目をつける。「先生に―・まれる」 ⑤先のことまで考慮する。計算に入れる。「改選を―・んで発言する」

にらめっ‐くら【睨めっくら】🔗🔉

にらめっ‐くら睨めっくら】 (ニラメクラベの転)(→)「にらめっこ」に同じ。

にらめっ‐こ【睨めっこ】🔗🔉

にらめっ‐こ睨めっこ】 ①互いに睨みあうこと。特に、(子供が)二人睨みあって先に笑い出した方を負けとする遊戯。にらみくら。にらめっくら。 ②注意深く見続けること。「時刻表と―する」

にら・める【睨める】🔗🔉

にら・める睨める】 〔他下一〕 にらむ。歌舞伎、兵つわもの根元曾我「梶原、頼朝を―・める」

ね・む【睨む】🔗🔉

ね・む睨む】 〔他下二〕 ⇒ねめる(下一)

ねめ‐か・く【睨め掛く】🔗🔉

ねめ‐か・く睨め掛く】 〔他下二〕 にらみつける。宇治拾遺物語9「―・けて帰りにければ」

ねめ‐ころ・す【睨め殺す】🔗🔉

ねめ‐ころ・す睨め殺す】 〔他四〕 にらみつけて殺す。にらみころす。浄瑠璃、大職冠「長居をせば―・す」

ねめ‐つ・ける【睨め付ける】🔗🔉

ねめ‐つ・ける睨め付ける】 〔他下一〕[文]ねめつ・く(下二) にらみつける。浄瑠璃、博多小女郎波枕「とつとと行けと―・くれば」。「眼光するどく―・ける」

ねめ‐まわ・す【睨め回す】‥マハス🔗🔉

ねめ‐まわ・す睨め回す‥マハス 〔他五〕 にらみながら見まわす。にらみまわす。

ね・める【睨める】🔗🔉

ね・める睨める】 〔他下一〕[文]ね・む(下二) にらむ。古今著聞集16「―・めつつ見かへり見かへりにらみけり」

[漢]睨🔗🔉

 字形 〔目部8画/13画/6643・624B〕 〔音〕ゲイ(漢) 〔訓〕にらむ [意味] (横目で)見る。にらむ。「睥睨へいげい

広辞苑で始まるの検索結果 1-20